禁じられた国境モヤレを越え、エチオピアからケニアへ入国!!

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エチオピアⅡ④ エチオピア南部は総スルーしちゃいます
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19ヶ国目【ケニア共和国】

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首都:ナイロビ

為替:1ケニアシリング=1.1027円

アフリカでは珍しく独立当初から資本主義体制を貫いたため、経済発展に成功し、長らく東アフリカの経済の中心であり続けた。

現在はGDPではエチオピアに逆転を許しているが、首都であるナイロビは以前として東アフリカのビジネスの玄関口と言われている。

有名なマサイ族含む、数多くの少数民族が住む。

住民の殆どは、プロテスタント、カトリックを含むキリスト教である。

【絶対に通ってはいけない?】モヤレの国境を越え、コンソの村からケニアへ突入!!

2019.2.20

今日は昨日泊まっていたエチオピアのコンソの村から、モヤレの国境を越えてケニアに行く。

このモヤレの国境は非常に危険な場所と言われていて、過去に何度もバスジャック事件や強盗、殺人などの凶悪犯罪が起きている。

地球の歩き方にも、「この国境は絶対に越えてはいけません」と書いてあるほど。

いろいろ曰くがあるので興味のある方は自分で調べてください。

とにかく、世界一危険な国境と言われているのがこの国境なのだ。

僕がゴンダールにいたときも、モヤレの国境で韓国人の旅行者が2人殺されたという話を聞いてちょっとビビっていた。

とは言っても、ここを越えなくてはケニアには行けない。

選択肢はないと言える。

5時ころ集合と言われていたので、早めに4:30頃コンソのバスステーションに向かう。

150ブル(500円位)を払い、モヤレ行きのバスに乗り込む。

6時前に出発したバスは順調に進み、11時過ぎにモヤレの街のエチオピア側に到着した。

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まっすぐの道がケニアまで続いている。

聞いていた話だと、イミグレは12時ころから昼休みに入ってしまう。

そしてモヤレからのバスは2時。

昼前にイミグレを通れないと今日はバスで移動できないかも知れない。

明日だったとしたら、この危険なモヤレに1泊しなくてはならない。

正直それだけは避けたいので、急いで国境に向かう。

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エチオピアからの言葉「Thanks & Visit again」

正直、うざい客引きなども多く、移動もきつい。飯もまずい。

うんざりすることも多かったエチオピアだが、なぜだか嫌いじゃなかった。

どこまでも広がる山並みは移動中の僕を飽きさせることはなかったし、どこか牧歌的な雰囲気はやはり良いものだった。

ケニアのことを調べていて知ったのだが、エチオピアは今、急激に経済成長をしているらしい。

なんでも、南部にいくつも工業団地をつくり、アフリカでは珍しく農業でなく工業で国を発展させていこうというという政策を行っているんだとか。

もちろん工業団地の建設は中国が請負い、中国企業の工場がたくさん誘致されるんだろう。

やはり懸念されるのは、環境問題など。

働き口が増えるのは良いことなんだろうが、このエチオピア独特の雰囲気がなくなってしまわないことを願う。

そんなことを思いながらエチオピアとケニアのイミグレを越えて、ケニアに入国した。

モヤレの国境で東アフリカ3国ビザをゲット!!

ケニアの国境では、東アフリカビザというビザをアライバルで取得。

このビザは、ケニア、ウガンダ、ルワンダの3ヶ国を自由に行き来できるビザだ。

料金は100ドル。

3ヶ国をそれぞれで取得すると130ドルかかるので、3ヶ国いく場合は東アフリカビザを取っていしまったほうが楽。

写真が必要という話も聞いていたけど、写真なしでOK。

イミグレでもらった申請書を書いてお金を払うだけで取得できた。

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ケニア側。

道は綺麗に舗装されている。

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なんとか昼休み前(12:00ピッタリくらい)に入国できた。

ここからは、一気にナイロビまで移動します。

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バスオフィス。

モヤレも小さい街なので、すべて徒歩移動でOK。

大通りを歩いていくだけなので、迷うことはないと思う。

バスチケット(ナイロビまで直通、2,000シリング(2,200円くらい))を購入。

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1,500シリングまで負けてくれるバス会社もあったのだけど、一番バスが綺麗そうなMoyale starというバス会社を選んだ。

支払いはケニア・シリングですが、なぜか僕はこれまで北上してきた日本人3人からシリングを入手していたので、チケットを買う分のお金があった。

エチオピアブルも少し余っていたので、国境によくいるような両替ににいちゃんに頼んで両替したのだが、レートは1ブル=2.5シリング。

公定レートより2割ほど悪い。

ただ、どうやらこれが相場みたい。

やはりケニアの通貨はアフリカの中では強い方みたいね。

ケニア料理はザ・アフリカン料理

チケットを入手してからゆっくり食事をとる。

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100シリングでこれ。

米にいもと野菜と豆。

なかなか美味しい。

これはエチオピアと違って期待ができる。

ちなみにモヤレはムスリムが多いらしい。

レストランではスーダン人みたいなかっこうをした人が、チキンをまるごと食べていた。

メニューにはチキンなんてなかったが、彼らは持参したんだろうか?

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売店。

鉄格子がついているのは、当然「危険だから」とのこと。

この後いくナイロビでも、ほとんどの店がこんな感じだった。

モヤレの売店でSIMカードをゲット! ケニアのネットはサックサク!

売店でSIMカードを取得。

SIM本体500シリング(550円くらい)、1週間利用可能の3GBをチャージして500シリング、トータル1,000シリング(1,100円くらい)。

エチオピアとは違い、ネットはサクサク。

さすがケニアと思ってしまう。

またまたバスでモヤレからナイロビへ!凶悪都市が待っている!

2時ころバスに乗り込む。

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バスの中はめちゃ綺麗。

背もたれも倒せるし、かなりくつろげる。

そうこうしているうちにバスは出発。

ケニアでは夜行バスが許されているため、このバスは夜通し走り、明日の朝6時にはナイロビに到着するようだ。

ナイロビへの移動は、バスが綺麗なのに加えて道も新しく舗装されていて、かなり快適だった。

それに、バスの中には銃を持ったセキュリティが2人も常駐し、1時間に1回はチェックポイントがありバスジャックが入る余地なんてないように思えた。

チェックポイントも、夜になってモヤレが遠のくと自然となくなって、寝るのには問題ない。

まさにこれまでのアフリカで一番快適な移動と言えよう。

ただ、昼間のうちはバスの車内にケニアの音楽が爆音で流れてうるさかったが、そのくらいは我慢することができた。

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エチオピアほどじゃないが、そこそこ綺麗な景色が続く。

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しばらくするとあたり一面に赤土が広がる。

こんな感じの場所をずーっとすすむ。

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途中の休憩。

暗くなってきた。

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途中の街で食事休憩。

昼もそうだったが、ケニアでは米が食べれるところが多いらしい。

助かる。

明日の朝にはナイロビに到着。

予定通りに着いてくれることを願いながら眠りについた。

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治安は最悪?モヤレの国境から3大凶悪都市の1つナイロビに到着
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