◆ルート
日本→中国→ベトナム→ラオス→タイ→ミャンマー→日本→ウズベキスタン→キルギス→カザフスタン→日本→イラン→UAE→イスラエル・パレスチナ→ヨルダン→エジプト→スーダン→エチオピア→ジブチ→ソマリランド→エチオピアⅡ→ケニア→ウガンダ→ルワンダ→ブルンジ→タンザニア→モザンビーク→マラウイ→ザンビア→ジンバブエ→ボツワナ→ジンバブエⅡ→モザンビークⅡ→エスワティニ→南アフリカ→レソト→南アフリカⅡ→ベラルーシ→ウクライナ→モルドバ→沿ドニエストル→モルドバⅡ→ルーマニア→イギリス→アイルランド→キューバ
◆39ヶ国目【キューバ共和国】
首都:ハバナ
為替:1キューバペソ=4.0680円
20世紀半ばに発生したキューバ革命により、アメリカ大陸唯一の社会主義国となった。
それからしばらくの間は反米・親露政権により、アメリカとの国交を断交。
その影響で世界の資本主義市場からは取り残されてきた。
それが2015年になってアメリカとの国交が回復。
急速に変わりつつある国といわれている。
◆2019.6.19
今日はいよいよヨーロッパを離れ、カナダ経由でキューバに飛びます!
カナダでのトランジットは6時間ほど!
本当はカナダの知り合いに会うために一度カナダに入国しようと、eTa(簡易ビザ)の手続きを続けていたんだけど、知り合いに仕事ができたとかで会えなくなった。
ので、残念ながらカナダ入国は次回に!
でも、アメリカ経由じゃなくてカナダ経由ってのがちょっとした反米を示してるなーみたいに感じてしまう。
ダブリン市街から空港へはバスで1本。
専用のシャトルバス的なやつに乗るだけで簡単に着きます!
ダブリン空港~。
キューバへの入国のためにはツーリストカードという入国カードが必要らしい。
これは事前に入手が必要で飛び元の空港で入手できるらしいんだけど、チェックイン時に聞いてみると機内で入手できるとのこと。
ほんとかな…?
まあなんとかなるでしょーと軽い気持ちで出国審査を終わらせる。
そう言えば事前の情報どおり、出国審査なんてものは全くありませんでした。
いやいや、適当すぎるだろ!アイルランド!
そんな国、アフリカでさえなかったのに。
空港内にあったポスト。
本当はこれが街中で見たかった!
電話ボックスも緑色~。
ダブリン空港ではラウンジが使える。
もちろん飲むのはギネスビール。
注ぐときは、グラスの上で缶を逆さまにして一気に注ぎます!
見て分かる通り、泡がクリーム状になってうまい…!
たっぷりアイルランド最後のビールを楽しんだあと、一気にカナダはトロントへ!
トロント空港でもラウンジで暇を潰し、またまた飛んでハバナへ!!
飛行機から見た景色。
一瞬氷河とかかな?と思ったけど雲だった!残念だ!
機内では無事ツーリストカードがもらえた。
現地でももらえるみたいだけどお金がかかるみたいね。
機内でちゃんともらっておくのがベター。
そして、流石ラテン!スペイン語です!
これは関税の申告書。
そんなこんなで1日かけて、ハバナ空港に到着!
到着は夜の11時!
いやー飛行機取るときわかってたんですけどね…。
出発が朝7時になるのか、到着が夜11時になるのかの2択で迷って後者にした。
キューバは治安も悪いし、今日は空港内で泊まる覚悟だ。
入国審査を終わらせてメインバッグを回収。
さて、今日できることは今日のうちにやっておくことにした。
まずは空港内でWifiが使えるか確認。
いくつかWifiが飛んでいたが、事前登録無しで使えそうなやつが1つもなかった。
一応空港スタッフにも聞いてみたが、英語が通じる人が全然いない…。
まーでも、どうやらだめみたいだ。
僕はこのときまだ、「空港では使えないのかー」くらいにしか考えてなかった。
後に、これが大問題だということに気づく。
そもそも、キューバっていうのは本来世界でも屈指の旅がしにくい国だったみたいなのに、僕は事前の調べを全くしていなかったのだ。
調べたことと言えばATMが存在するかどうかくらい。
存在するみたいだったので「あ、イランやスーダンよりマシじゃん」くらいに考えていた…。
甘い甘い。
明日の移動について、人に聞いてみたがそれもよくわからない…。
ただやっぱり明日の朝にならなければ交通手段はないみたい。
あと、SIMカードも朝にならないと買えないとか。
ふむ…。
とりあえずATMでお金を下ろすことにする。
なんか国民IDの番号を要求されたけど、近くの人にきいたら適当な番号を入力して手続きを進めてくれた。
しかも彼はその後勝手に金額まで指定して、引き出しまでやってくれた。
その指定した金額は100!
あれ?これって400円くらいじゃない??流石に少なすぎでしょ!!
でも彼は「大丈夫でしょ!」みたいに言ってくる。
ん?そんなに物価安いのかな??
空港の売店を確認。
プリングルスが5ペソ。
プリングルス20個分じゃ、この先6日間滞在するには少なすぎるのでは?
他の商品を見ると、なぜか値札が2種類付いている。
店員にきいてみると、数字が小さい方しか見なくていいらしい。
…?どういうことだ?
両替屋の表示。
ここで不思議なものをみた。
上から3つ目にキューバ・ペソというものがあるではないか!
キューバ・ペソが、まるで外貨のように表示されているけど、そうなるとそもそもこのレート表の基準となる通貨はなんなのだ??
通貨Xが1に対して、日本円が100くらい。
通貨Xが1に対して、キューバペソが25だから、キューバ・ペソ1に対して日本円が4ということになる。
ということはこのキューバ・ペソは僕の為替アプリに載ってきているキューバペソで間違いないらしい…。
では通貨Xとは??
色々両替商にきいてみると、キューバには2種類の通貨があることがわかった。
いや…これは知らなきゃわからないでしょ…。
後日ネットで調べると、もう一つの通貨の名前はCUC(セウセ、クックなどと呼ぶ)。
一応使い分け的には、CUCが観光客用、ペソが現地民用という事になっているらしい。
なんでも外貨流出を防ぐためにこんな二重通貨制になっているらしいけど、二重通貨制にすると外貨が流出しないの?
イマイチイメージができないのだが…。
まあいいや。
ちなみに店などの値段表記では、クックかペソかわかるような記号などはありません。
だいたい観光客用の店だったらクック、ローカルだったらペソというようなあやふやな判断が必要らしい。
店の人に聞いてもいいけど、ちゃんと答えてくれるかな?って感じらしいですね。
ボッタクリのネタにしかならなそうだけど。
そういえばさっきから「チューッ!チューッ!」みたいな音がそこかしこから聞こえてくる。
なにかと思ってあたりを見回すと…。
みんなキスしまくってるじゃん。しかもわざと音を立ててるみたいに!
いやいややりすぎでしょ、さすがはラテンの国…。
そんな中でとりあえず睡眠を取ることに。
ここでも!持ってたよかった寝袋!
バッグはちゃんとロックをかけて持っていかれないようにして枕にして就寝。
久しぶりの硬い床だったが、移動疲れですぐに意識が落ちていった。
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