めんどくさいビザ事情?アフリカから旧ソ連の国ベラルーシに到着!

ミンスクの町並み ベラルーシ
ミンスクの町並み

今日の旅情報

これまでのルート

日本→中国→ベトナム→ラオス→タイ→ミャンマー→日本→ウズベキスタン→キルギス→カザフスタン→日本→イラン→UAE→イスラエル・パレスチナ→ヨルダン→エジプト→スーダン→エチオピア→ジブチ→ソマリランド→エチオピアⅡ→ケニア→ウガンダ→ルワンダ→ブルンジ→タンザニアモザンビーク→マラウイ→ザンビア→ジンバブエ→ボツワナ→ジンバブエⅡ→モザンビークⅡ→エスワティニ→南アフリカ→レソト→南アフリカⅡ→ベラルーシ

32ヶ国目【ベラルーシ共和国】

f:id:sasetsu_u:20190525175814p:plain
首都: ミンスク

為替:1ベラルーシ・ルーブル=52.6837円

ロシアの西に位置する旧ソ連の国。

ロシアの影響が大きく、国民のほとんどはロシア語を話す(公用語はロシア語とベラルーシ語)。

ルカシェンコ大統領が長年政権を握る「ヨーロッパ最後の独裁国家」と言われ、言論統制が非常に激しい。

そのせいか欧米諸国とはすこぶる関係が悪い。

今でもソ連回帰を願っている数少ない国の一つであり、実はロシアとともに「ベラルーシ・ロシア連合国家」という国を構成している…はずなのだが、ロシア側からの反発などがあり事実上国としての実態は成していない。

(しかしロシア-ベラルーシ間の飛行機は国内線扱いになっているなど、ところどころにその影響は現れている。)

ウクライナの影に隠れているが、実はかなり美人が多い国の一つ。

旧ソ連時代に、ベラルーシとウクライナの国境付近(ウクライナ側)でチェルノブイリ原発事故が発生。

風向きの関係でベラルーシが最も被害をうけ、一時は国土の1/3が使えなくなったと言われている。

現在は植林活動などによって、徐々に事故の影響から回復しつつある。

新しい!新イスタンブールを経由してベラルーシのミンスク空港に到着!!

前日、ケープタウン空港を出発してベラルーシに向けて出発した記事はコチラ↓

とうとう半年旅したアフリカを脱出!!次なる目的地はヨーロッパ!
今日の旅情報これまでのルート日本→中国→ベトナム→ラオス→タイ→ミャンマー→日本→ウズベキスタン→キルギス→カザフスタン→日本→イラン→UAE→イスラエル・パレスチナ→ヨルダン→エジプト→スーダン→エチオピア→ジブチ→ソマ...

2019.5.20

 ケープタウンから一睡もせずにトルコのイスタンブールに到着!

飛行機ではずーっと映画を見ていた。

実は、今まであまり長距離で飛ぶことはなかったので、飛行機で映画とかを見るのは初。

どーせ昔の映画とかばっかりなんだろう…と思っていたら、ラインナップを見てびっくりした。

けっこう最近のやつあるじゃん。

て言っても普段映画とか見ないから、何を見ていいかわからん…。

とりあえず名前の知ってる「グレイテスト・ショーマン」、「ファンタスティック・ビースト」、あと「犬ヶ島」とか言う日本を舞台にした外国人監督の変な映画。

前者2つはまあ良いにしても、犬ヶ島は犬虐待(排除)を題材にしたアニメーション。

正直なぜ日本を舞台にしたんだ…と思う内容だったが。

そうこうしているうちにイスタンブールに到着。

前回ドバイからイスラエルに飛んだときも、イスタンブールの空港を経由しました。

そのときはラウンジをプライオリティパスで利用し、ずーっとワインを飲んでた記憶があったので、「トランジット7時間あるし、今回も飲むかー」なんて思っていたが、なんだか様子がおかしい…。

めちゃくちゃ新しい!!イスタンブール新空港!

f:id:sasetsu_u:20190522013052j:plain

f:id:sasetsu_u:20190522013010j:plain

f:id:sasetsu_u:20190522013045j:plain

なんだかすごく新しくないですか??

調べたらここ、前回きた場所と違う「イスタンブール新空港」という空港だった!

どのくらい新しいかというと、去年の10月から旧空港との並行稼動を開始(1日数便だけテスト的にこっちを使っていた)。

そして今年の4月6日(先月!)から旧空港は閉鎖され、完全にこっちを使うようになったらしい。

な、なんと…。

そしてこの空港、プライオリティパスを使えるラウンジがなかった。

無念…。

しかも空港のWifiは1時間くらいしか使えない。

他にWifiがある店もない。

非常に遺憾である…!

新しいばっかりで何の役にも立たないではないか!

まーまだまだ建設途中でもあるので、そのうちラウンジもできるのかな?

Wikiによると2030年までに建設完了予定らしいし。

長い…。

f:id:sasetsu_u:20190522012944j:plain

回転寿司屋もあった。

当然こんなところで食べませんが。

本当はこの乗換の時間で、ミンスクの宿とか移動手段を調べようとしていたのだけど、Wifiがなくてできず…。

(空港のWifiは1時間くらい使えたけど、時間制限があることを知らず、どーでもいい調べごとに使ってしまった。)

まあ着いてからなんとかなるかあ。

ベラルーシのミンスク空港に到着!!入国のためには保険加入が必要!

昼頃ベラルーシ行きの便に乗り込み…数時間でミンスクに到着~!近い!!

ベラルーシはヨーロッパで唯一VISAが必要な国。

ただ、空路で入出国する場合は30日間は免除!

なのでそこらへんにあった入国カードを書いて、意気揚々とイミグレに向ったのですが、拒否された!

どうやら生命保険?に入っている必要があるらしい。

僕は海外保険に入っていたのですが、証明書はメインバッグの中。

そして預け荷物にしていた!

イミグレの前に保険屋さんの窓口があって、そこで1日分だけでもいいから加入してくれと言われました。

1日で2ドル。

まーそのくらいしょうがないか…。

ちなみに入国カードはいらないらしいです。

これはロシアから飛んでくるときだけ必要らしい。

諸処の事情からロシア・ベラルーシ間の飛行機は国内線扱いになっていると聞いたのですが、ここを通るのか…。

どういう仕組みになっているのか謎です。

ロシアから来る方はしっかり事前にしくみを調べて置かないと詰みそう。

保険に入ってしまえば、入国審査では特に質問とかはされずスムーズだった。

ただ、パスポートはみっちり見られました。

なんか単眼鏡使ってまですげー見てるし…。

キリル文字がロシア感はんぱない!旧ソ連の国、ベラルーシ!

f:id:sasetsu_u:20190522011929j:plain

空港から脱出!

空港のメイン看板もキリル文字です。

中央アジアにいたときキリル文字の発音を覚えたのに、ちょっと忘れてる…。

ちなみに、キリル文字は文字と発音が1対1で結びついてるので、発音ルールさえ分かってれば単語自体を知らなくても発音はできます。

日本語と同じですね。

英語とかアラビア語はムリだからなー。

英語は発音もだいたいわかるけど、文字と発音が乖離しているケースが多いし。

キリル文字はもともと、ロシア語の発音を表すことを目的とした文字だから、発音がわかるらしいです。

英語が使ってるアルファベットはラテン語の文字ですからね。

ゲルマン系言語の英語を無理やりラテン文字に当てはめたから、そういった文字から発音を読み取るのが難しいらしい。

そう言われると何となく納得する部分がある。

空港から格安バスでミンスク市内まで移動!

さてここから、まずは市街地に移動して、Wifiが使えるカフェにでも入りたいなー。

空港の前にタクシーの運ちゃんが止まっている。

試しに中心街への距離を聞いたら、ななんと50kmらしい!

15kmの間違いだよね?ってきいたら、50kmだって…。

とてもじゃないがタクシーでなんて行けない。

f:id:sasetsu_u:20190522012005j:plain

f:id:sasetsu_u:20190522012035j:plain

と思っていたらバスがあった!

どうやら中心街まで行くらしい。

が、料金はベラルーシ・ルーブル払いのみ。

ユーロは持っていたのだが、使えないとのこと。

仕方が無いので空港に戻りATMでルーブルを引き出してくる。

帰ってきたらバスはもう行っちゃっていた。

けど、代わりにミニバスが来ていて、こちらも中心街に行くらしい。

バスの本数は多いみたいね。

まー需要あるもんね。

料金は4ルーブル(200円くらい)。

払ってバスに乗り込む。

f:id:sasetsu_u:20190522012114j:plain

空港までの道。

緑が豊かでまっすぐ伸びた木々の森が多い。

ベラルーシの主要産業の一つは林業。

とくに加工とかをしていない丸太をEUなどに輸出しているらしい。

f:id:sasetsu_u:20190522012138j:plain

南アは秋で田んぼは黄色かったので、この景色は新鮮。

そう言えば空港の近くには「中国ベラルーシ工業パーク」なんていう工業地帯があると聞いていたけど見当たらなかった。

EUに嫌われ、ロシアからも冷たくあしらわれているベラルーシには、しばらく前から中国が大接近している。

中国は、ベラルーシはモスクワとEUをつなぐ「一路」をベラルーシに敷こうとしているようだ。

f:id:sasetsu_u:20190522012240j:plain

30分ほどで中心街に到着。

駅前のミンスクゲートというランドマーク。

ここが街の入り口らしい。

f:id:sasetsu_u:20190522012628j:plain

看板。

Минскでミンスクと読みます。

C→英語のSの発音だったり、H→英語のNの発音だったり、英語を知ってるとけっこう紛らわしい発音が多い。

f:id:sasetsu_u:20190522012658j:plain

街はこんな感じの画一的なマンションが多い。

あとビルの絵ね。

この雰囲気はウズベキスタンの首都のタシュケントとかによく似てるなー。

「ソ連風」ってやつなんでしょうね。

f:id:sasetsu_u:20190522012848j:plain

街全体を見ても、似たようなビルが多い。

ミンスクのホテルに到着!ベラルーシ人に英語は通じる?

f:id:sasetsu_u:20190522012922j:plain

カフェのWifiを使ってホテルを探し、たどり着いたのがここ「VIVA HOTEL」

一晩7ドルくらい!

キッチンは申し訳程度にしか無いので、自炊はできません!

まー安いのでがまんします。

ここに来る途中で、英語が話せない人が多いことに気付いていたのですが、流石にホテルのスタッフは英語が話せました。

でも全然流暢ではない!

が、僕にはそのくらいゆっくりな方がありがたいけど…。

レストランとかに行っても、数人店員がいる場合は誰か1人はそこそこ話せる…くらいな感じです。

昔ベラルーシに行った人には、「ぜんぜん英語が通じなくて大変だった!」みたいな話しを聞いていたのですが、今は多少は状況も変わってきているのかも。

とりあえずミンスクにいる限りは、そこまで苦労はしなかったので助かった。

これも田舎に行ったら状況は変わりそうだけどなあ。

とりあえずなんとかミンスクの宿にチェックイン完了!

なんとか明るいうちに宿に着けたなーなんて思って時間を見たら、もう夜7時をまわっていた。

そうか!北半球に来たから今は日が長いんだ!

しかもベラルーシはヨーロッパでもかなり北側の国だし!

ちなみに日没の時間は夜の9時半ころ、完全に暗くなるのは10時近くでした。

すげー。

そりゃあもっと北に行ったら白夜もあるわなあ。

ということでとりあえずミンスクに到着。

明日は適当に市街観光します。

翌日の記事はコチラ↓

【ベラルーシ】物価の安いミンスクで溜まったブログをこなす1日
今日の旅情報これまでのルート日本→中国→ベトナム→ラオス→タイ→ミャンマー→日本→ウズベキスタン→キルギス→カザフスタン→日本→イラン→UAE→イスラエル・パレスチナ→ヨルダン→エジプト→スーダン→エチオピア→ジブチ→ソマリランド→エチ...

コメント

タイトルとURLをコピーしました