◆ルート
日本→中国→ベトナム→ラオス→タイ→ミャンマー→日本→ウズベキスタン→キルギス→カザフスタン→日本→イラン→UAE→イスラエル・パレスチナ→ヨルダン→エジプト→スーダン→エチオピア→ジブチ→ソマリランド→エチオピアⅡ→ケニア→ウガンダ→ルワンダ→ブルンジ→タンザニア→モザンビーク→マラウイ→ザンビア→ジンバブエ→ボツワナ→ジンバブエⅡ→モザンビークⅡ→エスワティニ→南アフリカ→レソト→南アフリカⅡ→ベラルーシ→ウクライナ→モルドバ→沿ドニエストル→モルドバⅡ→ルーマニア→イギリス→アイルランド
◆38ヶ国目【アイルランド共和国】
首都:ダブリン
為替:1ユーロ=121.4751円
国境を接するイギリスには長年支配されてきたためか、反英意識が強く、近年まで反英テロなどが起こっていた。
人口一人あたりのGDPは世界5位(2017年)と世界トップクラス。
その原因はIT産業にあり、アイルランド政府が税制面などで優遇策を実施したことから、アメリカの世界的IT企業がアイルランドを欧州の拠点としたことで、20世紀末からアイルランドは一気に経済成長を果たし、欧州におけるIT産業の中心と言われるようにまでなった。
その成長の勢いから、一時は「ケルトの虎」などとも呼ばれた。
国の象徴がシャムロック(クローバー)であること、豊かな自然を持つことなどから、緑の国などとも言われる。
◆2019.6.16
今日はだいぶ長くいたイギリスといよいよ離れ、アイルランドのダブリンに移動する。
移動はバスで直通!しかも2時間ほどで着くみたい。
ジャイアンツ・コーズウェイより近い!
ちなみに昨日のこしてしまった課題のコイン集めは速攻終わりました。
もう恥を捨ててスーパーに特攻して、普通にコインを両替してもらいました。
何も買わないのに!
集まったコイン!
イギリスの国旗が浮かび上がった!
もうイギリスに思い残すことはない。
おとといジャイアンツ・コーズウェイに行ったときと同じバスターミナルに行ってチケットを購入。
15.7ポンド(2,000円くらい)!国際バスの割に安い!
このとき「あれ?パスポートのチェックとかしないんだ?」とは思っていました。
いやでも、どうせ国境越えるんだからそのときにチェックするんだろう?とかそんな感じでその疑問を抑え込む。
そしてバスに乗り、2時間ほどバスに乗っていると…
いとも簡単にダブリンに着いてしまった!
パスポートをチェックすることなく!
なにー??違法入国になっちゃってるじゃん!!
こんなことは今まで初めてだった。
これって普通のことなのかな?心配だ。
早く宿に行ってネットで調べたい…。
ダブリンの市街地。
栄えてる!
北アイルランドより明るい雰囲気!
めっちゃ高いスピアを見上げる。
ちょうど飯時だったし、近くにロンドンで会ったダブリン在住の彼におすすめされたレストランがあるので行ってみることにした。
街の郵便局近くのMuse Cafeってところ。
普通のレストランだと2,000円くらいするアイリッシュシチューが1,000円ちょいで食べれるところ!
こちらがアイリッシュ・シチュー。
味は…まあまずくはない。
わざわざレストランで食べるものじゃないというのが正直なところ。
でもこの店は混んでいたので、これがアイルランドクオリティなんだろう。
イギリスよりはマシだけど決して褒められたレベルじゃない。
レストラン近くの本屋でギネスブックが売っていた。
なんたってギネスはダブリンの会社だからね!
そのためか値段も2.99ユーロ(400円くらい)と異様に安い!
そう言えばアイルランドは僕にとって初めてのユーロ(通貨ね)国です。
東欧もずっと独自通貨使ってた国だったからなー。
飯を食べたら宿へGo!
途中で橋を渡る。
こいつはベルファストでもよく見た水獣!
名前は不明!
ここも海が近いせいか、かもめがいっぱい来ていた。
餌やりもしているのかな?
途中のスーパーでギネスビールを買って、宿に到着!
ギネスビースは持つとタプタプ変な音がする。
明らかに他のビールとは違う。
缶の質が違うのかなーとか思っていたら、開けてみると中にプラスチック状のボールが入っていた。
なんでも泡をきめ細かくするためのものらしい。
黒ビールは普段あんまり飲まないけど、これはクリーミーですごくうまい。
流石は世界のギネス!
ビールを飲みながら、アイルランドの入出国事情について調べる。
最初EUだから入出国の審査がないのかなーと思ったんだけど、実はそれは関係ない。
EU内の人の行き来の自由って言うのは「シェンゲン協定」っていうルールで規定されているんですけど、実はイギリスもアイルランドもこれは批准していない。
だからやっぱり普通にイミグレが必要なはずなんです。
調べたところ、北アイルランド紛争の関係であそこにボーダーを作ってしまうとまたいろいろ揉めるから、今は皆が自由に行き来できるようにしているらしい。
・・・なるほどね。
まあ法律的にも、アイルランド人とイギリス人は自由に行き来しても問題ないということになっているみたい。
でも旅行者はほんとはだめ!
だからやっぱり僕は不法入国している事になっちゃうみたいだ。
これ、出るときバレたらどうなるのかな?と思ったけど、実はアイルランドから出国するときって、特に出国審査とかないみたいなんですね…。
何だそりゃ!
まあ万が一バレても日本人だったら、ちゃんと事情を説明すれば大丈夫みたい。
まーなんとも釈然としないけど、とりあえずなんとか助かりそうだ。
このまま行くと、イギリスもアイルランドも入出国スタンプ何も押されないで出国することになりそうで、パスポート的には寂しい事になりそうだけど。
まあしょうがない。
このあとは、ロンドンで会ったダブリン在住の日本人と会った。
彼の家にお邪魔したのだが、彼はブラジル人留学生たちとルームシェアをしたので、彼らともいろいろ話せたので楽しかった!
なぜかアイルランドにはブラジル人がめっちゃいるみたいですね。
なんでも英語を勉強するには比較的安くていいんだとか。
そう言えば宿の僕と同じ部屋にも、こっちに移住しようとしているブラジル人いたなあ。
ブラジル人は日系の血が入っている人とかが多かったり、日本人の知り合いがいる人が多いみたいで、日本語も少し(ちょっとした単語やフレーズだけだけど)知ってて面白かった!
その帰りがけ。
街のお土産屋さんはシャムロック一色。
変なおじさん。
アイルランド神話の妖精?らしい。
かっこいいコースター。
バスもシャムロックデザイン。
なんでもこの模様!
夜、スーパーでビールを買おうとおもったら、
お酒だけ販売してなかった!
どうやら夜10時以降は販売禁止らしい…。
てかアイルランドでは、夜じゃなくても公園とかの公の場での飲酒は禁止になってるらしいですね。
まあ治安維持の為には当然だとは思うけど。
そう言えばフィリピンもそんな法律あったけど誰も守ってなかったなー。
これがモラルの差か。
とりあえずこれでヨーロッパ最後の国に到着。
ダブリンを出るのは明々後日なので、2日間はダブリン観光に費やします。
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