◆ルート
日本→中国→ベトナム→ラオス→タイ→ミャンマー→日本→ウズベキスタン→キルギス→カザフスタン→日本→イラン→UAE→イスラエル・パレスチナ→ヨルダン→エジプト→スーダン→エチオピア→ジブチ→ソマリランド→エチオピアⅡ→ケニア→ウガンダ→ルワンダ→ブルンジ→タンザニア→モザンビーク
◆2019.4.2
今日はリシンガ最終日。
せっかくなので友人のJICA隊員の職場にお邪魔し、活動を見させてもらうことにした。
職場までは40分ほど歩く。
途中で見つけた集合住宅。
気になったので入ってみる。
4階ほどで最上階の行き止まり。
一応廊下みたいな所から下を見渡せる。
子供がタイヤみたいなおもちゃで遊んでいるのを見下ろす。
ちっちゃい子も。
女性が水を頭に乗せて歩いてくる。
彼女たちはこの後この建物の階段を登ってきた!
こんなに水を運ぶなんて超大変。
モザンビークでは女性は家事もして仕事もして、子育てもしてと働き者で、男は遊んでるだけらしい。
しかもけっこう男が逃げちゃってシングルマザーになるケースも多いようだ。
まあ遊んでるばっかりの男だったら、シングルマザーになっても大変さは変わらないけどねえ。
建物から見る景色はなかなかきれい。
てかもしかしたら、この建物はリシンガで一番高い建物かもしれない。
この後彼の職場にお邪魔。
彼の仕事はモザンビーク人にPCを教えることらしい。
今日はインターンシップ中の学生たちにEXCELの使い方を教えていた。
地味にびっくりしたのは、EXCELの関数って言語によって違うということ!
MAX関数って、日本語のEXCELだと「=MAX(〇〇)」みたいな感じだと思うけど、モザンビークのEXCELだと「=MAXIMO(〇〇)」みたいな!(うろ覚えだけど)
これって日本語のEXCELで作ったファイルをこっちのEXCELで開くと、勝手に文字列が変わってるの?それなんか気持ち悪くない?とか思っちゃう。
日本版のEXCELは英語版と関数名は同じだと思うけど(多分)、母国語じゃなくて英語を使ってるケースって多数派なんだろうか少数派なんだろうか…。
てか今まで仕事で中国とかとEXCELファイルをやり取りしてたことはあったけど、彼らは流石に英語の関数を使ってるよね?とかいろいろ気になってしまった。
まあそれは置いておいて、
彼は流暢(僕にはそう見える)なポルトガル語でいろいろ学生に説明していたし、彼らも真剣に説明を聞き、課題に取り組んでいた。
僕はもう3ヶ月ほどアフリカにいるけど、アフリカ人がこんなに真剣な顔をしているのは正直初めた見た(人を騙すこと以外でね)。
あー彼らもやるときはやるのかーとか思った。
まあ別に今までも、彼らの学校とかに潜入して授業を見たりしたことがあったわけじゃないけど、何となーく「いつでも適当で怠け者が多い」みたいなイメージがあったので、それが払拭されたわけだ。
あとで彼に聞いてみると、今日はたまたま一番不真面目なヤツが休みで、いつもはそいつがクラス(?)の雰囲気を乱して、みんなだらけちゃうらしいんだけど。
まあ、日本でもそういう事あるし。
今日はそういう悪玉がいなかったので比較的うまくいったと。
結局管理の仕方次第ってことかもね。
その後は、リシンガで一番うまいと言われるポルトガル料理を食べに行った。
ガソリンスタンドに併設している変な形のレストラン。
場所は座標”-13.338, 35.25012″らへん。
初めて食べたかもしれないポルトガル料理。
なかなか美味だった。
てか、モザンビークは今までのアフリカの中ではけっこう飯うまいほうだね。
昨日の米(もちろん魚も)とかもうまかったし。
午後は彼の職場のおばちゃんとなぜか一緒に市場まで。
途中で見かけた教会。
リシンガはイスラム教徒が多いらしいけど、カトリックもそれなりにいるみたい。
市場の布屋
アフリカではこういうのを買って、仕立て屋でいろいろ作ってもらう事ができる。
今回僕は荷物が増えるのでやらないけど。
短期旅行だったらつくるのもありだなー。
野菜売り場で適当に買い物して帰宅。
最後の晩餐ということで、友人がかき揚げそばを作ってくれた。
そばとか、貴重すぎるでしょ!
こっちじゃ絶対そば粉とか手に入らないしな~。
多分次にそばを食べるときには日本に帰っていることだろう。
もうひとりのリシンガのJICA隊員も来てくれて、3人で一晩朝まで飲み明かした。
ゆっくりするつもりで来て、最後は寝ずに出発すると言うね!
まあ明日の移動はまた快適な電車なはずなので寝れるはず…!
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