◆ルート
日本→中国→ベトナム→ラオス→タイ→ミャンマー→日本→ウズベキスタン→キルギス→カザフスタン→日本→イラン→UAE→イスラエル・パレスチナ→ヨルダン→エジプト→スーダン→エチオピア→ジブチ→ソマリランド→エチオピアⅡ→ケニア→ウガンダ→ルワンダ
◆2019.3.6
もう3泊もキガリに泊まっている。
本当はルワンダは2日くらいで十分かなーなんて思ってたんですが、まだまだ次の国に行けそうにない。
その原因は次の国、ブルンジのビザにある。
おとといキガリのブルンジ大使館にいって、普通の方法だとビザ取得に10日ほどかかる事が判明。
ブルンジに知り合いがいて許可証を発行してもらえるなら、国境でアライバルビザが取れるという情報を聞き、なんとか許可証を入手しようとブルンジのいろいろなホテルやツアー会社に連絡していたのだ。
(ちなみに、最初は許可証を持って大使館に来いなんて大使館職員に言われていたが、どうやら国境で取得できることが後からわかった。)
いくつかホテルに連絡した中で、ブルンジの旧首都ブジュンブラにある「La Perle Hotel Bujunbura」というところが許可証の発行が可能だという回答をくれた。
ちなみに宿代は1泊40ドル。
…高いけど、1泊だけなら仕方ないか。
高いビザ代だと思おう。
一旦は安心したものの、許可証の発行が3月13日(7日後)になりそうだという連絡を受けたのが昨日の夜。
それじゃ普通にビザ取るのと変わらんじゃん!
「せめて10日(4日後)までに入国できないんだったらブルンジ行かないよ!」という返事をしたら、「ボスに聞いてみる」という答えをもらったまま、音沙汰がない。
7日待つとか冗談じゃない。4日だって十分長すぎるのに。
さて、どうしたものか。
とりあえず、キガリは昨日一日で堪能してしまったしなあ。
今泊まっている宿には、ケニアからたびたび一緒のもうひとりの日本人の方も泊まっているけど、その人も今日出ていってしまうという。
そうなったら客は僕とドイツ人カップルだけ。
この宿には日本人大学生が1人インターンシップで来ているんだけど、どうにも話が合わないし。
合わないというか、全然会話が続かない。
今まで旅中いろんな学生に会ってきたけど、みんなエネルギッシュで歳に関係なく対等にガンガン話せたんだけどなあ。
アフリカにインターンシップに来るなんて旅するより思い切ったことだと思うんだが、、、って思ったら、どうやら同級生もみんな海外に行っていて、今はこうやって海外に来るのが普通なんだって。
「みんな海外行ってるし、人に紹介されたから来たんですう」なんて嘘でも言わないほうが良いと思うが…。
ちなみにインターンシップの費用を聞いて愕然。
1週間で5万円払うらしい(学生がね。流石に衣食住込みらしいけど)。
月じゃなくて週だよ?
タダ働きさせて金もらうなんてボロい商売やな!!
と、いろいろあってこの宿に一人で連泊する気は無くなってきた。
ルワンダではもう一つ行きたいところがあった。
南部のムランビという街にある虐殺記念館というところだ。
キガリから距離も遠くないので本当はキガリを拠点に日帰りできるんだけど、上記の理由なんかもあり、とりあえず南部の方に行き、数日かけて南部の観光をすることにした。
チェックアウト時間の11時ぎりぎりまで部屋を使ってから、宿を出発。
宿の前の道の舗装が壊されていた。
道を新しくするらしい。
え?でもここの道ってけっこう綺麗じゃなかったっけ?
なんか街を綺麗にすることに必要以上に力を注ぎすぎでは…?
バスターミナルでムランビ行きのバスを探していると、フイエ行きのバスを紹介された。
ムランビまで直通のバスもあるらしいけど、このバスに乗ってもフイエで1回乗り換えするだけでムランビに行けるらしい。
とりあえずこれに乗り込む。
バスの車内できっぷを買う。
バスはフイエまでだけど、きっぷはニャマガベ(ムランビはニャマガベという地区の中にある)まで一気に買う事ができた。
ちなみに値段はトータルで3,330フラン(400円くらい)。
1時ころ出発したバスは、4時前にはフイエに到着。
そのまま同じバスターミナル内で乗り換えをして、4時発のバスでニャマガベまで。
ニャマガベに着いたのは、もうすぐ5時になろうとする頃だった。
とりあえず地図を頼りに今日の宿を探す。
てかここって本当に片田舎の山の中なんだけど!
綺麗に石畳で舗装されてるし、家も綺麗。
キガリが綺麗なのはわかってたけど、首都を離れれば化けの皮も剥がれるだろーなんて思ってたけど、びっくりするほど綺麗で感服した!
いくつかあったホテルの中で一番安かったMONTANA HOTEL。
一泊10,000フラン(1,200円くらい)。
夕食は街中で見つけたビュッフェ。
ビュッフェだけどセルフじゃないと言うね。
綺麗に盛り付けてくれたはいいが、僕は豆が食べれないしここの米もパサパサしすぎてて食べれなかった。
結果いびつな残し方になってしまった。
雑貨屋で見つけたウルグァグァ(Urgwagwa)というバナナから作ったビール。
興味本位で買ってみたが、薬みたいに強すぎて全部飲めなかった。
しかも1本1,500フラン(ビンを返すと200キャッシュバックなので実質1,300フラン(160円くらい))。
1,300って普通のビールの倍くらい高いんだけど。
これ、キガリでは売ってないらしいんだが、その理由がわかった気がする…。
明日はこのルワンダに来た一番の目的、虐殺記念館を見に行きます。
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