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聖なる山ゲベル・バルカルへ!アモン神殿には秘密の入り口が??
2019.1.15
今日はカリーマ周辺の遺跡を観光する。
まず行くのは昨日も行ったピラミッド。
宿で会ったチェコ人(この人とはカイロのスーダン大使館でも会った)の情報によると、ピラミッドの近くにはアモン神殿というアメン神を祀った神殿があり、運がいいと中に入れるらしい。
運がいいとってなんだよ…って感じだけど、とりあえず行ってみます。
途中で会った子供。
かなりフレンドリーだったのに、別れて歩きだしたら持っていたパチンコで石を飛ばされた!
悪意はなくてかまって欲しいだけだと思うんだけど…恐ろしや。
歩いてピラミッドの近く、ゲベル・バルカルの麓まで行くと、昨日見ていなかった遺跡があった。
象形文字とかもある。やっぱりエジプト文化を感じる。
アモン神殿は昼休み、灼熱の国スーダンの昼は長い
エジプトで何度も見た、ハトホルの柱がある。
どこに入り口があるんだろう?と思って探していると、地元の若者のグループがやってきた。
「どうやって中入るの?」って聞いてみると、「今昼休みだから2時にならないと開かないよ」とのこと。
今ってまだ11時なんだけど。昼休み早くね?
まー流石に3時間待っていてもしょうがないので(というか暑すぎて死んでしまうので。)後回しにして他の遺跡を見に行くことにした。
エルクッルの遺跡は発掘中!お墓のカギをゲットせよ!
次に見に行くのはエルクッルという墓地遺跡。
ここはカリーマから15キロほど南に位置するので、流石に歩いていくのはきつい。
でも南に向かう道は1本しかないし、その道で張ってれば簡単にヒッチハイクできるんじゃないか?と思ってヒッチハイクを試みる。
結局ミニバンみたいなやつがつかまってしまったのでお金を要求されたが、100ポンド(200円)くらいでエルクッルまで送ってもらった。
エルクッルまでの道。
砂漠というより岩で、キャニオンみたいになっている。
エルクッルに到着。
エルクッルの遺跡は絶賛発掘中だった。
土管みたいなこれはなんだろう?
墓、墓。
これはピラミッド!だが崩れ具合が半端ない。
綺麗な石畳でピラミッドに続く道をつくっていた。
観光地化するための準備らしい。
地元の子どもたちに絡まれていると、宿で一緒だったチェコ人が来た。
彼は僕と入れ違いで帰る所だったが、墓の中に入れる鍵を誰かが持っていて、その人を探し当てられれば墓の中が見れる、なんていう情報をくれた。
せっかくなら墓の中を見たい。
発掘中の作業員や調査に来た考古学者に鍵のことを聞いて回っていると、すぐに鍵を持っている人に行き当たった。
彼が鍵を持っている人。
案内された所は、さっきスルーしていた土管。
この中に入れるっぽい。
持っている鍵でドアを開けてくれて、古めかしい懐中電灯を渡してくれた。
どうやらこれで照らして見ろということらしい。
古代エジプト風の壁画が残されていた。
懐中電灯で照らして見るなんて、なかなか面白い体験だ。
壁画自体も色がついていて豪華め。暗闇の中で余計綺麗に感じられる。
ちなみにエルクッル自体は入場無料ですが、このお墓に入ると鍵を持っている親父に200ポンド(400円)要求されます。
まー流石に払いましたが。
墓に行った後、水が買いたくてエルクッルの街の方に行ったんですが、本当になにもない小さな町でした。
怪しげなコーラン読み聞かせおじさんに絡まれ、水も買えず、疲れただけだった。
ヒッチハイクでヌリのピラミッドへ!スーダンの治安は意外といい??
一通りエルクッルを見てから、次はヌリという所に行きます。
これはカリーマとはナイル川の対岸の街。
一度カリーマ方面に戻ってから、近くの橋を渡って対岸へ。
ここではヒッチハイクでトラックの運ちゃんに乗せてもらうことに成功。
チップくらい渡そうと思ったけど、断固として受け取らなかった。
やっぱスーダン人て”基本的には”親切なんだよね。
ヌリのピラミッド。
砂漠に生えていた砂漠スイカ。
味見してやろうと思ったのにやたら硬い。
そこらへんの岩に投げつけてなんとか割った。
内部。見るからに不味そうだけど一応味見。
味は、、、めちゃくちゃ苦い!
しびれるような苦味が10分くらい口から離れてくれなかった。
誰もいない砂漠のピラミッド。
途中からさっきのチェコ人が合流。
あと、数人のオーストラリア人のグループが来たが、よくみたら彼らはワディハルファ→カリーマへの移動中に休憩所で会ったグループだった。
だいたいみんな同じようなルートで旅しているらしい。
普通の山なんだかピラミッドなんだかわからなくなっている。
ヌリはピラミッドだけだった。
これだけなのに一応入場料をとられたのが残念。
(たしか値段は言い値で200ポンド値切って150ポンドだった。)
再度アモン神殿に!こんどこそ中にはいるはずが、、
少し遅くなってしまったけど、朝行ったアモン神殿再度行きます。
目的は神殿内部に入るため!
ただし、ヌリからバスを乗り継いでついたときには5時過ぎになっていた。
神殿近くに居た若者に聞いてみたが、やっぱりもう時間が遅くて閉じてしまっているらしい。
マジか…。
ちなみにこの晩ホテルの人に開いている時間を聞いた所、「ときどき開く」と言われました。
普通に朝から夕方まで開く日もあれば、何日もずーっと閉まっているときもあるんだって。
何じゃそりゃ。
それじゃ明日来ても開いているかわからんので、結局今回は諦めることにしました。
てーか今日のエルクッルもそうだけど、まだスーダンは観光する国としては未熟すぎるよねえ。。。
まあそこがいいんだけど。
仕方ないのでゲベル・バルカルに登る 見晴らしはGood?
夕方のゲベル・バルカル。
そういえば、この山には登れるらしい。
どっから登るのかよくわからなかったので、適当なところから登ってみた。
途中から砂に埋もれて動けなくなったり、滑りおちそうになったり。
最後は履いていたサンダルを手に持って、四つん這いになってなんとか登りきった。
てっぺん。
特になにもない。
しかも途中から暗くなってきて何があるかよくわからなかった。
夜景も綺麗ってほどじゃない。
本当は完全に暗くなるまで待ちたかったが、流石に降りるのが危なくなるので、暗くなる前にすぐに降りてしまった。
夕食はヤギの肉。
脂身もおおくてふつーにうまい。
スーダン名物?フレッシュジュース。
この店はアホみたいに高かった(100ポンド=200円)けど、飯がうまかったのでついついジュースも頼んでしまった。
一応カリーマは満喫しました。
神殿内部は飛ばしちゃったけど。
明日は次の街に移動します。
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