◆ルート
日本→中国→ベトナム→ラオス→タイ→ミャンマー→日本→ウズベキスタン→キルギス→カザフスタン→日本→イラン→UAE→イスラエル・パレスチナ→ヨルダン→エジプト→スーダン→エチオピア→ジブチ→ソマリランド→エチオピアⅡ→ケニア→ウガンダ→ルワンダ→ブルンジ→タンザニア→モザンビーク→マラウイ→ザンビア→ジンバブエ→ボツワナ→ジンバブエⅡ→モザンビークⅡ→エスワティニ→南アフリカ→レソト→南アフリカⅡ→ベラルーシ→ウクライナ→モルドバ→沿ドニエストル→モルドバⅡ→ルーマニア→イギリス
【イングランド】
イギリスを構成する4ヶ国のうちの1つ。
イギリスの首都であるロンドンを持つことや、イギリス全体の人口の8割以上が住んでいること、イギリスの経済の中心であることなどから、イギリスの中心的な国であると言える。
他の3ヶ国がケルト系の民族なのに対し、イングランドは大陸からやってきたアングロサクソン系の民族がこの地方を侵略して建てた国となっている。
そのため他の3ヶ国と仲が悪い。
【ロンドン】
イングランド及びイギリスの首都。
19世紀から20世紀にかけては世界最大の都市にして、世界で最も文明的な都市だった。
現在でも世界トップクラスの世界都市の1つとして数えられる。
実は世界で最も観光客が多い都市でもある。
◆2019.6.7
今日は一日ロンドン観光。
まずは「大英図書館」へ!
図書館の入り口にあった像。
コンパスで円を描いている?
早く来すぎて開いていなかった。
でもけっこう人が並んでいる!
近くの喫茶店で時間を潰し、やっと開館。
図書館の中央にでっかい本のタワーが!
でっかい三角柱みたいな形になっていて、その3面に本がびっしり。
高さは不明。各階を貫くようにそびえ立っている。
ちなみに入り口。
ここの本は見せ本ではなく、ちゃんとスタッフに頼めば借りれるっぽい。
この図書館には展示室があって、貴重なお宝が展示されていた(しかも無料)。
ビートルズ直筆の歌詞とか、メンバー間で送られた手紙とか(変な落書きも…)。
モーツアルトやバッハなど、誰でも名前を聞いたことがある作曲家の手書き楽譜もたくさん。
あと、シェイクスピアの初版本?みたいなやつとか。
とにかくお宝的なものがびっしり!
その中でも特別扱いだったのは「マグナ・カルタ」。
これはイギリスで制定された、世界初の憲法と言われているもの。
そのオリジナルが展示されていた!
しかもマグナカルタだけで1つの展示室があった。さすが!
一通り見て満足。
実はここにはダビンチの残したスケッチとか手記とかもあったらしいけど、こっちは有料で確か15ポンドくらい(2,000円くらい)したので、今回はパス!
まあ日本に来たやつ、一通りは見たことあるしなあ。
本当は本が読める部屋にも入りたかったんだけど、そこに入るためには登録が必要みたい。
登録も無料でできるみたいだったのでしようと思ったんだけど、なぜかカウンターで断られてしまった。
理由は聞いてたんだけど、何度聞き返しても全然聞き取れなかった。
てか彼ら、ゆっくり話すということはできないのだろうか。
同じネイティブでもアメリカ人やオーストラリア人の話はそこまで難解じゃないが、イギリス人の話はどーにもこうにも理解出来ない…。
とりあえず登録は無理そうだったので諦める。
お次は大英博物館。
実は今、大英博物館ではマンガ展が開催されている。
とりあえず常設とマンガ展、両方見るつもりでまず常設を!
正面。こうしてみるとやっぱり天気は悪い。
ちなみに大英博物館の常設は無料!
(ただし5ポンド寄付してくださいって書いてある。)
まずはアッシリア帝国のブースから。
イランのペルセポリスで見たやつに似てる。
こっちはペルシャ系とは違うなー。
いつかイラクには行ってみたい!
捕まえられるスフィンクス?
パルテノン神殿のブースがあった。
どうやらその昔、パルテノン神殿から大量に柱や石像を引っこ抜いてきたらしい。
多分壁に飾っていたと思われる、こういうやつが大量にあった。
個人的に石像で一番良かったのがこれ。
ゼウスの娘のヘーベーがモチーフらしい。
博物館は5階まであるのに、1階の途中で疲れてきた。
しかし、休憩スペースも満杯。
アメリカ先住民(インディアン)のブース。
行ったことないから未知の領域だ…。
トルコ石でできているらしい。
これとかみるとパスカル・アバフさんを思い出す。
アメリカのブース。
でも実際は色んな国からの作品の寄せ集めだった。
2階に移ってメソポタミアのブース。
アッシリアもそうだったけど、ここらへんの地域が一番おもしろい。
バビロンの門。
これは写真。
フロアマップを確認。
5階まであるんですけど、5階の3部屋(92-94)はすべて日本のブースだった。
なぜか特等席!!
優遇されているのか、腫れ物のように扱われているのか…。
日本のブースは、まあ普通。
なぜか日本のブースだけ、日本語で表記されている。
他のブースは英語だけだったのに。
作品の
キャプションも一部日本語。
どうやらこのブースは三菱商事協賛でつくられたらしい。
だからこんなに他とは違うみたいね。
最後に残しておいたエジプトを見に行く。
こちらはネコのミイラ。
ロゼッタストーンの偽物。
ロゼッタストーンとは、エジプトの古代文字ヒエログリフが書かれた石で、この石のおかげでヒエログラムを解読することができるようになったらしい。
こちらは本物!
ここだけめっちゃ人だかりができてました。
一通りみて疲れてしまった。
これからマンガ展!なんて体力は残っていなかった。
しかもマンガ展はお金とるんですよね。
お値段19.50ポンド(2,600円くらい)!
ちょっと高すぎじゃない…?
まー、こんなのでも払ってしまうのがイギリス人なのかもしれないけど。
ちなみにマンガ展は地元紙に結構酷評されてるらしい。
イギリスってのは正統派のアートとか芸術を大切にしてきた国。
それなのにマンガなんていうサブカルに媚びるとは何事だ!みたいな。
海外の人があれをどう見るのかは気になったけど、3,000円近くを払おうとは思わなかった。
最後は電車に乗って、グリニッジ天文台へ!
言わずとしれた標準時の基準になったところ、経度0度の場所です!
こちらが門にあった時計と各種単位の基準。
地味に時計は24時間時計ですね。
この時計は一般の人が時間や長さを確認するために、門のところに掲げられたらしい。
そしてもここも入場料が高い!
たしか15ポンド(2,000円くらい)とかだった気がする…。
門の外側から写真を撮って満足することにした。
左側手前の3人家族が写真をとっているところに本初子午線があります。
左右に伸びているんですけど、ちょっと柵にかくれてわかりにくい…。
その線が一応天文台のエリアからはみ出てました!
こんな感じ。
この上に天文台エリアがある。
一応これで満足しておく。
まあ実は現在の本初子午線はここから少しずれているらしいんだけど。
駆け足ロンドン観光は終了!
で、宿に戻りました。
昨日まで泊まっていた宿が居心地が悪かったので、今日は宿を移動した。
かなりキレイな宿で、実は今日から稼働を始めたんだという。
稼働初日だからか、ルームキーが動作しないというトラブルがあったけどなんとかチェックイン。
ここでは超々陽気なイギリス人とルームメイトになった。
彼はかなりしつこく一緒にクラブに行こうと誘ってくる。
が、なんかノリがチンピラみたいで嫌だったので断った。
彼は意気揚々とでかけていったので、僕も夕食を食べようと近くのレストランで食事。
そして部屋に帰ってくると…ルームメイトがいる!
そしてなぜか僕のメインバッグを開けて漁ってる!
僕が入ってきたことに気付いた彼だが、荷物を漁る手は止めない。
こいつは何をしているんだ…?
何をやっているんだと訊くと、
彼はゴソゴソ手を動かしながら、「自分のカメラが無くなってしまった。
僕らの部屋にはもう一人の男がチェックインしていてそいつがカメラをとったんじゃないかと思って、そいつの荷物をチェックしてたんだ。」とのこと。
いやいや、それ僕の荷物だし!
そう言うと「おー知らなかった!!君の荷物だったとは!!ソーリー!ソーリー!!」
みたいに謝ってくる。
いやいやそう言う問題じゃねーから!誰の荷物だろうと勝手に荷物開けんなよ!
まずスタッフとかに言えばいいだろう!!と説教しようとするも、僕の英語力のなさと相手の謝り倒し攻撃に阻まれて、うまく行かなかった。
超恥ずかしい。
てかそう言う問題じゃない。
そもそもこの時点では僕たち2人以外には誰もチェックインしていなかったのだ。
てかさっき一緒に部屋に入って、荷物置くの見てたんだから知ってるだろう!!
こいつ、やばすぎる。
しかもこの期に及んで、再度クラブに行こうとしつこく誘ってくる。
何度断っても!
一度諦めて出ていったと思ったら、すぐまた帰ってきて「行こう!行こう!」騒いでうるさすぎる。
クレイジー過ぎるだろ!こいつ!
クラブは歩いて数分のすぐ近くらしい。
ここまでしつこいと何かあるのかと勘ぐってしまう。
例えば、途中でトイレに抜けると言って席を立ち、宿に戻って荷物を漁るとか…。
怪しい!!
1時間くらいそういう問答があって、やっと彼が出ていって帰ってこなくなった。
あーあ。いろいろ嫌になってしまった。
人間不信になりそう…。
部屋変えてもらおうかなー、なんてぼーっと考えていたら、偶然にも日本人の旅行者がチェックインしてきた。
しかも彼はアイルランドに住んでいるらしい!
そしてなかなかの奇抜で変わったやつだった。
彼と話すことでなんとか荒んだ気持ちも回復。
ついでに明日行くところが一緒だったので、一緒に行動することに。
ということで明日はロンドン観光二日目です。
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