今日の旅情報
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33ヶ国目【ウクライナ】
首都: キエフ
為替:1フリヴニャ=4.1223円
ロシアの西に位置する旧ソ連の国。
「チェルノーゼム」と呼ばれる栄養豊富な土壌のおかげで農業に非常に適した土地を持ち、「ヨーロッパの穀倉地帯」と言われる。
欧州諸国とロシアに挟まれ双方との微妙な関係の上に成り立っており、EUに対してEU加盟を目指しているが未だ受け入れてもらえていない。
ロシアとは長年緊張関係が続いており、特に近年はクリミア問題などの影響で「反露派」の国民が増えてきている。
今年に入って無所属のコメディアンが国民の圧倒的支持で大統領職についた。
彼の政策で対露関係も変わろうとしている。
ベラルーシ同様美人が多いことで有名。首相も美人と言われる。
旧ソ連時代に起こったチェルノブイリ原発事故は、この国で発生した。
ミンスクからウクライナの首都キエフへ! 不本意ながらバスは使えない!!
前日、ベラルーシの首都ミンスクを街歩きした記事はコチラ↓
2019.5.24
今日はミンスクからウクライナの首都キエフに移動します!
本当はバスとかでも行ける距離なんですが、ベラルーシをノービザで入るときの条件として、「出国も空港を使うこと」という項がある以上、飛行機で移動する必要があります。
なんで!?って感じですが、結局国際空港を使ってほしいということらしい。
飛行機は好きじゃないのだが仕方がない。
ということで、まずは空港に移動。
バスでミンスク市街からミンスク空港へ!
市街から空港までは50kmもある。
時間に余裕があるならバスで行くのがベスト。
駅前の「ガリレオモール(Galileo Mall)」というモールの中に中央バスターミナルがあり、そこから定期的にバスが出ている。
3.4ルーブル(200円弱)という微妙な値段…確か来た日より安いな。
ミンスク空港に到着!隣国ウクライナへひとっ飛び!
バスで勝利記念広場という広場を横目に見つつ、
空港に到着~。
出国はスムーズだったけど、やはりパスポートは単眼鏡でしっかり見られた!
あと身体検査も普通より入念。
カプセルっぽいとこに入って一周しなきゃいけないという初めて見るタイプだった。
イスタンブールでは無念だったが、ここではちゃんとラウンジがプライオリティパスで使えます!
写真左のナス+トマト+チーズの焼いたやつがうまい。
日本に帰ったら家で作ろう。
飛行機はものの1時間ほどでキエフに到着!
離陸する前に寝てしまって、着陸してから起きた。
飛行中、一瞬たりともまぶたを開けなかったというね。
あっという間にウクライナのキエフに入国!
入国審査もスムーズで、ヨーロッパ2カ国目のウクライナに入国~!
そう言えばパスポートのスタンプだけど、
ピンクはベラルーシのやつ(入・出国)。
左ページの緑はウズベキスタン、カザフスタン、キルギスあたり。
右ページの右下がウクライナの入国スタンプ。
旧ソ連の国、こいつらくっつきすぎじゃない??
なんだろう?国民性?
几帳面なのだろうか…。
空港。
ここからはバスで市街まで。
空港の目の前の駐車場を抜けてまっすぐ行ったところの大通り(“50.415307, 30.448325″あたり)で、街の中心のキエフ旅客駅(Kyiv-Pasazhyrskyi Station)までのバスが拾える。
僕は「9」番のバスに乗ったけど、ほとんどのバスが旅客駅に行くと思う。
ちなみに値段は7フリヴニャ(28円くらい)。
世界一深いメトロでキエフ市街へ!
すぐにキエフ旅客駅に到着。
こっからはメトロで。
メトロ駅。「M」マークが特徴的。
やっぱりウクライナもチケットはコイン型!
この国は緑!
キエフの地下鉄は世界一深いらしい。
エスカレーターでどんどん潜っていく。
東京の大江戸線よりも深い。
電車はウクライナの国旗色。
ウクライナの国旗は何回かデザイン替えしているが、いつもこの2色が使われているらしい。
伝統カラーです。
街は相当賑わっている。
やたら人が多いな。
金曜だからだろうか。
本日の宿を探す!ウクライナ人の英語力は…?
街の中心、独立広場。
ここから歩いて、事前にBooking.comで予約しておいた「Blobus Maidan」というホテルへ。
ちなみにウクライナの宿は安い。相当安い。
調べていると、安いホステルだと4USD~あるし、10USD切りは普通なので、東南アジアレベルだと思う。
ミンスクはもうちょっと高かったな。
全体的に2~3USDミンスクのほうが高かったと思う。
ちなみに「Blobus Maidan」は146フリヴニャ(600円くらい)だった。
宿は綺麗でキッチンもついていたけど、コンロが無い…。
そう言えばミンスクの宿もコンロなかったなー。(実は次の街の宿もコンロがなかった。)
これが東欧じゃ普通なんだろうか。
あと宿のスタッフが英語話せない…。
ただ、たまたまこのスタッフが話せなかっただけで、ウクライナ全体としてはベラルーシよりも英語が話せる人が多い印象。
同じ部屋だった現地人もけっこう話せていたし。
ウクライナでは学校教育で9年間英語をやるらしい。
だからだいたいの人はそこそこ話せるんだけど、みんな「自分の英語はダメだ」みたいなことを言う。
やっぱり他のペラッペラな欧米人たちを比較しちゃってるんだろうか…。
そう言えばベラルーシではほとんどの人がロシア語を話していたけど、ここではほとんどの人がウクライナ語を話すらしい。
親ロシアか嫌ロシアか、二手に分かれるウクライナ人
宿に泊ってた人と話してたところ、例のクリミア騒乱とかのおかげでロシアを嫌いな人が多い。
「あんまロシアの話しないで」って言われるくらい。
事前に聞いた話だと、
ウクライナの西部は反露派が多く、東部は親露派が多い。
中央に位置するキエフは半々、ということだったけど、話した感じだとキエフも圧倒的に反露派が多そうだ。
・・・と言っても街の看板はロシア語とウクライナ語が入り乱れていて、どっちなのかがわからない…。(まあわかったところで意味はわからないのだが。)
一応それぞれの言語で使っている文字が少しだけ違うらしいのだが。
宿の話に戻るが、なかなか綺麗で良い宿だった。立地もめちゃくちゃいいし。
ただ場所が少しわかりにくい。
GoogleMapで座標”50.453243, 30.522954″の場所にある、「16Б」と書かれた建物の中にある。
入り口は西側なのだが、西側のパッと見正面玄関ぽいところの左側に、下の降りていく階段がある。
そこを下った先にドアがあり、そこがホテルへの入り口になっている。
看板も何も出ていないので、初見ではかなり見つけにくい…。
ウクライナは治安が悪い!財布を地下鉄でスられる?
チェックインしようとして気づく。
財布が無い!!
いろいろ探したが見つからない…。
ポケットに入れていたと思ったのでスられたか…。
満員の地下鉄の中でやられたか…。
そう言えばさっき街で写真撮ってるときに、鳩を持った人が近づいてきて僕の肩に勝手に鳩を乗せたりしていたな…あれも怪しい…。
いつもは財布をチェーンでズボンに留めていたのだが、移動日だから~と留めるところが無いジャージで来てしまっていたのだ。
完全にアフリカを抜けて油断している。
と言っても、財布に入っていたのは、
・ウクライナのお金1,000円分くらい
・ベラルーシのお金200円くらい(空港で両替できなかった!ベラルーシ内で両替しておけばよかった!)
・南アフリカランド200円くらい(両替できなかった重い小銭)
くらいなもので、正直どう処分して良いか困っていたものだ。
廃棄代に1,000円盗られたと思おう。
財布自体も100均だし、実は同じ財布のスペアを持っていたので問題なし。
明日以降は気を引き締めて、まずはキエフ観光と行きます。
翌日の記事はコチラ↓
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