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キエフ
中世にウクライナやベラルーシ周辺を支配した、キエフ大公国の首都だった。
それからも依然としてウクライナの首都であり続けた国。
今でも東ヨーロッパを代表する世界都市として繁栄し続けている。
にぎやかなキエフの街を散歩！
前日ベラルーシからウクライナのキエフに飛行機で到着した記事はコチラ↓
2019.5.25
今日はキエフの街歩きする。
いろいろやっていて宿を出るのは午後の3時ころになってしまったけど、日が長いからこれでも十分大丈夫。
独立広場は市民の憩いの広場
昨日もちらっと見た、宿の近くの独立広場。
奥に見える高い場所の像は独立記念碑で、それぞれ向かい合うように対峙している。
キエフの街中は人が多くて賑わっている。
賑やかさでいうと東京レベルな気がする。
明日、ランニングイベントが開催されるらしく、大通りが立入禁止になっていて舞台がつくられていた。
ちなみに今日は自転車レースが開催されていたらしいけど、行ったときにはほぼ終わっていた。(最後だけちらっと見れた。)
キエフの町並み。
ウクライナ騒乱を伝えるロシアからの独立記念碑 争いは今も続いて…
独立記念碑の周りはこんな感じで展示がなされていた。
右の写真の中で、この広場にいっぱい人が来てるのがわかります？
これは2013～14年のウクライナで発生した、「ウクライナ騒乱」と呼ばれるデモ活動の様子です。
ウクライナでは昔から親欧米派(反露派)と親露派(反欧米派)が共存していたらしいんですが、それが一気にぶつかったのがこのウクライナ騒乱らしい。
このせいで数々の死者が出ていますし、このことが一つのきっかけになってクリミア騒乱が発生したそう。
クリミアなどの数州は依然としてロシアに占領されていて、解決の糸口は見えない…。
ウクライナの新大統領は元コメディアン！映画のようなサクセスストーリー
ちなみに最近ウクライナでは大統領が変わったらしい。
新しい大統領は元コメディアン&俳優！
ドラマで大統領役をやったことで、国民から大統領選への出馬を期待する声が出てきて、本当に出馬。しかも無所属で。
そして支持率70%越えという圧勝で大統領に就任したんだとか。
ちなみに前の大統領はチョコレート会社を運営するチョコレート王だったらしいので、「チョコレート王からコメディアンに変わったんだ！」ってみんな面白がってました。
まだ就任して数ヶ月だけどいろいろ改革を始めていて、今の所国民の期待には応えているらしい。
おしゃれなキエフのシックな街並み
「黒の通り」とか呼ばれてるらしいシックなデザインの通り。
実態は高級ブランド店が集まった通りなんですけど。
土曜日だからか、街には人がいっぱい。
そう言えばやたら街にはタバコを吸っている女性が多かった。
きくところによると、女性のタバコはつい数年前まで禁止されていたらしい。
それが昨今の男女平等の流れで解禁されたんだとか。
ちょっと古っぽい町並み。
キエフの地下街。
冬は寒いキエフは、地下街が発達している。
キエフ名物？キャビアマーケット！！ いろんなキャビアの味見が楽しい！
中心街にある、「ベサラブスキー市場（Bessarabsky Market）」と言われるマーケット。
アフリカのマーケットとは違う。
整然としている！
トルコからきたお菓子。
味見させてもらったけど甘すぎる。
ドライフルーツとかがいっぱい。
でもこれもウズベキスタンとかトルコから来てるらしい。
ウクライナ産の物ないの？？ってきいたら、
くるみと、
きのこを紹介された。
地味すぎるでしょ。
キャビア屋がいっぱいあった！
ロシアやアルメニアから来てるらしい！もちろんウクライナ産も！
産地でサメの種類も違うのか、食感が違う。
いろいろな種類を食べさせてもらう。
1缶200フリヴニャ(800円くらい)くらい～とのこと。
これが高いのか安いのか全然わからないけど…。
どっちにしても腐らせてしまうので、今回はパス。
でもけっこう美味しかったので何件かはしごして、いっぱい食べさせてもらった。
キエフの人々の暮らしと伝統
ちょっと近代的なエリア。
でもこういうエリアはほんとに狭かった。
キエフはほとんどの建物が古き良きヨーロッパと言う感じ。
シナゴーグ。ユダヤ教の教会のようなもの。
ここ東ヨーロッパには歴史的にユダヤ人が多かったらしい。
なんせアウシュヴィッツがあったのも、お隣の国ポーランドだったからなあ。
残念ながら中には入れなかった。
公園でチェスを打つ人々。
みんなで観戦。
鮮やかな赤い建物。
ここは大学らしい。
近くの公園で見たウクライナの伝統ダンス。
公園の木々に目が書いてある…怖い。
オペラ。
格安で見れるらしいけど、あんまり興味ないのでパス。
メトロ駅。
看板が特徴的。
「黄金の門」と呼ばれる、キエフ大公国時代のメインゲート。
「Karayimsʹka Kenasa」
昔、オペラの俳優が住んでいたところらしい。
アート地区。
ミンスク同様、規模がでかい。
南アで見た「極度乾燥(しなさい)」
本当に流行ってるんだなあ。
道端の銅像が一々ヨーロッパっぽい。
ウォッカとボルシチが美味しいウクライナ料理を楽しむ！
まだ見たいところがあったのだけど、今日は一旦観光を切り上げて明日にまわす。
疲れたのでね。
夕食をとるためにレストランを探すが、どーもおしゃれで入りにくい店ばっかりでなかなか決まらない。
こちとらサンダルだからなー。
そんな中目をつけた「Mitla」というウクライナ料理の店。
店内。
まずは食前酒でウォッカ。ホームメイドらしい。さすが。
こっちのウォッカはトウガラシが使われているらしく、ちょっと濁っていて程よく辛味がある。
ボルシチ。
実はボルシチはロシアでなくウクライナが起源。
バノシュと呼ばれるウクライナ料理。
チーズと卵がベースになった生地の中に、肉とかマッシュルームとかが入ってます。
どっちもかなりうまかった！
パンとかウォッカを何杯かおかわりして、トータル245フリヴニャ(1,000円くらい)。
途中から伝統音楽？が流れ始めて、地元のお客さんが踊ってた。
夜の独立広場はお祭りのよう
帰り際にもう一度独立広場に寄ってみる。
めちゃくちゃ人がいっぱいいてお祭りみたい！！
そうこうして、夜の10時ころには宿に戻った。
明日は今日観光できなかった、2大聖堂と言う場所を見に行きます！
翌日の記事はコチラ↓
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