ルーマニア ブラショフから行けるドラキュラ城と妖怪屋敷

ドラキュラ城 ヨーロッパ
ドラキュラ城

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ブラン城

「吸血鬼ドラキュラ」に登場するドラキュラ城のモデルとなった城。

しかし実際にこの城に住んでいたのは、ドラキュラのモデルとなった「ヴラド3世」ではなく、彼の祖父だったと考えられている。

ブラショフの小高い山に登る

前日、モルドバのキシナウからブラショフにたどり着いた話はコチラ↓

ドラキュラの国ルーマニアの田舎ブラショフの赤い屋根の家々
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2019.6.3

ブラショフ2日目。

朝から街の近くにある小高い山に登ってみることにした。

昨日「BRASOV」の文字があったところだ。

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昨晩は雨が振っていたらしい。

地面が濡れている。

山への道は途中から舗装されていないハイキングコースみたいになっていて、ぐっちゃぐちゃ。

登れるような状況じゃなかったので、途中で諦めて帰ることにした。

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少し高いところから見た街。

オレンジの屋根が見渡す限り続いている。

ブラショフからドラキュラの住むブラン城へ!

今日はこれからブラン城に行き、その後一度ブラショフに帰ってきてから、ルーマニアの首都ブカレストに向かう。

荷物を宿に置いていこうか迷ったけど、一々宿に荷物を取りに戻るのも手間なので、結局持っていくことにした。

宿からバスターミナルまでは歩ける。

バスターミナルは「Autogara 2」という謎な名前のところだ。

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やたらだだっ広いバスターミナル。

ブラン城へのバスは定期的に出ているらしい。

次のバスまでは30分くらいとのことだったので、朝飯を食べながら時間を潰すことにした。

ルーマニア風!!フライドポテト入りのホットドッグを朝食に

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売店で買ったホットドッグ。

ホットドック+フライドポテトを頼んだらこれだけ来た。

食べてびっくり!奥の方にフライドポテトも挟まっていた!

どうやらこれがルーマニア流らしい。

バスでブラン城へ出発!!

バスに乗って30分くらいでブラン城へ。

値段は8レイ(200円)。

バスに乗っているうちにポツポツ雨が降ってきた。

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ブランの街。

なんだろう、ちょっと観光地色が強い気がする。

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城の近くにあった妖怪屋敷みたいなところ。

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雨、ザーザー降りである。

みんな屋根の下に避難している。

ブラン城は閉城中?お城の周りを観光することに

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さっさと見学して帰るかなーと城の方に行くが、なんと門が閉まっている!

どうやら月曜日は午後から開くらしい。

何だその従業員に優しそうな時間設定!

時刻はまだ11時を回っていない。

どうしようかなー。

そう言えば昨日宿で一緒だった人のアドバイスを思い出した。

「ブラン城は中に入る価値ないよ。入場料高いし。そのかわり近くの丘にトレッキングコースがあって、その上からの眺めはまあまあ良かったよ」みたいな話をきいていたのだ。

とりあえずトレッキングコースに向かうことにする。

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城の周りを回って丘の方にいく。

途中で何度か城が見えたけど、木々が邪魔でよく見えない…。

ただ、あまり大きな城でないことだけはわかった。

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川を越えてトレッキングコースへ。

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どうやらこっちみたいだ。

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道がどんどん険しくなっていくのだが、地面がドロッドロになっていて頂上まで到達できそうになかった。

仕方なく諦めて戻ってくる。

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ちょっと城がよく見えるところを発見。

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ちなみにこちらがお土産屋で売っていたイラスト。

だいぶ美化されている気がするけど、こうみるとドラキュラ城の雰囲気はある。

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12時ころに門のほうに戻ったのだが、長蛇の列ができていて全然進まない。

これだと入場に1時間以上かかってしまいそうだ。

とりあえずドラキュラ城は見れて一応満足したので、中には入らずブラショフに戻ることにした。

丘の上からは見れなかったけど、まあ仕方がない。

ブラショフから首都ブカレストに向かう!!

バスでブラショフまで戻り、ブラショフ駅から電車に乗ってブカレストに向かう!

ちなみにブカレストは今回の旅の東欧最後の街!

その後は飛行機でロンドンに向かうのです。

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ブラショフからブカレストまでの電車はガラッガラ。

あと椅子の座り心地があんまりよくない…。

こんな電車に3時間半ほど揺られる。

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電車が進み始めると、すぐに両側に山が見えてきた。

その後ずーっと、山々の間を縫って進む川に沿うように電車は進む。

この道中の車窓からの景色がけっこう綺麗だった。

スマホのカメラじゃこんなふうにしか映らないけどね…。

モルドバで壊したカメラが惜しすぎる。

山に縦に入っている白い線みたいなやつは、山から降りてくる川か滝だと思う。

ちなみにブラショフは「トランシルバニア」という地方に属するらしい。

多分この名前は聞いたことがある人が多いと思うけど。

トランシルバニアの語源は「森の彼方の国」。

まだまだ手付かずの自然が残っている場所みたいだ。

東欧最後の目的地、ブカレストに到着!

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ブカレストに到着~。

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駅の中はシンプル。

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でっかいコーラ。

地下鉄を使って宿まで。

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地下鉄のきっぷ。

コイン型じゃないことで、旧ソの国じゃないことを実感。

今ままで行った旧ソ国は全部コイン型だったからねー。

ルーマニアはソ連に支配されていたことや領土を一部取られたことはあったけど、ソ連の構成国となることはなかったのです。

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地下鉄のホームに鏡。

何に使うんだろうな-と思ったら、

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こんな感じ。

右側にあるオレンジのやつが鏡(の裏っ側)。

多分運転手がホーム全体を確認するために使ってるんだと思う。

運転手の位置から、ちょうど鏡にホームが反射して見えるようになっているんです。

立地最高のブカレストのホテルにチェックイン!

ホテルに到着してチェックイン。

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今日の宿は「Antique Hostel」。

二晩で72レイ(3,500円くらい)。

ドミでこれはかなり高かったけど、立地が良かったのでここに決めた。

まあ綺麗だったし、キッチンも充実してたから良かったけど。

やっぱり物価はかなり上がってきてる感じかな。

歴史が残る旧市街の風景

まだまだ日が落ちるには時間があるので、適当に宿の周りをブラブラする。

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ここらへんは旧市街だったらしく、歴史がありそうな建物が立ち並んでいる。

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でっかい建物があった。

市の裁判所らしい。

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たまに廃墟みたいな通りも見かける。

やはり治安は悪そうだ。

このブカレストはヨーロッパの中だとかなり治安が悪い都市みたいだし、暗くなるまでには宿に戻ったほうが良さそうだ。

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こちらはルーマニア国立歴史博物館。

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その向かいの「CEC宮殿」。

宮殿と言っても、ただの銀行らしいけど。

そう言えばまだルーマニア料理を食べていなかった。

ちょっと高そうだけど、1回くらいは…ということで、宿オススメのレストランへ。

スープがうまい!ルーマニア料理

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まず頼んだのはミートボールスープ。

寒い国ではスープ料理がいっぱいある。

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そしてこちらがルーマニア料理の「サルマーレ」。

ロールキャベツみたいにキャベツでひき肉を包んで煮込んだ料理です。

味は正直あまり好みじゃなかった。

ちょっとじゃなくかなり味が濃い…。

寒いと味が濃くなるって言うけど、今は夏なんだけど…。

ちなみに付け合せの黄色いやつは「ママリガ」と言って、とうもろこしの実を粉にしたメイズ粉からつくるものらしい。

ママリガはルーマニアやモルドバで食べられている、主食のようなもの。

でもこれってアフリカで食べたウガリと同じものなんですよね。

あれもメイズ粉から作るし、こんな感じのドロドロのやつだし。

違うのは色かな。ウガリは白かった!

あとウガリは無味でおかずと一緒に食べる(口内調味する)ものだったけど、ママリガは味がついててこれだけでも十分食べれる。

遠く離れた場所で同じような食べ物が食べられているっていうのも、なんか不思議な感じだ。

ブカレストにいるのはもう一日。明後日にはロンドンに旅立ちます。

翌日の記事はコチラ↓

【ルーマニア】ブカレストでぼろぼろになった服n身支度を
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