モザンビーク⑩ リシンガでのスローライフ 1日目

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モザンビークの子どもたち

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【リシンガ】

モザンビークに9つある州のうちの一つ、ニアサ州の州都。

これと言って特筆すべきことはないが、しいて言えばニアサコーヒーというコーヒー豆が有名。

◆2019.3.31

リシンガ1日目。

今日はマラウィ湖に遊びに行く予定だったが、起きた時間が遅すぎて行けなかった。

リシンガからマラウィ湖までは片道3時間もかかるのです。

一応9時ころバスターミナルに行ってみるが、もう殆どのバスが出払っていて、次のバスは1時間以上後だと言われてしまった。

やはりアフリカの移動は早朝に限る。

仕方ないのでマラウィ湖は明日に回すことにした。

代わりに今日は、散歩がてらにJICA友人が仕立屋に頼んでいる服とかの様子を見に行く。

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リシンガは州都とは思えないほど田舎。

少し歩くとこんなtheアフリカは景色が広がる。

仕立て屋で順番を待っていると、

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覗かれる。

警戒しているのか、隠れたりこっちを覗いたり。

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他の子供がやってきて、隠れている子供たちを引っ張り出してきた。

写真を撮ってくれとうるさいので撮ってあげる。

もう大はしゃぎである。

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なんだか、

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こ、こいつらどんどん増えてくる…!

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少し前に流行った吹っ飛ぶ写真のヤツ。

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なんかへんなものえ攻撃してくる子。

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バスのおもちゃらしい。

棒を持って押して遊ぶらしい。

ちゃんとドアも開閉できる。

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すっごく大所帯になってきた。

このグループの他に何人か悪ガキが「チョンチュンチョンチュン」とか言ってこちらを煽りに来ていたが、仕立て屋の人(現地人)が友人に「コイツら殴ってもいいよ」とか言ったらしく、それを聞いて逃げていった。

モザンビークでもそういう輩はいるらしい。

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集まっている子の一人にカメラを貸してあげると、大喜びで撮影会が始まる。

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みんな何か?を食べている?

食べられるものなのかは不明。

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彼らは英語なんて全く話せないどころか、ポルトガル語もかなり怪しい。

ちなみに他の国だと公用語を話せない人もけっこういたりするけど、モザンビークは基本的にはみんな公用語ポルトガル語が話せるみたい。

ただ、このくらいの歳だと現地語がメインで、ポルトガル語は微妙な子も多いということらしい。

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しばらく遊んでいたら、ポルトガル語を僕に教えたくなったらしく、ポルトガルで数字の1から20(たぶん)までの大合唱が始まった。

どうもポルトガル語はわりとスペイン語に似てるらしい(数字はほぼ一緒とか)。

この先、中南米いくなら覚えたいけどなー。

この後は、友人と同じくリシンガでJICA隊員やってる同僚に会い、同僚の友達(現地人・エリート・金持ち)の家に遊びに行かせてもらった。

いろいろビールや食事をごちそうしてもらった。

まあエリートの彼は英語も少しだけ話せたし、けっこう楽しい時間を過ごさせてもらったのだが、なぜそこまでいろいろ振る舞ってくれるのか、少し疑問だったのでJICAの彼らに理由を聞いてみた。

答えは、①モザンビーク人には仲間内で奢り合う文化がある、というのと、②白人や黄色人種(アジア人)と交友があるのをステータスだと思っている、からということらしい。

なんというか、さっきの子供みたいにアジア人を馬鹿にする輩もいれば、仲良くなろうと取り入ろうとする人もいるんだな…。

結局その差は金があるかないかな気がしてしまって、なんかなーと思ってしまった。

まあ日本人同士だってそういうこともあるし、別にそれを悪いとかどうとか言うつもりはないけど。

彼の家で食べさせてもらったシマ(こっちの主食。ウガリと同じもの)は、予想通り無味だった。

夕食は日本のカレー(こくまろカレーみたいなカレールーを使ったやつ)。

まあダルエスサラームで食べたインドカレーより流石にうまいと感じてしまうな。

育ちは変えられない…。

明日こそマラウィ湖へいく。

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