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カイロで会った(自称)芸術家に会いに行こう!
前日国境のモヤレからナイロビにたどり着いた話はコチラ↓
2019.2.22
今日は人に会う予定がある。
相手は、カイロで出会ったスウェーデン人の自称芸術家。
彼は世界中の色んな場所を、数ヶ月~数年単位で転々としながら生きているらしく、たまたま今ナイロビにいるらしいので会おうということになったのだ。
まー芸術家と言っても、何を作っているかは教えてくれない。写真も全部捨てたらしい。
ま~胡散臭いんだが、なぜだか仲良くなり、カイロでは一緒に年越しの花火を見に行ったり(見れなかったけど)していたのだ。
彼は郊外にある芸術家たちが集まる宿に泊まっているらしい。
本当は彼の宿の方に遊びに行く事になっていたのだが、昨日の夜、「やっぱ今日、午前中市街で用事あるから、午後あたり市街で落ち合おうぜ」という連絡をもらったまま、連絡がつかない…。
さすが自由奔放さが芸術家らしい。
とりあえず気にせず連絡を待ちながら自分の観光をすることにする。
ケニア名物?スーパーで買えるジャンボラーメン
10時ころブランチとして、ジャンボラーメン(インスタント麺)を作って食べる。
ここの宿では鍋と火は貸してもらえるので一応自炊可能。
そう言えば初自炊かもしれない…。
クッカーあればもうちょっと本格的に作れるんだろうけど、1人旅でクッカー持っていくのは重量的にきつい…。
まあ長期でヨーロッパとか行くならほしいけど、それ以外の場所ならいらんよね。
ナイロビ国立博物館に遊びにいこう
宿を出発。
とりあえず今日は近くのナイロビ博物館まで街を見ながら歩いていく。
宿の入口はこんな感じで鉄格子になってます。
そう言えばケニアの日本大使館から「ナイロビに住んでる人は、必ず鉄格子をつけてください」っていう連絡来てたなー。
さすがナイロビ。
活気があるナイロビの街
ダウンタウンを歩く。
歩道にはいたるところに服屋の露店が出ている。
これと人の多さのせいでめちゃくちゃあるきにくい。
写真撮るときはやっぱり周りが怖い。
高価なものを持っていそうだと目をつけられるとやばいので、ヒットアンドアウェイで撮っては逃げ撮っては逃げを繰り返す。
そう言えばナイロビで全然外国人見てないな。
外国資本の企業がたくさん進出してるイメージがあるのに…と思ったが、彼らは確実にダウンタウンに行くのを禁止されているのだろう。
ジブチでも治安が悪いと言われているところには、自衛隊員は行っちゃいけなかったし。
ダウンタウンの中心部から少し離れる。
人がめっちゃ倒れてる川辺があった。
ナイロビのバス。
なぜだか排気管が後ろじゃなくて、側面(写真小さいがわかるかね?)にきているので歩道にめちゃくちゃ排気ガスが降り掛かってくる。
なんかナイロビ来てから咳が出るし、鼻水が黒いんだが確実にこのせい。
ナイロビ国立博物館にはドクロがいっぱい!!
2kmくらい歩いてナイロビ博物館に到着。
ナイロビ博物館の入場料は1,200シリング(1,300円)だが、1,500シリング(1,600円)出すと併設されているスネークパークも見れる。
せっかくなので1,500シリング出して両方見れるチケットを買う。
ナイロビ博物館は、パッと見はいたって普通のしょぼい博物館。
ただここの目玉は、大昔の原人たちのドクロです!
これは1,700万年前のProconsul heseloniという名前のサルのドクロらしい。
説明板には、それぞれのドクロが「なぜ貴重なのか?」や「発見された状況」、「名前の意味」などが割とわかりやすく書かれていて面白い。
こちらもProconsul heseloni。
こっちは1,800万年前と少し古い。
ホモ・エレクトスと呼ばれる現在の人類の親戚の化石。
全身完全Verだから珍しいみたい。
ドクロばっかり。
来てよかったと思ったレベルでそこそこ面白かった。
ドクロ以外では、
上から、マラリアの病原菌を持った蚊、細胞が細く変化しちゃう病気、HIVウイルス。
展示室にはケニアの民族関連の展示もあった。
謎の椅子。
ナイロビのスネークパークの見どころはカメ!
ナイロビ博物館を出て、隣のスネークパークへ。
こちらは名前どおり蛇がいっぱいいて、中庭で放し飼いとかされているんですが、こっちの目玉は蛇よりも亀!
こちらの亀は交尾中。
ノシノシあるくリクガメ。触れる距離まで近づける。
ワニも多い。
ひときわ凶悪そうなワニがいた。
写真だとサイズ感が伝わりにくいけど、他に比べてめちゃ太い。
胴回り倍くらいありそう。
一通り見て回ってからスネークパークを後にした。
そう言えば自称芸術家からの連絡ないな…。
とりあえず寄り道しながら帰ることにする。
ローカル飯屋がいっぱい。
そう言えばナイロビではあんまりローカルっぽいとこで食べてないなあ。
スイカが20シリング(22円)で売ってたので、1個いただく。
売り子の近くにいた店員みたいなおっさんと少しナイロビについて話をしたら、それだけで情報料としてお金を要求された…。
こうなってくるともう現地人とコミュニケーションとるのが怖くなってくる。
中東まではここまでひどいことは絶対なかったのに。
ここが中国人含め外国人がいっぱい暮らしているマンションらしい。
警備も居てセキュリティはバッチリ。
しばらく門の前をウロウロしていたが、人が出てくる気配はまったくなかった。
ナイロビ大学は学費が高い?未払いが横行?
ナイロビ大学のタワー。
大学正門。
何食わぬ顔で入ろうとしたら流石に止められた。
かなり粘って、写真を撮らないという条件のもと入れてもらえる事になった。
みーんな黒人で他大陸からの留学生らしき人は全くいなかった。
掲示板に貼られていた一番でかい掲示物は、「授業料が未払いの人は、授業が受けられません」の通知だった。
問題になっているらしい。
中国語で書かれた、中国関連のクラスの紹介ポスターが貼ってあったが、あれは中国語は習っている黒人へのポスターなんだろうか。
そう言えばケニアでは、小学校での中国語教育が始まろうとしているらしい。
やはり中国の影響力って凄まじいな…。
この後図書館に入ろうとしたら、警備員に見つかりつまみ出されてしまった。
久々の再会はナイロビの飲み屋街で
宿に帰ったら、なんと芸術家が共有スペースで待っていた!
なんだ!来るならそうと言ってくれよ…。
まあ運良く会えてよかったね!ということで飲みに行くことに。
意外と知られていないみたいなんですが、僕がナイロビで泊まっていたNew kenya lodgeというホテルの近くには飲み屋街があったみたい。
ホテルと同じブロック内なので超近い。
距離にして30~40mくらい。
行き方は、ホテルを出たところから左に20mくらい進んで一個目の交差点を左に曲がってNdumberiロードに入る。
そこから少し進むと左手に見えてくる。
場所の座標は”-1.281354,36.826155″あたり。
ホテルのあるブロックの東面にある感じ。
入り口の見た目。
ちなみにこれは違う日に撮ったやつ。(1人でまた行った。)
通りの中はこんな感じ。
写真撮った日はあんまり人がいなかったけど、日によってはかなり賑わっている。
通りの左右にこんな感じの、見た目普通のショップがある。
実は売っているのは全部酒類。
だいたいみんな、ウイスキーやウォッカ類250mlのボトルを250シリングで買うと、割り材をサービス(?)でもらえるので、ここをカウンター代わりにして飲むのだ。
この日2人で飲んでたときは良かったが、後日1人で行ったときはお酒をたかる現地人が多すぎて、うんざりしてビール一本で帰ってきてしまった。
2時間くらいてきとーに飲んで解散。
次にあうのは東京かなーとか言っていたが、そんなのいつになることやら。
翌日の記事↓
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