スーダン観光のハイライト!ヒッチハイクでメロエ島の考古遺跡へ!!

メロエのピラミッド アフリカ
メロエのピラミッド

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メロエ

ナパタを首都としたエジプト王朝がアッシリアの侵攻によって終焉をむかえた後、現在のスーダンまで落ち延びてきたファラオが建てた都市。

このメロエを首都とした国はメロエ王国と呼ばれる。

メロエには多数のピラミッドが建造され、今でも残っている。

前日の記事はコチラ↓

カリーマの街からシェンディの街へ!ハイパーインフレ進行中
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スーダンといえばやはりピラミッド!ヒッチハイクでメロエ島の考古遺跡群へ

2019.1.17

昨日宿泊したシェンディの街の近くには2箇所観光名所がある。

1つ目はメロエというピラミッド群がある所。

こちらは幹線道路沿いなので比較的行きやすい。

2つ目はナガという神殿郡がある所。

こちらは幹線道路から砂漠に入って、10~20km進まなくてはならない。

しかも点在する遺跡の位置を知っている人は少なく、優秀なガイドを雇わないといけないらしい。(ホテルスタッフ談)

ホテルスタッフに言われたガイド付きのタクシーの値段は20ドルでした。

迷った挙げ句、ナガは諦めてメロエだけ行くことに。

メロエはシェンディから北に15kmくらい離れた所にあります。

先程も書いたように、幹線道路沿いのため簡単にヒッチハイクで行けるはず。

まずは市街から幹線道路に出る。

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シェンディの街は中心街を離れるとかなり寂しい。

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人より動物のほうが多いくらいだ。

5kmくらい歩いてやっと幹線道路に出た。

ここでヒッチハイクをする。

意外に車が止まってくれずに不安に苛まれたが、20分ほどでトヨタのランクルが止まってくれた。

そういえばエジプトあたりから、待ちゆく車はほとんど日本車ですね。

日本や欧米から中古の車がいっぱいこっちに行くんだろう。

丁度いいところでおろしてもらう。

今いる道路から2kmほど砂漠を歩くとピラミッドにたどり着くはず。

ピラミッドへはラクダが必要?

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ちょうどそこへラクダ使いがやってきて、50ポンド(100円)でピラミッドまで乗せてくれるという。

エジプトで1度も乗らなかったラクダだが、せっかくなので乗せてもらうことにした。

灼熱の砂漠で2kmの歩きってそれだけで死ねるしね!

 

初ラクダ。

これ、めっちゃ前後に揺れますね。

最初は振り落とされないように必死でしがみついていたが、逆にラクダの動きに合わせて自分の体を動かすようにすると全然怖くないことがわかった。

コツを掴んでからは誰も居ない一面の砂漠の風景を楽しみながらピラミッドに向かって進む。

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もしかしたらスーダン旅行の醍醐味は、砂漠を独占できることかも知れない。

ピラミッドエリアの入り口にはお土産屋がいくつか並んでおり、その奥にチケットオフィスがあった。

え、入場料とか必要なんだ。と思い値段を聞いて再度びっくり。

なんと470ポンド(940円)!ほんとかよ!?

受付のおばちゃんは不機嫌そうに早く払えとうるさく言ってくる。

どこにも書いてあるわけじゃなく、おばちゃんがそう言ってるだけなのでかなり疑わしい。

しかも事前情報でももっと安かったはず…。

そこにすでにピラミッドの観光を終えた昨日のチェコ人が登場。

彼に値段を訊くと同額だという。

二人揃って騙されている可能性もあるが、彼が払ってしまったので僕だけ払うわけにも行かず、結局470ポンド払って入場した。

ちなみに彼はこのピラミッド近くでテントを張って寝たらしいが、夜中ハイエナがテントの周りをぐるぐる歩き回っていたらしい。

こわすぎるわ!一緒に行かなくてほんとに良かった!

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チケットオフィスの近くには資料室もあり、

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地図も。

こんなにピラミッドがあるらしい。

スーダンてエジプトを抑えて世界一ピラミッドが多い国らしいけど、それがうなずけるほど。

まあ数はエジプトの数倍らしいけど、総体積だったらエジプトの圧勝だろう。

さっそくピラミッドの方に行に行ってみることにした。

赤い砂漠とメロエ島のピラミッド

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肌色のピラミッドは修復されたやつです。

いたるところで、発掘、修復作業が行われていました。

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入り口だけ新しい。

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内部。

うっすらと壁画があるところもある。

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これはヒエログリフかな。

ここの遺跡はエジプトのヒエログリフとメロエ文字(もちろんヒエログリフからの派生なので似てるらしいけど)の2種類の文字が使われているらしい。

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発掘作業。

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エジプトのピラミッドとの違いは、①細身なこと②入り口の形③てっぺんが円柱になってる、くらいかな。

まあ当然サイズなどは違うけど。

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左から、イシス、オシリス、誰か、でしょう。

完全にエジプトの神々をモチーフにしてますね。

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遠く離れたところにポツンとあるピラミッド。

そっちも見に行きます。

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しばらくこの場所は誰も歩いていないんだろう。

こういうきれいな砂漠の模様を見ていると、昔読んだ「砂の女」という小説を思い出してしまう。

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ピラミッドが山脈のように連なっている。

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奥に見える山々も人工物に見える。

が、さっきの地図を見る限りではピラミッドというわけではないらしい。

1時間くらいいた後、暑さに耐えられなくなりピラミッドを後にすることにした。

正直、観光名所としてはしょぼいところかも知れないが、なかなか雰囲気は良かった。

スーダンでのメインの観光スポットはここだと思っていたが、まあ予想よりは満足である。

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出口付近では、みやげやの店員がみんな日陰で昼寝をしていた。

僕が出てくるとみんな起き出したんだが、ごめんな。とくに何も買わないんだ…。

帰りはロバがおり、今度は20ポンドくらいで乗せていってくれるというので、またお願いすることにした。

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ロバ、めちゃくちゃ乗りにくい!

そもそも鞍にあぶみがついていなくて、足がブラブラして安定しない。

あと鞍が硬いし、すげーずり落ちそう。

ロバ使いに半ば支えられながら2kmほど乗せてもらった。

鞍にあぶみって必要だよ。

某漫画で、「あぶみは西洋の騎士が馬上で戦うために発明された」なんて話が出ていたが、戦わなくても絶対必要だと思うんだけど。

道路に出てからは、またヒッチハイクでシェンディの街に帰りました。

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夕食は久しぶりのフール。

やっぱりフールだけはだめだなあ。食べられないわけじゃないんだけど。

と、言う感じでメロエの観光を終え、明日はいよいよ首都ハルツームに移動します。

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