◆ルート
◆現在地および移動ログ(8,9日分)
【カックー遺跡】
2,500ほどの仏塔(パゴダ)が立ち並ぶ遺跡。
もともとは紀元前3世紀にアショーカ王の石柱が建てられた場所だと言う話があるが、その真偽は定かではない。
12世紀頃に当時の王が大きなパゴダをこの地に建て、その周りに小さいパゴダを市民に建てさせた。
今あるパゴダのほとんどは17世紀から18世紀にかけて建てられたものである。
昔は外国人は立入禁止だったが、2000年ごろに解禁された。
◆2018.9.8
このカックー遺跡という場所は、非常に奇妙な場所である。
正直ミャンマーの中で一番気になる場所だったのでかなり楽しみだ。
昨日の夜のうちにタクシーの手配は済ませています。
ホテルや近くの旅行会社に聞いても、「プライベートタクシーをチャーターするしかない。50,000チャット(4,000円)かかる。」というネットの情報と同じ事を言われ、半ば諦めかけながら安いところを探していました。
すると、ニャウンシェ市街の”Century Travel”という旅行会社で「43,000チャットでツアーやってるよー」という情報をゲットしました。
まあツアーでタクシーチャーターとあんまり値段変わんないのってどうなの?って感じですが…。
まあほとんどお客もいないみたいだったので、内容はタクシーチャーターみたいなもんなんでしょう。
ただ、まだもう一箇所だけ行っていない旅行会社があるのでそちらも行ってから安いほうにすることにしました。
その旅行会社は”Sun Goddess Travel & Tour”というところ。
Googleマップで「MW6H+JQ ニャウンシェ」で検索した場所にあるのですが、そこに行ってみると旅行会社なんてない。
ただの小さいレストランがありました。
店の人に聞けばわかるかなーと思って訊いてみたんですが、知らないとのこと。
空振りかー、仕方ないからさっきのとこのツアーにするかなー、と思って去ろうとすると、
「カックー行きたいなら、俺の兄が乗せていってやるよ。タクシードライバーなんだ。40,000チャットでどうよ?」と言ってきてくれた!
ちょっと危ないかなーと思ったが、店の場所も割れてるし、値段もまあまあ適正。
まあ大丈夫でしょ。
詐欺られたら、また警察連れて行ってやるぜ!(どっちがだ)
というわけで今日はそのタクシーの運ちゃんに連れられてカックーへ。
ニャウンシェからカックーへは2時間かかる…と言われていたんですが、実際は1時間と少しで着きました。
途中では、1/3くらい進んだところでタウンジという街を通過しました。
タウンジはカックーに一番近い街なのですが、あまりいい宿がネットで探せなかったため、僕はニャウンシェに泊まりました。
ニャウンシェの方がインレー湖に近いので、インレー目当ての観光客が多く、安宿が多いんですよね。
ただ、タウンジの街を見てびっくり!
けっこう大きい街じゃん!
これだったら現地で探せば、良い安宿見つかりそう!
それもそのはず、タクシーの運ちゃんいわく、タウンジはこの辺の州の州都らしいですね。
これは失敗したなー。
一人旅だったらタウンジを拠点にしたほうが、カックー行くのは安くなりそうです。
タウンジ以外は昨日のような田園風景が続く。
こちらのほうが山にも近く、山あいの道を進むような感じになるので本当にいい景色です。(写真撮ってませんが…。)
やっとカックー遺跡に着く。
え?これ観光名所なの??というくらいふつーのくさっ原の中に突然パゴダゾーンがあります。
奇妙な感じだけどこの感じいいなー。
遺跡のすぐ近くで水牛が放牧されています。
入場料は3ドルもしくは3ユーロ。
「チャットで払える?」って訊いたら「5,000チャット(400円弱/3.3ドルくらい)だよ」と言われたんですが、
どうして現地通貨で払ったほうが高いのか?
チャットはホント報われないなー。
入場料を払って中を散策。
本当に、「ただパゴダがいっぱいあるだけ」です。
パゴダごとにディテールは全然違いますね。
サイズは基本同じですが、たまにでかいやつがあります。
なんでもこのパゴダ達は、「一家で一基」と言うルールで献上されたらしいのです。
そのため、裕福な家の場合は大きいものを献上したんだとか。
鐘がいくつかありましたが、取ってつけた感が否めない…。
こちらが最初に国王が建てた大きいパゴダです。
周囲のパゴダと比べると大きさは段違い。
ただ、あまりにも小さいパゴダが多いので、全く存在感がないんですよね。
象とか。
これはけっこう変わりダネ。
カックーの奥からは、向こうにある湖が見れます。
これはこれでいい風景ですね~。
帰りは行きとは違う、景色が良い道を通ってくれたらしいんですが、ほとんど寝ちゃってました。
だって昨日3時までブログ書いてたんだもん…。
最近ブログの長文化がひどい。
初期はせいぜい2千文字くらいで、1時間ちょいくらいでかきあげてたんですが、この間の記事で、いよいよ6千文字を越えました。
時間も2時間以上かかってましたね。
日によっては、下手すると社会人時代より文字数書いてるかもしれないよ…。
コンスタントに4千字/時間くらい書けるとだいぶ楽になるんだけどなー。
まあこれも練習か。
てか、こういういらんこと書いてるから…。
というわけでニャウンシェに帰りました。
ちなみに運ちゃんに払ったのは、ちゃんと事前に言われた40,000チャットでOKでした。
観光は昼ころ終わったので、夕方までバスの手配とかをする。
今日は夕方発の夜行バスでマンダレーという街に向かいます。
ホテルや近くのチケットオフィスを探したところ、11,500チャットの普通のバスと12,000チャットのVIPバスが見つかった。
VIPの意味は国やバス会社によって様々ですが、この値段だったらVIPやろ!と思い、予約しようと思ったのですが、いっぱいだった…。
そんなに需要ある路線なのか…と思い普通のバスにしたんですが、十分綺麗で快適なやつでしたね。
メーソート→チャイトー、チャイトー→ヤンゴンのバスはひどいバスでしたが、ヤンゴン→ニャウンシェ、ニャウンシェ→マンダレーのバスは、他の東南アジア諸国じゃありえないくらい綺麗なバスでした。
何なのこの格差、、、
ちなみに今回のバスは、”Shwe Mann Thu”という会社のやつです。
安くておすすめ。
ただ、他のバスでもここの路線は綺麗なバスみたいですねー。
というわけでマンダレーに出発。
マンダレーではインドビザの取得を行い、その後はインドに行きます。
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