◆ルート
日本→中国→ベトナム→ラオス→タイ→ミャンマー→日本→ウズベキスタン→キルギス→カザフスタン→日本→イラン→UAE→イスラエル・パレスチナ→ヨルダン→エジプト→スーダン→エチオピア→ジブチ→ソマリランド→エチオピアⅡ→ケニア→ウガンダ→ルワンダ→ブルンジ→タンザニア→モザンビーク→マラウイ→ザンビア→ジンバブエ→ボツワナ→ジンバブエⅡ→モザンビークⅡ→エスワティニ→南アフリカ→レソト→南アフリカⅡ→ベラルーシ→ウクライナ→モルドバ→沿ドニエストル→モルドバⅡ→ルーマニア→イギリス→アイルランド→キューバ
◆2019.6.20
さすがに空港の床は寝心地が悪かったみたいだ。
朝、日が昇る前に完全に目が覚めてしまった。
空港の前の道。
流石にこの時間帯に移動できそうにはないな。
ちょっと空港の売店を見て回る。
英雄チェ・ゲバラのTシャツ。
刃牙のゲバルしか思い浮かばない…。
今日の予定。
ハバナ観光は一旦おいておき、少し離れた街サンタ・クララと言う街に行きます。
そこはキューバ革命の激戦地となった場所。
そのためキューバ革命の記念公園とゲバラの霊廟があるみたいなのです。
明るくなったら行動開始!
まずは市街のバスターミナルに行く!
バスターミナルまでは15kmくらい。
いろいろきいたけど、どうやらバスや電車はないらしい。
近くに駅のようなものがあるみたいだったんだけど、電車は通っていないんだとか。
そうなの?
タクシーしか選択肢はないみたいなのだけど、それが高い!
相場なのか、みんな25CUC(2,500円)と言ってきていっこうに値下げをしてくれない。
ちなみにこれは政府指定の相場で、この値段を買えちゃうと捕まるみたいですね。
あとから知ったんですが。
しょうがないので途中まで歩くことにした。
どうせ空港価格なんだから、半分くらい行ってから捕まえれば1,000円は切るかなー。
ヤシの木が並ぶ道を進む。
なんだかキューバっぽい。
1kmも行かないうちにタクシーが止まってくれた。
交渉の末、7CUC(700円)で送っていってくれることに。
だいぶ節約できた!ラッキー!!
ドライバーの彼は、英語がたどたどしいながらもいろいろ話しかけて来てくれ、僕が日本人だというと
ゲバルのストラップ?をくれた。
(最初は2CUCとか言ってきたけど、それならいらないって言ったら「持ってけ!」だって)
これで他のキューバ人とも仲良くなれるかも。
バスターミナル到着。
ハバナのバスターミナルはキューバ島の各都市にバスが出ている。
とりあえずチケットを買うために窓口に並ぼうと思ったのだが、どうやらここには明確な列はないらしい。
というか、実際は並んでいるんだけど明確に順序はあると言うのかな。
どう言うことかというと、ここの待合室の人たちは全員窓口に並んでいて、みんなが自分の1つ前の人の顔を覚えている感じなのだ。
だから僕がここに来たときも、スタッフの人が「最後尾に並んでる人ー!」みたいな感じでみんなに呼びかけてくれ、名乗り出てきた人の指さして「お前はこの人の次何だよ!」みたいなことを言われたのだ。
ちなみにこの並び方は、バスターミナルだけじゃなく、キューバの共通の並び方らしい…。
すげー紛らわしいし、途中で人が抜けたらどうするんだろうかね。
そして全然人が捌けない。
事前予約していた人と予約していなかった人が居て、予約していた人が優先的に手続きできている?みたい。
ちょっと状況はよくわからなかったのだが。
本当は僕はバス出発の2時間前くらいにここに着いたのだが、全然自分の番が来ない。
ちなみに僕の前に並んでいた人はオーストラリアからの旅行客だった。
行き先も僕と同じみたいで、しかも彼はスペイン語が話せるようだったので、とりあえず彼の横で自分の番を待つ。
係員に聞いても「待て待て」の一点張り。
そして…当然のように出発時間が過ぎてしまった!
やばいじゃん!と思っていたけど、どうやらチケット発行の機械が壊れてトラブってたみたい。
20分遅れくらいでバスのチケットが購入できた。
こちらがチケット。
白紙のノート、ではありません!
けど文字も細かく、薄くて全然見えない!
多分誰も印刷部分は見てなかったので、右上にメモ書きで書かれた「1-400」という記載だけですべてが十分なんだと思う。
急げ急げと促されるままバスに乗り、
バスは普通のバスの乗り心地だった。
サンタクララへ向けて出発!
途中で寄った休憩所。
こんな感じのレトロな車がいっぱい停まっていた。
4時間ほどでサンタクララに到着~。
バスターミナルに降り立つと、客引きが寄ってくる。
タクシーか?と思ったが、宿の客引きだった。
そう言えばバスの中でさっきのオーストラリア人に聞いたが、ここキューバにはホテルというものが少なくて、一般の民家の1室をホテルの部屋みたいにしているホームステイ形式が一般的らしい。
カサ(CASA)と呼ばれているらしい。
地図上では「〇〇HOSTEL」とか「〇〇GUESTHOUSE」とかってなっていても、実際は1室しかないホームステイが多いんだとか。
まあただ、僕がこのあと何度か泊まってみた印象ですけど、その1室自体はちゃんとしたホテルみたいな部屋になっているので、全然ホームステイ感はないんだけど!
(あとあんまり英語が話せない人が多いから、家の人との交流も少なくて更にホームステイ感がない。)
とりあえず客引きをいなして売店で飯を食べる。
ミニュータ(Minuta)と言われる魚サンド。0.3CUC(30円)。
1,000円くらいするイギリスの飯よりうまかった。
バスターミナルから数キロ歩いて、まずはサンタクララの中心地へ行く。
とりあえずネットで色々調べたい…。
ここキューバには謎なことが多すぎる。
やたらキューバには古っぽいデザインの車が多い。
馬車やトゥクトゥク、バイクタクシー、なんでも通っている。
微妙に建物もカラフル。
ちょっとモザンビークとかを思い出す。
公衆電話も変なデザイン。
中心街には建物が多くなってきた。
途中のお土産屋。
やっぱりゲバラ推し。
とりあえずWifiがありそうなバーを発見。
店員もWifiがあると言うので、ビールを注文してネットを使おうと思ったのだが…。
やっぱりユーザ情報による認証が必要とのこと。
なんでも、「Wifiカード」なるものをどっかから買う必要があるらしい。
そしてキューバという国には無料で使えるWifiスポットというのは、1つもないらしい。
な、何だってー!。
ちなみにSIMカードは本体だけで40CUC(4,000円)と激高。
そして後で知ったが、SIMでもネットは使えないらしい。
SIMでできるのは電話とSMSだけ。。。なんてこった。
とりあえず疲れたのでまずは宿を探して休みたい…。
フラフラ宿を探していたら、客引きのおばちゃんに捕まり宿を紹介してもらえた。
この左側のイカリみたいなマーク。
これがCASA(ホームステイ)の印。
この印がある家には泊まる事ができるらしい。
いくつか回って15CUC(1,500円)で朝食付きのところを発見した。
どうやらこの値段が底値付近みたいだ。
外国人向けのサービスは税金が高く、あんまり値段を落とすことができないらしい。
部屋はこんな感じ。
ツインが基本。多分二人で泊まっても15CUCだと思う。
とりあえず荷物をおいて、なにか飲み物を買うためにスーパーへ。
なんたってキューバ!めちゃくちゃ暑いんです!
もうここに来るまでに汗ダラダラになってしまっていた。
スーパーの商品棚を見て驚愕。
え…緑一色。
何かと思えばマヨネーズ!
こんなにいる??
こっちも同じビールがいっぱい!
こっちはBavaria。
東欧とか中央アジアでよく見たやつ。
一応輸入はしているらしい。
コーラはニセモノ。
中国産という話も聞いたけど、真相は不明。
ここのスーパーはこんな感じで、CUC、ペソの両方で値段表記がある。
その後近くのネットショップに行って、言われるがままWifiカードなるものを購入。
基本は1時間、1CUC(100円)という値段らしい。
これは5時間カードなので5CUC(500円)。
裏のスクラッチからユーザ名とパスワードが入手できてWifiが使える。
ちなみにこのスクラッチはめちゃくちゃ剥がしにくい。
いつも現地の人にやってもらっていた。
ちなみにこのETECSAというのがキューバのネット会社。
おそらく国有企業でどうやらキューバはこの企業の独占状態みたいだ。
そして、実はWifi自体はけっこう色んな所に飛んでいる。
代表的なのが公園!
サンタクララの街の中心には大きな公園があって、そこで現地民がネットを使っていた。
僕もここに混ざってやっとネットが使え、キューバについていろいろ調べる事ができた。
夕食に食べた「ポジョ・フリート」という中米料理。
まあふつーのフライドチキンです。
本当はこれからサンタクララの観光をしようと思ったのだが、もう疲れて限界だった。
観光は明日に回して、早めに休むことにした。
コメント