◆ルート
日本→中国→ベトナム→ラオス→タイ→ミャンマー→日本→ウズベキスタン→キルギス→カザフスタン→日本→イラン→UAE→イスラエル・パレスチナ→ヨルダン→エジプト→スーダン→エチオピア
◆2019.2.1
今日はジブチ大使館に行きます。
もちろん目的はジブチVISAなんですが、そもそも必要書類がなにかもよく分かっていないので、まずはそれを聞きに行きます。
ジブチビザといえば、カイロのジブチ大使館では「ビザはアライバルで取れるよ~。陸路でも空路でもOK」なんて言われるも、ネットの情報から今は事前にビザ申請が必要ということが判明(数年前は陸路でもアライバル取れたようですが)。
アディスアベバで取得ができるとの情報を見たので、そのためにアディスまで来たのでした。
ちなみに2018年からジブチではe-Visaの試みが始まっているようですが、ネットの情報曰く「ジブチのe-Visaは悪夢のようだ」らしいです。
申請しても数週間も音沙汰がないのに加え、電話の問い合わせ先も無く、メールアドレスは公開されているがこちらも返信がまったくない。
しかもシステムの仕様バグで必要なドキュメントが全てアップロードできず、そのせいで申請が却下されても申請料は返ってこないとのこと。
一応、在日本のジブチ大使館にいろいろ確認したのですが「空路だったらアライバルは取れるけど、陸路だとよくわからない。e-Visaについてはいろいろ噂は聞いてるので使わないでくれ。」だそうです。
使わないでくれって何だよ…。こりゃジブチ旅行も不安だわ。
また、事前にアディスアベバの大使館にも連絡を取っていたんですが、アディスで申請できることは分かっても必要な申請書類がよくわからない…。
噂で必要とされている大使館からのレターはいらないと言われるし、陸路で入ると言っているのに航空券が必要という一点張り。
そのため、今日はとりあえずパスポートと写真だけ持って大使館に行き、必要な書類だけ確認することにしました。
まあ先を急ぐなら、ダミーの航空券でも持って今日中に申請するつもりで行くんですが、たまたま最近ブログをサボっていた関係で、アディスではちょっとゆっくりして溜まっていた分の記録を書き起こしたいんです。
ちなみに昨日のソマリランドVISAがの申請の後もジブチ大使館に行ったんですが、午後になってしまったため職員が誰もいないと言われて、何も話が聞けなかったんです。
昨日ソマリランドのレターを申請しようとしたときに、一緒にジブチのレターも申請していたんです。
これはVISA取りで必要無くても、国境を越えるときに必要だったみたいな噂(あくまで噂)があったので、一応とっておきます。
ちなみにジブチのレターを申請するとき大使館のスタッフの方に、「今だけでいいから危険な陸路のルートでなく、空路で入国すると約束してください」と言われ、そういった誓約書を書きました。
まあこれは当然建前なんですが。
どうやらバスで行くのはかなり危険みたいです。
それに比べて電車(アディス-ジブチをつなぐ路線がある)の方が比較的安全なんだとか。
それでもやっぱり、一番安全な空路で行ってほしいみたいでした。
さて、ジブチの大使館に行って必要な書類を聞きます。
結論から書くと必要な書類は、
①パスポート(コピー不要)
②写真(サイズはある程度何でも良し)
③ホテルの予約証のコピー(もちろん必ず英語!)
④航空券(もしくは電車)のチケットコピー
⑤イエローカード(黄熱病の予防接種の証明書)のコピー
の5点。
「バスで行くからチケットはない。」と言ったんですが、窓口のがんこそうなおばちゃんは「バスなんてない!」の一点張りでした。
そんな訳あるか。
まあどーせ電車で行こうと思っていたので、素直に電車のチケットのコピーを持ってきますかね。
てか、初めて黄熱病の話出てきたな。
タイで黄熱病の予防接種受けといてよかった。
それだけ確認できたら今日は満足。
また月曜(4日)に申請しに来ることにします。
ネット情報では、アディスからジブチへの電車は奇数の数字の日付にしか出ないらしい。
そうだとすると、申請が5日までもつれ込んでしまったことを考慮して、7日出発とかですかね。
いやー、だいぶアディスに長くいることになってしまう。
ジブチ大使館の近くにはショッピングモールやスーパーが多い。
せっかくなので必要な物資を調達して帰ろう。
と思っていたら、サンダルがぶっ壊れた。
バンコクで買ったやつだったからだいぶ長く持ったほうだけど、個人的にはソールの母子球のところに穴が開くまで使うつもりだったので、鼻緒が切れてしまうという終わりかたには少し残念。
近くにいたエチオピア人に5ブル(18円くらい)で応急処置してもらう。
ただ、これもそう長くはもつまい。
そんなこと考えながらサンダルが買えるところを探していたら、もう片足も同じように鼻緒が切れてしまった。
もう限界だったんだね…。
仕方ないので片足裸足の状態でサンダルを売っているところを探す。
子供やおばちゃんから指をさされて笑われるが、うるさいわ。
普通のスーパーに何故かサンダルが売っていたので、50ブル(180円くらい)でニューサンダル入手。
このサンダルはどこまでもつんだろう。
薬局で乾燥肌の薬とマラリア治療薬を入手。
マラリアについては予防薬もありますが、いろいろ考え今回は予防薬は使いません。
副作用もあるし、効くとは限らないらしいので。
それより蚊に刺されない努力(長袖長ズボン着用と夜分のテント使用)と、異常があったらすぐに病院に行くなり薬を飲むなりして治療するという心構えのほうが大事かと。
帰りぎわに寄ったMedhane-Alem Cathedralという大聖堂。
決まったお祈りの形はないのか、みな思い思いの姿勢で祈りを捧げている。
ほとんどの人は同じ姿勢をずっとキープ。
微動だにしていない。
夜はソマリランドビザを取りに行った3人と一緒に夕食。
久しぶりにこんな豪華な食事。
そういえばアディスに来てからインジェラ食べてないなあ。
3人は明日ソマリランドに向かって旅立つらしいです。
これで、しばらく国境から一緒に旅をしたおじさんパッカーとも別れて、1人になってしまいます。
あーあ。ジブチらへんで誰かと会えないかなー。
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