エチオピア⑪ 謎の国家ソマリランドのビザがほしい

ソマリランドのビザ アフリカ
ソマリランドのビザ

◆ルート

日本→中国→ベトナムラオス→タイ→ミャンマー→日本→ウズベキスタンキルギスカザフスタン→日本→イラン→UAEイスラエルパレスチナ→ヨルダン→エジプト→スーダンエチオピア

◆2019.1.31

アディスアベバではこれから行く国のビザを取らなくてはいけません。

ここからのルートですが、今まではエジプトから一途南下してきましたが、ここでより道をはさみます。

エチオピアジブチソマリランドエチオピアというように国境を越えて再度エチオピアに戻ってきます。

そこから再度南下してケニアウガンダ→…というふうに進んでいく予定。

そのためここではジブチソマリランドのビザを取らなければなりません。

ここでソマリランドという国についてさらっとだけ説明しておくと、

ソマリランドとはソマリアという国の中に存在する自治領です。

本人たちは独立する気満々で、政府や議会、憲法、法律なども持っていて、平均的なアフリカの国よりもよっぽど国としての体をなしていて治安は安定しているらしい。

にもかかわらず、どこの国からも国として承認してもらえていない可哀想な国(?)です。

あの危険なソマリアの中にあるのにもかかわらず、ソマリランドの領地は比較的安全なので、個人旅行が可能らしいんです。

ちなみにソマリアという国は大きく、ソマリランドが治めるエリア、プントランドというもう一つの自治政府が治めるエリア、ソマリア政府が治めるエリアの3つに分けられます。

ちなみにプントランドは「リアルワンピース」とか言われる海賊が跋扈する国。

ソマリアも「リアル北斗の拳」と言われる、まるでディストピアのような場所らしい。

今のところ、個人旅行が可能なのはソマリランドだけですが、危険なプントランドソマリアにもツアーが出ているため、一応旅行は可能です。

まあ値段がめちゃくちゃ高いんですが。

ソマリアが17万円(1人の場合)で、プントランドが90万円だっけな?

興味ある人は以下のURL参照してください。

Home | Untamed Borders - Adventure travel
Untamed Borders offers bespoke trips and small group tours to some of the world’s most interesting and inaccessible places.

ソマリアプントランドアフガニスタンなどの、普通の旅行は難しいエリアに行けるツアーをやっている会社です。

まあ僕はツアーはあまり好きじゃないし、どうやらこれらのツアーは空港発着らしいので今回はパス。

また興味が出てきたら行ってみます。

ということで今日はソマリランドのビザを取りに行きます。

ちなみに、ジブチビザについては明日以降の分で書きます。

一緒にソマリランドのビザを取りに行くのは、僕が国境から一緒に行動してる方と、昨日一緒の宿でお会いした夫婦。

合わせて4人でいきます。

アディスアベバにはソマリランドの大使館があるので、そこでVISAが取得できます。

タクシーをシェアして、150ブルでBaloホテルからソマリランド大使館へ。

ちなみに以前は大使館(embassy)なんてものは無くて、連絡事務所(representative office)と名乗っていたそうなんですが、今は公式サイトや公式Facebookページでは大使館を名乗っていますね。

着々と独立に近づいていっているということなんでしょうか?

ちなみにソマリランドの大使館はたびたび場所を移転するため、見つけるのが大変らしいです。

ただ僕の場合は、GoogleMap、公式サイトの地図、公式Facebookの地図がだいたい同じ位置を指し示してくれていたので、大体そこにあたりをつけて行ったら速攻で見つかりました。

やはりGoogleMapが一番わかりやすくて位置もドンピシャです。

Map上で”Embassy of Republic of Somaliland”で検索すると出てきます。

f:id:sasetsu_u:20190205170724j:plainちなみにアディスアベバは、観光する気が起きないほどふつーの都市。

まあここにはしばらくいることになりそうなので、気が向いたときに観光します。

ソマリランド大使館は見た目は本当に一般的な大使館でした。

手続きを始めるまでしばらく応接室のようなところで待たせてもらうことに。

壁に山や伝統工芸品(?)の写真が飾ってあって、職員の方が「グッドプレイス!ビューティフル!」などと説明してくれた。

壁に自治領全体の地図が張ってあったので、「危険なとことかないの?」って聞いてみると「どこも全部安全だよ!この中ならどこだって行っていい!」とのこと。

ほんとかい。

「どこでも」とか「なんでも」っていうフレーズは、基本的に信用ならないとジブチビザの件で思い知ったからね。

あれも「どこのボーダーから入ってもアライバルビザが取れる」なんて言っておいて、実際は空路じゃないと取れないし。

事務所の方に通されて申請書を書く。

申請書は3枚ありましたが、得に珍しい質問内容はありませんでした。

ただ、滞在先のホテル情報は必要です(確か名前と住所だった気がする)。

あとはパスポートのコピー(顔写真のところ)が必要だったんですが、ちょうどその時停電がありコピー機が使えなかったため、近くのネットカフェでコピーしてもらってきました。

書き終えた申請書と、写真1枚、100ドル(ビザ代値上がりしたらしい!)、パスポートコピーを提出し、申請は終ったに思えたが…。

しばらくすると、今度はさっきの応接室とは別の部屋に呼ばれた。

入ってみるとやたら偉そうなおじさんがふんぞり返っている。

大使だ。

おそらくここは大使の部屋なんだろう。

大使が話し始める。

「私たちの国は日本とは国交がない。そのため君たちを受け入れて良いのかわからない。」

ん?

「だから日本の大使館に行って、君たちの受け入れをお願いしますと一筆書いてもらってくれないかね?」

え?え?

「レターだ。レターが必要なんだ。」

マジか~~。

こんなところでレターが必要になるなんて…。

国交がない国に対してレターを書いてくれるかは甚だ疑問だが、とりあえず行ってみるしかない。

4人で日本大使館に向かう。

ちなみに日本大使館も近年移転しています。

(こちらもGoogleMapは正しかった)

タクシーが場所を間違えるトラブルがあったが、150ブルで日本大使館まで到着。

大使館では日本人のスタッフの方が親切に対応してくれましたが、結論から行くと、やはりソマリランドへのレターは発行できないこと。

まあ、しゃーない。

再度タクシーでソマリランド大使館に戻って事情を説明。

「やっぱり国交がないから、レターは発行できなかったよ。」と言うと。

「そうかわかった。じゃあ発行してやろう。そのかわりソマリランドから帰ったら、周りの人にソマリランドは安全だったと伝えてくれよ!ソマリランドは安全で素晴らしい国なんだからな!!」とあっさりOKが下った。

どうせ最初からレターなんて発行できないと分かっていたんだろう。

散々振り回されはしたが、大使からは、少しでも多くの人に「ソマリランド」という国を知ってほしいとか、良くも悪くも少しでも「ソマリランド」という存在が大きくなってほしい、みたいなひたむきさを感じた。

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ビザは即日で発行されました。

とにもかくにもこれでソマリランドビザゲットです。

てーかやっぱアフリカはビザ多いなあ。

多分この旅が終わる頃にはパスポートのページ、終わっちゃう気がする…。

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ソマリランド大使館を後にし、みんなで食事。

近くにあった韓国料理屋へ。

だいたい300ブルしないくらいで、そこそこうまい韓国料理が食べれます。

この後はジブチ大使館に寄って帰りましたが、そこらへんの話は明日分でまとめます。

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