エスファハーンは世界の半分!巨大なイマーム広場と観光させてくれないイラン人

エスファハーンのイマームスクエア アジア
エスファハーンのイマームスクエア

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イマーム広場

サファヴィー朝の首都を建設する際に都市の中核として建設された、周囲をモスクや宮殿によって囲まれた広場。

世界の半分と言われたエスファハーンを象徴するような巨大で豪華なモスク群。

同じくイランのペルセポリスとともに、1979年に世界文化遺産に登録された。

エスファハーンを本格観光!イラン文化の真髄を見た!

前日、テヘランから夜行バスでエスファハーンに到着し、街歩きをした記事はコチラ↓

テヘランから深夜バスでエスファハーンへ! 街歩きが楽しいエスファハーンの街
今日の旅情報 これまでのルート 日本→中国→ベトナム→ラオス→タイ→ミャンマー→日本→ウズベキスタン→キルギス→カザフスタン→日本→イラン エスファハーン 16世紀にこのあたりで栄えたサファヴィー朝の首都に定められ、一時は「エスファ...

2018.12.2

今日は朝から観光します!

まずはジャーメモスク(金曜モスク)から!

ジャーメモスクという名前のモスクは世界中にいっぱいあります。

(日本で言う稲荷神社みたいな?)

今回行くのはエスファハーンで一番大きいジャーメモスクです。

まずはジャーメモスクへ!

行く途中でこれまた見応えがあるモスクを発見した。

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一瞬ジャーメモスクかと思ったが違うようだ。

アリ・モスクと言う場所で、昨日見つけたイマーム・アリ・モスクの隣に位置するモスクみたいだ。

こういうのがいっぱいありすぎて感覚麻痺してくるんだよなあ。

イランではコミュニティの数だけモスクがある。

途中で昨日のイマーム・アリ・モスクをちょいと覗きつつ、

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こちらがジャーメモスク。

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趣のある部屋があって、

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なにかと思ったらトイレだった。

ここからバザール街を抜けてイマーム広場へ。

何度見ても楽しい!ペルシャ絨毯やカラフルな食器であふれるバザール

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ペルシャ柄の布?屋。

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スタンプ式なんですね…。

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色とりどりの食器類。

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ごちゃごちゃしすぎて何が何だか。

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こちらはペルシャ絨毯屋。

小さいものだと1万円くらいから買えるみたいです。

お金があったら一つ買って送りたかったけど、今はその現金がない…。

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平和はいつものバザールという感じ。

心なしか、テヘランよりも黒いマントの女性が増えた気がする。

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男性もたまにターバンを巻いてます。

バザールを抜けてイマーム広場へ。

こちらが本日のメインどころです。

巨大なイマームスクエア 旅を始めるきっかけとなった場所

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綺麗な場所って言うよりも、落ち着けるいい場所です。

ここに来れてよかった…!

実は世界一周を始めるきっかけになったのがこのイマーム広場を含む、イランのペルシャ建築なんです。

旅に出る前に一年くらいイラン大使館の近くに住んでいたんですが、大使館の壁にイマーム広場やペルセポリスなどの写真が飾ってあって、それを見ながらいつか行ってみたいなーと思ったんです。

仕事が早く終わった日とかは、少し遠回りしてイラン大使館の前を通って家に帰ったものでした。

イランだけでなくいろんな大使館が近くにあって、いつかいろんな国を回ってみたいと思ったのが今回の旅につながってます。

そう思うと1年ちょい前に会社近くに引っ越したのが人生の転機だった気がします。

それを期に、通勤電車から解放されて時間にも体力にも余裕ができ、”先のこと”や”本当にやりたいこと”を考える様になったので。

まあ色々ありましたが、旅をはじめて、そしてここまで旅をやめなくてよかった。

人懐っこいイラン人 イマームスクエアにいるだけで時間はすぎる!

写真を撮りながら見て回ろうとすると、色々な人に話かけられて全然観光が進まない。

日本人だとわかると大体反応は3パターン。

①鹿島アントラーズ!

②ホ・ン・ダ~カワサキ~

③製品の品質がうんぬん、、、

①に関しては、20?年前に鹿島アントラーズがどっかと試合して勝ったのがみんなに知られてるみたいで、かなりの人がこれを言ってきました。

あとは話かけてくるわけでもなく、「チンチュンチョン・チンチュンチョン」って言ってくる人もいましたね。

なんかこれ中国人(東アジア人全般?)を馬鹿にする言葉らしいですね。

僕も今回初めて知りましたが。

そうは言ってこないにしても、話しているとふとした所から中国人を疎んじるような発言をする人も多い…。

別に人種差別どうこう言うつもりはありませんけど、「お前らどんだけ中国のこと知ってるんだ?」と言いたくなりますね。

あれだけ奥深い国を、そもそも中国に行ったことあるのかと。

あ、そういう問題じゃないか。

中国にはこれまで4回(それぞれ10日以上)行ってますが、全く見飽きませんね。

今まで行った国で再訪するなら中国一択です。

まあイランもいい勝負してるけど。

日本人てことを言うと大半の人はコロッと態度を変えますが、それもそれでイラッとくるのでほとんど無視してました。

両替商からイランレアルを入手 ここで闇レートの存在に気づくが…

モスクに入る前に、お金が足りなくなってきたので両替を探します。

イマーム広場付近にあると聞いていたので、その場所に行くと個人の両替商が。

少し探しても店が見つからないので、両替商に両替してもらうか。

ちなみに今の手持ちの外貨は1万円と100ドルのみ。

両替商に訊くと円が使えるというので、いつ両替できるかわからない円を両替することに。

レートを聞いて…あれ?

ネットで調べたレートより良いじゃん。

公定レートよりも2割増しくらいのレートみたいで、一瞬戸惑う。

話を聞いてみると、どうやらイランでは闇レートの両替が横行しているみたい。

円→レアルは公定レートの2割増しで、レアル→円は公定レートの2倍ほどのレートで取引してるみたいです。

そうやってがっぽり儲けているらしい。

闇レートとか初めてでこんな実態があるなんて知らなかった。

一応その場で闇レートの情報を調べるが、あまりいい情報がない…。

ネットで調べたら、1年位前の人が「ドルを両替したら公定レートの1割増しだった」みたいなことを書いてたんで、まあ2割増しのレートならOKかなあと判断して両替。

ちなみに日本円は初めてみたらしく、ネットで日本円の画像を調べて、ニセじゃないかチェックされました。

でもこのとき気付くべきだった、、、。

この人達はこのとき嘘を付いていたのです。

あとから考えると、そんな取扱したこともないものをまともなレートで取引するわけないんだよなあ。

すべての真相がわかるのはこの翌日のことでした。ちなみに翌日の記事はコチラです↓

イランでは闇レートが存在する!驚愕の事実発覚。イランは物価天国。
今日の旅情報 これまでのルート 日本→中国→ベトナム→ラオス→タイ→ミャンマー→日本→ウズベキスタン→キルギス→カザフスタン→日本→イラン 衝撃の事実発覚! イランの闇レートは衝撃の数字だった! 前日イマーム広場の観光をして終わらな...

ちなみに、ウズベキスタンの闇レートは…。

そういえばこの前行ったウズベキスタンももともと闇レートがあったらしいんですが、1年ほど前に闇レートが撤廃(公定レートを闇レートに合わせた)らしいです。

ちなみにこういうことをすると、極度のインフレになったりだいたい大混乱が起こるらしいんですが、ウズベキスタンの場合は全く問題が怒らなかったらしいです。

なぜなら、「もともと公定レートなんて誰も使ってなかったから」だそう。

イマームスクエアを観光!まずはアリカプ宮殿へ!

とりあえず両替を完了させ、広場の西側にある、アリカプ宮殿を見学します。

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こちらは宮殿として王が住んだり、客をもてなすために使われていたらしい。

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はじめはこんなだったのが、

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いろいろ増改築されてこうなったらしいです。

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2階のベランダ。

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ベランダから見たイマーム広場。

ここから更に登って最上階に。

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壁の模様が奇妙ですね。

これはイランの伝統楽器の形みたいです。

一緒に見学してた人が教えてくれましたが、この部屋は音楽室として使われたらしいです。

この空洞が他の部屋につながっていて、ここで奏でた音楽が他の部屋にも届いたんだそう。

あとここで声を出したりするといい感じのエコーが発生して、歌をうたうところとしては最適なんだとか。

次は広場東側のモスクに入ろうとしたんですが、閉館時間の16:00を過ぎていて入れませんでした。

余裕で1日で観光できると思ったのに!現地人と話しすぎたせいだ!

イラン人のフレンドリーさ恐るべし。

仕方ないので、少し場所が離れたハージュ橋という所の夜景を見に行くことにした。

イラン一きれいな橋?ハージュ橋へ!

5kmくらい距離があったのですが、バスに乗り間違えたりして色々あり、6kmくらい歩くことに。

まあ時間はあるしいいやー。

1時間ほど歩いて橋のかかる川まで。

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ここの川は1年のほとんどの期間、干上がってるらしいです。

さすがイランですね。

そういえばこっち来てから雪も雨も見てません。

こちらがハージュ橋。

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橋の下がくつろげる場所になっている。

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実はいっぱいいる?イランのゲイ事情

ここではゲイ3人組に会いました。(写真の人じゃありません)

イランは同性愛は禁止らしいので、「ゲイとか公言していいの??」と聞いたら「警察にバレたら逮捕だからやばいよ!」と言ってました。

やっぱりそこらへんの締め付けは大変みたいですね。

男女の場合もデートは結婚前提じゃないと駄目みたいですね。

デートしているとたまに警察に話かけられて、親に電話で確認とかされるらしいです。

ゲイ3人組の1人から、家に泊まってけと強く勧められましたが流石に固辞。

ちなみにゲイ含め、今日だけで3人に泊まってけと言われました。

やっぱり怖いんで断りましたが。

再び歩いてイマーム広場まで。

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途中にあった図書館。

何故か折り鶴の像。

夜のイマーム広場でヤンキー軍団と記念撮影

夜のイマーム広場。

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ヤンキー集団。

夜でもいろんな人に話しかけられ、気づいたら夜遅くなっていました。

エスファハーン、本当にいい所ですね。

しばらく住みたいくらい落ち着ける場所でした。

明日はもう一日エスファハーンを観光します。

翌日の記事はコチラ↓

イランでは闇レートが存在する!驚愕の事実発覚。イランは物価天国。
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