今日の旅情報
これまでのルート
日本→中国→ベトナム→ラオス→タイ→ミャンマー→日本→ウズベキスタン→キルギス→カザフスタン→日本→イラン→UAE→イスラエル・パレスチナ
エルサレムからバスで死海方面へ!
前日、エルサレムの超正統派居住区メーアー・シェアーリームに言った話はコチラ↓
2018.12.16
今日はエルサレムを離れる日。
これからバスでエイラットというエジプトとの国境の街に移動します。
本当はイスラエルにはもう少し居たかった。
ナザレやヘブロンなど気になる街はあるし、死海にも行ってみたかったが、やはりネックになるのは物価…。
ちょっとこれ以上の滞在はきつい。
あと死海は肌の弱い僕にとっては拷問にしかならないと思うので今回はパス。
おそらくバスの窓から死海が見えると思うのでそれで我慢します。
宿をチェックアウトし、新市街の外れにあるバスターミナルに向かう。
エルサレム新市街のマーケット!甘そうなお菓子がいっぱい
途中で通り掛かったマーケット。
朝一の時間でもそこそこ人がいる。
美味しそうなお菓子はいっぱいあったけど、値段を見るまでもなく高いことは明白なので泣く泣くスルー。
今回のバスはエルサレム→エイラットで4時間半で70シュケル(2,100円)。
バスの値段も今までの国の数倍はする。
出発時間ピッタリにバスが到着。
一応昨日のうちに買っておいたチケットを使ってバスに乗車する。
僕の後ろからめっちゃいっぱいおばちゃんが乗ってきたけど、ドライバーに無理やり引きずり降ろされていた。
おそらく予約なしで乗ろうとしたけど空きがなかったんだと思う。
宿のスタッフの言う通り前日に予約しておいてよかった。
砂漠を突っ切り、死海の横を通り過ぎて南下!
バスは砂丘のような景色の中の道を突っ切って進む。
川?の跡があるけど、水はない。
エルサレムの街を見ていると中東ということを忘れてしまうけど、やはりここは雨の少ない土地らしい。
たまに集落がある。
あそこに住んでいるのはパレスチナ人なのかイスラエル人なのか。
パレスチナ人だと思っているのは偏見が入っているのだろうか。
途中、不自然に植えられたヤシの木畑を発見。
緑化活動の一環らしい。
途中、バスの窓から死海が見えた。
が、反対側の窓側の席を予約してしまったので、ほとんど見えず…。
このルートを通る人は、左側の席を取ったほうがいいです。
死海の向こう側にはうっすらとヨルダンの山が見える。
途中何人かを降ろしたり乗せたりしながらバスは進む。
ビーチがあるリゾート、エイラットに到着!
予定通りにバスターミナルに到着。
ここから今日の宿までは1kmほど。
エルサレムよりも明らかに高くなった気温を感じながら歩いて移動する。
気温は25度くらいあるだろうか。
ここエイラットはビーチがあるリゾート地。
年中そこそこ暖かく、冬でも海を楽しめるらしい。
ちなみに僕は海が好きじゃない。
セブに2ヶ月留学していて、一度も海に行かなかったくらい。
何が嫌いって、濡れるのはめんどくさいし、塩水は顔にしみる。
ここエイラットでもせいぜい海は散歩して見に行くくらいで十分だと思っている。
エイラットに来たのは単純に通り過ぎるためだけだ。
エイラットの奇妙な最安宿コリンヌホステル
今日の宿はコリンヌホステルというこのエリア最安の安宿です。
ドミトリー食事なしで59シュケル(1,800円くらい)…。
エルサレムよりも高い…。
そんなホテルにビザなどの関係によって、2泊もしなければならない。
ホテルの中庭には奇妙なアートが飾ってあった。
聖書を読むサル、おかしな顔の動物たち。
演奏をするドールたち。
ぶっきらぼうはスタッフたちの性格も相まって、なんかやばいホテルなんじゃないかと思ってしまう。
イスラエルからエジプトへの入国方法 イスラエル入国はばれないように!
とりあえず3日分の食料を調達しにスーパーに買い出しに行きながら、これからの予定を考える。
ここエイラットは、エジプトとイスラエルとの国境の街。
エジプトとは地続きのため陸路で入国可能なのですが、陸路の場合、事前にビザの申請が必要なのです。
ビザは噂だと、エイラットにあるエジプト領事館にて申請した翌日に取得可能。
そのため僕の予定だと、明日ビザ申請を行い、明後日ビザを取得する。
そして運が良ければ明後日のうちにエジプトに行ってしまいたい。
エイラットでエジプトのビザを取得すると、エジプトのビザの発行地にエイラットという地名が載ってしまう。
実はイスラエルに入国したことがパスポートでわかってしまうと、イスラム系の国にいけなくなってしまうらしい。
まあやばいはやばいけど、ほとんどのイスラム系の国はもう通り過ぎたし大丈夫でしょ!ビザ発行地までどうせあいつら見ないし!と思っていました。
そのためこのエイラットを経由するルートを選択したのです。
しかしここに来て少し調べていると、スーダンもイスラムの国で、イスラエルの入国履歴があると入れないことがあるのがわかった。
そして実はスーダンはエジプトの次の国、そしてスーダンのビザはカイロで事前申請が必要である。
だったらカイロでビザを取得するとき、エジプトのビザをどこで取ったかは見られるのではないか・・・?
いろいろ考えた結果、ここでエジプトのビザを取ることはやばいという結論に達した。
代替案として、エイラットからエジプトの反対側の隣町、ヨルダンのアカバというところに行き、そこからフェリーでエジプト入りする方法を取ることに。
エルサレムで同じ宿だった人がそれと逆のルートでエルサレムに来ていたので、多分問題なく行けるはず。
この方法だと、フェリーの中でエジプトビザの申請ができるし、ヨルダンのビザは陸路でもアライバルで取れる。
1度ヨルダンをかますことで、エジプトの入国ポイントもイスラエルとの国境ではなくなる。
フェリー代は高いけど、こちらのほうがVISA料金が安いようなので、トータルコストは変わらないくらいだし、高いエイラットの宿に2泊もしなくて済む。
と、言うことで急だけどルート変更。
明日はヨルダンに入国してエジプトへのフェリーを探すことにします。
あぁ、最後の楽園エジプトまでの道のりは遠い…。
翌日の記事はコチラ↓
コメント