◆ルート
日本→中国→ベトナム→ラオス→タイ→ミャンマー→日本→ウズベキスタン→キルギス→カザフスタン→日本→イラン→UAE→イスラエル・パレスチナ→ヨルダン→エジプト→スーダン→エチオピア→ジブチ→ソマリランド→エチオピアⅡ→ケニア→ウガンダ→ルワンダ→ブルンジ→タンザニア→モザンビーク→マラウイ
◆2019.4.7
昨日のJICA隊員に教えてもらったのだが、マラウイは今絶賛選挙シーズンらしい。
どうも大統領選が来月だかにあるんだそうだ。
そう言えばそんなことをケープマクレアで会った現地人も言っていたな。
そして今日、与党と野党のうちの一党のマニュフェスト発表があるらしい。
JICA隊員には「絶対に人が集まる場所に行かないように」という通知が来ているらしいけど、幸運にも僕はフリーのただの旅行者。
興味がそそられたので野党のマニュフェスト発表を見に行くことにした。
とりあえず宿で朝食をとる。
宿でゆったり朝食をとれるというのは幸せな時間だ。
移動してると朝はやくにバタバタすることが多いし。
野党のマニュフェスト発表会は、シヴォスタジアム(civo studium)と言う場所で行われる。
3kmくらいなので歩いていけそうだけど、昨日バスでの行き方を教えてもらったのでバスで行くことにした。
バス乗り場まで歩く。
壁に広告を書いている人たち。
空には飛行船バルーンが。
写真を撮っていたら、近くにいた人に「なんで写真なんか撮ってるんだ!!」と怒鳴られた。
現地人もピリピリしている?
でも聞いた話だと、選挙や政治に興味ある人は少ないらしいんだけど。
「バルーンが面白いから~」とかなんとか適当に言ってさっさとその場を離れた。
こういうのは逃げるに限る。
歩いている間に何度か、黄色のTシャツを来た人ばかりを荷台に乗っけたトラックを見つけた。
乗ってる人たちはみんな、思い思いになんか叫んでいる。
どうやらどこかの党のサポーターらしい。
その光景を見て、「ホテル・ルワンダ」というルワンダ虐殺を描いた映画のシーンを思い出してしまった。
あの映画でも狂ったフツ族の民兵がトラックの荷台に乗って騒ぎながら、ツチ族を追い回して皆殺しにしていた。
あー、ちょっとこれはちょっと怖いかもな。
SHOPRITEと言う名のスーパー。
このスーパーは南ア資本のスーパーで、南部アフリカの主要都市にはだいたいあるらしい。
バス乗り場はこの裏にあるらしいが、少し中を覗いていくことにした。
見た感じ普通のスーパー。
飲み物でか!!
これ1本で5Lあります。
デカい水はたまに見るけど、ジュースでこれだけデカいのはなかなか無いな…。
バスでシヴォスタジアムまで。
と思ったらバスのドアが外れた!
意外にこのパターンは初めてだった!!
このまま走るのかなーと思ったけど、違うバスに乗り換えるよう促された。
へー。ドアとか開けっ放しで走ることもあるくせに、一応気にするんだ。
シヴォ到着。
スタジアム付近にはたくさんのサポーターが集まっていた。
一応写真もOKらしいので撮らせてもらう。
マニュフェスト発表というよりもお祭り騒ぎと言う感じ。
彼らのリーダーのTシャツ。
未来の大統領?
スタジアムに入るための階段を上がる。
空がきれいだ…。雲がそこそこある感じがまた良い。
今、マラウイは雨季から乾季に入った所。
こんな気分のいい天気が連日続いている。
スタジアム、って言ってもすごくしょぼい…。さすがマラウイ。
でもこう見ると観客はそこそこ入っている。
マラウイには6つ政党がある。
そのうち3つの力が強く、他の3つは弱い政党らしいが、ここでマニュフェスト発表を行うのは弱い3つのうちの1つと聞いていた。
それにしてはけっこう人が入っているなー。
彼らけっこう政治に興味ある?てか騒げればいいのか??
真ん中のステージではアーティストが来て何か音楽を演奏している。
真ん中に集まった人は、だべったり踊ったりと思い思いに過ごしていた。
あー普通に楽しそう。
聞いたら写真はOKと言われたのだけど、どこの誰が文句を言ってくるかわからない。
怖かったので、写真の許可をしてくれた人(警備員ぽい人)に終始そばにいてもらった。
なんかあったら守ってもらおうかなーと思って。
でも全然そんなかんじはなく、みんなフレンドリー。
けっこう絡まれるので、写真をとってあげる。
マニュフェスト聞けるかなーと思っていたんだけど、音楽の合間合間で入る放送はすべて現地語だった…。
マジか…。
それにいつまでたっても始まる様子がないので、マニュフェストを聞くのは諦めて帰ることにした。
スタジアムに出た所。
どんどんトラックでサポーターが運ばれてくる。
みんな踊りながら移動してくる。
なんだろう。政治的な活動に慣れていない僕にとっては、狂気を感じる…。
本人たちはめっちゃ楽しそうだけど。
少し遅い昼飯をケンタッキーでとる。
値段は日本と変わらないだった。
あとカイロで食べたような、丼ものやライスはなかった。
期待してたのにちょっと残念。
ここでは持ち帰りか食べてくか訊かれず、強制的に紙バッグに入れられた。
へえ珍しいなーと思ったけど、まーこれで不満は無し。
その後はバスで来た道を歩いて帰って、今日の活動はおしまい。
明日もリロングウェ観光します。
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