モザンビークⅡ④ 大物たちが止まらない?バザルート島はダイビング天国??

美しいバザルート島 アフリカ
美しいバザルート島

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◆2019.4.27

今日はバザルート島のダイビングに参加する。

実は今日のダイビングに少し不安があった。

今日はボートを使って海まで行って、ボートから飛び込んで潜るらしいんだけど、僕ボートを使ったダイビングって初めてなんだよね…。

ダイビングの入水方法(エントリーと言う)には2種類あって、ボートから飛び込む「ボートダイブ」とビーチから歩いて水に入っていく「ビーチダイブ」。

ダハブではビーチダイブしかやらなかったので、今回ボートダイブは初!

てかそもそもこのヴィランクーロに来た理由はそれが大きいんです。

本当はモザンビークのダイビングスポットと言ったらこの次に行くトーフ!

でもトーフのダイブはボートダイブかつ、通常のボートダイブとは違い、ちょっと特殊で難しいらしい。

しかも流れも早くコースも少し難しいとか。

ライセンス取得後の一発目かつ初ボートダイブがトーフっていうのはヤバそう…ということで、今回のダイビングは練習&経験のつもりで参加します!

朝8時におととい申し込みをしたダイビングショップに行き、機材合わせをする。

スーツを着ていると続々と参加者が集まってきた。

ちなみに参加者は僕と一緒に申し込んだアメリカ人、おとといの夜会ったドイツ人、欧米人グループ6人くらいと言う感じ。

けっこう人数多いな…。

機材合わせが終わったらボートに乗ってヴィランクーロからバザルート諸島へ!

ボートはゴムボートに無理やりエンジンをとっつけたようなやつ。

ちょっとゴムに穴あいたら沈みそうなんですが…とか思いつつボートに乗り込む。

バザルート諸島までは40分ほど。

ボートでガイドがいろいろ話しかけてくれるけど、英語が早すぎてもう全く何言ってるかわかりません。

ガイドは3人いたんですけど、うち2人はイギリス人のネイティブ…。

もう1人は知らんけどたぶん同じでしょ。

小粋なジョークを交えて(たぶん)妙な抑揚をつけて話す人たちで、まあおどけて話してるんだと思うんだけど、もう本当にまったくわからん!

適当に相槌を打ってやり過ごすけど、これは先が思いやられる…。

島についたら、一旦島に上がって準備&ブリーフィング。

これも、最初に僕とアメリカ人、ドイツ人が集まった所でガイドからの話が始まった。

早すぎて全然理解出来ないけど、まだ欧米人グループが来てないからこれはブリーフィング前の与太話だろう…なんて思って適当に聞いてたが、後ろを見ると欧米人は欧米人でブリーフィングしてる!

マジか!どうやら2グループに分かれるらしい!そんなことすら知らなかった!!

とりあえず途中から必死で聞き取れるように頑張るが、その努力も虚しく全くわかりませんでした!

ハンドサインくらいちゃんと確認しよう…と思ったら、6種類くらいあるサインの確認を2秒で済まされました。

知ってるよね??的な感じで流された感じだったけど、これって世界共通なの??

確か場所ごとで結構違うみたいなこと教わった気がするんだけど…。

とりあえずダハブのやつと同じだったっぽいので大丈夫か?

そんなこんなでブリーフィングは速攻で終了。

どこに行くかも何をするかもよくわからず、とりあえず万事右に習えでなんとする覚悟をする。

ボートに戻って、ボートでエントリーポイントに移動。

ボートの上で機材を準備する。

けど、これはほとんどスタッフがやってくれるので楽ちん。何も知らなくてもできるレベル。

トーフでもそうなのかな?

機材の設定が終わるとそろそろ行くぞ!みたいな雰囲気になってる。

ちなみにボートのエントリー方法には2種類あって、水に向かって歩いていって足からドボン!と落ちる方法と、ボートのへりに海を背にして座って後転するような感じで頭から落ちて行く方法。

あれ?これってまさか頭から行く感じ?普通は足からって聞いてたんだけど…。

とか思ってるといきなり「3、2、1…」とカウントダウン始まる!

なんかよくわからんけど、流されるしかない。

「GO!」で他の2人が飛び込むのを横目で確認して、自分もとりあえず飛び込んだ!

久しぶりの水の中。

正直水の中に入っちゃえばこっちのもの。

潜り方は身体が覚えている。

ダイビングしてると「耳抜き」っていうのが一つの課題らしいんだけど、僕は耳抜きって意識してやったことないんですよね。

なんか自然と抜ける?みたな?

普通は鼻をつまんだりしてやるらしいんだけど。

調べてみると、耳の筋肉を動かして耳抜きをする人もいるみたい。たぶん僕はそれを無意識にやっているみたい。

以下の記事に耳抜きの方法が載ってますけど、「オートマチック」ってやつに該当するっぽい。

ダイバーなら知っておきたい、6つの耳抜き法
以前にもお話ししてきましたが、耳抜き不良が起きると、耳の痛みが起きるだけではなく、鼓膜や鼓膜の内側の中耳腔に出血を起こして、中耳気圧外傷に陥ったり、もっとひどい場合には、外リンパ瘻という一生耳鳴りや難聴の後遺症を残してしまう (生涯ダイビングは望ましくない状態) 可能性があるのです。 ですから、もちろん耳抜きは重要です...

一応生まれもった体質らしいです。

飛び込んだあと深い所まで落ちていくときに一番気を遣うのが耳抜きらしいので、これを気にしなくていいとかなり楽。

そのおかげもあって、船上ではちょっと気持ちがバタついていたけど、潜っていきながら落ち着きを取り戻す事ができた。

ダイビング中の写真はありません!

だれかカメラ持ってるかなーとか思ってたら、誰も持っていなかった!

サメはけっこう見れました!10回くらいかな?ジンベエじゃないけど。

オグロメジロザメ(Gray Reef shark)ってやつみたいです。

ザ・サメな見た目。

写真は下(Wikiから拝借)。

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あとでっかい緑亀が2回も!

1回目は岩場の下にガイドが行った!と思ったら、いきなりでっかいウミガメが出てきてびっくり!!

2回目も岩場の下。このときは近づいても全然逃げなかった。

2mくらいの位置で1分くらいみんなでにらめっこしてた。

そのうちゆっくりとどこかへ旅立っていった。

他にも魚はたくさん。

サンゴはまーまー。

でっかい岩場かと思うような密度の濃い魚群も何回も見た。

1回目のダイブを終えてバザルート島で昼食&探索。

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砂浜が超きれい。

天気もよい。

このくらい雲がある方が僕の好み。

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島の半分は砂丘になっていて超きれい。

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砂丘を登る…裸足で来ちゃったから超暑い!

ここに来る方はサンダルを持ってくることをオススメします!

f:id:sasetsu_u:20190428031435j:plain反対側は遠浅の海になっていて、砂浜と海がめちゃくちゃきれいだった。

モザンビーク隊員が「尋常じゃなくきれいだ!!」と言うのも頷ける。

今までで一番綺麗だった、ジブチの海を上回るなー。

と、休憩は1時間。

あんまりゆっくりもできないので、船に退散。

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気合を入れて2本目のダイブ。

開始早々ガイドが「伏せろ」的なポーズをするのでそれに従って海底に張り付くと、マンタの群れが向こうからやってきた!

10匹位!!

彼らが通り過ぎたあとすぐ、今度は3匹!

そんな調子で次々と来るマンタたち。

ここが海の交差点になっているかのように、僕らの近くまで来てターンしたり、まっすぐ通り過ぎたり…。

そんな様子をずーっと海底から見上げていた。

・・・このとき僕は「マンタ」だと思ったのだが、あとからわかったがどうやらこのとき見たのは「エイ」だったらしい。

ていうかエイとマンタの違いがそもそも分かっていなかった。

どうやらいっぱいいるエイの種類の中で、一番大きい「オニイトマキエイ」っていうやつのことをマンタっていうみたいです。

これって常識?

完全にぬか喜びだったけど、エイだったとしてもなかなかの光景だった。

そんなエイを見ていたら、体調1m以上のウツボが手の触れそうな近くまでやってきてびっくり!

ヘビのように海底を移動していく。

そのすぐあと、海底から場所を移動する。

方向転換のために海底に手をついたら、手をついた場所のすぐ近くで何かが動いた。

ん?とよく見るとなにかの目玉がギロギロと動いている。

てかこいつタコじゃん!!

完全に擬態してて全然わからなかった!

タコはけっこう危ないらしいのですぐにその場を離れる。

巻き付かれたらたまらんからね。

そのあとは伊勢海老やふぐとか。

頭が僕よりもでっかい巨大ウツボも発見!!

あとは今回もサメがちょいちょい。

コースの後半は、サンゴとイソギンチャクがすごくきれいで、まるでテレビとかで見るような素晴らしい光景だった。

2本目のダイブが終わったら、もう一つの島(名前は忘れた)に立ち寄って少し休憩。

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こっちの島もなかなかよい島だった。

ボートで40分でヴィランクーロまで帰り、最後にケーキとコーヒーを出してもらいながら、今日のダイビングのフィードバックを受けてツアー終了!

いやーなかなか良かった。

これで150USD。2ダイブで150USDと考えると超高いけど、島の探索も入ってるしぶっちゃけ相当満足度は高いです。

ヴィランクーロにいくなら1回は!

一応シュノーケリングツアーもあって、そっちでもダイビングと同じように島に立ち寄るらしいんですけど、個人的にはダイビングオススメ。

ヴィランクーロ、本当は来るつもりなかったけど来てよかった!!

これでヴィランクーロは満喫!

明日はいよいよダイバーの聖地トーフに移動します!

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