◆ルート
日本→中国→ベトナム→ラオス→タイ→ミャンマー→日本→ウズベキスタン→キルギス→カザフスタン→日本→イラン→UAE→イスラエル・パレスチナ→ヨルダン→エジプト→スーダン→エチオピア→ジブチ→ソマリランド→エチオピアⅡ→ケニア→ウガンダ→ルワンダ
◆2019.3.5
今日はキガリ観光をする。
午前中は、ブログやブルンジビザ対策をしたりしていたらあっという間に昼になっていた。
泊まっている日本人宿では、日本食も混ざったビュッフェが食べれるようなので、試しに食べてみることにした。
ルワンダのブッフェにならって、1回でもりもりに盛ってしまったが、どうやらここのブッフェはおかわりができたらしい。
内容は、そば、味噌汁、チャーハン、お好み焼き、ピザ、焼きそば風スパゲッティ、穴子丼(?)、野菜のてんぷら、アボカド豆腐、などなど。
いつもあるはずの巻きずしがなかったが、満足できました。
特に味噌汁とそばを補給できたのが大きい。
エネルギーは摂取したので、街中を歩き回ることにする。
近くの交差点。
ほんと、綺麗されてますね。
これだと交通事故も少なそうだ。
妙なデザインのホテルに、
イベントホール的な?
すごい形。
なぜか門が開いてたので侵入してみた。
建物に入ったところ。
どうやら丸い建物の外周をぐるっと廊下が通っていて、それが螺旋階段のように少し坂になっているらしい。
1周まわってくると、気付いたらこんな感じの1段高いところにいた。
2,3周すると、
頂上に。
どうやらこの土俵みたいなのの下で、様々な会議などが開かれるみたい。
流石に部屋は鍵がかかっていて入れなかった。
新しめのショッピングモール。
そう言えばどの建物も新しいな…。
道路も、そうだし街全体が綺麗すぎてちょっと気味が悪くなってくる。
人もみんな優しいけど、この中には虐殺でトラウマを抱えた人や、人を殺した人もいっぱいいるはず。
そんな人達がそれをひた隠しにして、何もなかったかのような顔で生きているというのが今頃になって気持ち悪くなってきた。
今の大統領は、ルワンダ虐殺を終わらせた英雄。
そしてルワンダをこうも復活させた立役者だ。
でもかなりの独裁で、対立候補や、過去のことを蒸し返したり、ルワンダのことを批判する人を消している(社会的にね)なんて噂もある。
まあ眉唾な噂だけど。
でもそんな噂の影響もあってか、住人は過去のことや虐殺の原因になった民族のことについては全然話したがらないらしい。
相手がどの民族かを聞くことすら、ここではタブーなんだとか。
キガリにはいくつもアートギャラリーがある。
このinema centerもその一つ。
中は写真×だったけど、すげーでかい回路基板で造られたゴリラなんかもあってすごかった。
ちなみになぜゴリラ推しなのかというと、野生のマウンテンゴリラはルワンダ、ウガンダ、コンゴにしかいないからです。
このギャラリーの作品は値段がついているんですが、誰がどうやって決めたのか全く謎な値段でそれを予想するのが少し面白かった。
再び歩く。
舗装されていない道だけど、建物とかはかなり綺麗。
植え込みはすごく綺麗に整備されてるけど、それより道の舗装をしたほうが良いのでは…?
これもアートギャラリー。
製作中のゴリラ。
油絵は生で見ると迫力がある。
またギャラリー。
ほんとにいたるところにギャラリーがある。
なんでこんなにギャラリーが多いのかは、いろいろな人に訊くもわからず。
ウガンダとかから来ているアーティストやギャラリーオーナーもいるみたいだったので、やっぱり安全で暮らしやすい国だから、アートに関わるような金銭的に余裕がある人が多く集まるのかなーと思った。
ここの作品はすごく良かったので、お金を寄付する代わりに写真を撮らせてもらうことにした。
ギャラリーの人たちと話す中で、ルワンダの歴史についてとか、ちょっと虐殺の話につながるような際どい話題を出してみるが、やんわり避けられた。
やっぱり過去のことは口に出したくないらしい。
公立図書館。
まだオープンして2年くらいの新しい図書館らしい。
まだ空の本棚なんかもあったけど、そのかわり勉強机やネットができる設備が多く、沢山の人が来て勉強したり調べごとをしたりしていた。
ネットでルワンダのサウナは面白いという噂をみたので行ってみることにした。
なんと男女混浴らしいんです。
場所はnyamiramboというキガリの外れにある地区と聞いていたので、バイタクに頼んで適当にそこ周辺のサウナに連れてってもらうことにした。
ついたのは「Heartland Hotel」という3つ星ホテル。
サウナはなんと2,000フラン!(240円)
マッサージが3,000フラン(360円)とこれも破格。
合わせても5,000フラン(600円)なので両方頼むことにした。
まずはサウナ。
混浴サウナとか初めてだからどんなふうになってるんだろ?とか思いつつサウナの扉を開けて絶望。
部屋の中は真っ暗だったんです!
扉を開けていても、部屋の奥の方は全然見えないし、扉を閉めると何も見えない。
座る場所すら全くわからず手探りで探していたら、誰か近くにいた人が手を取って座席まで誘導して座らせてくれた。
でも、相手の姿も見えないから正直怖すぎる。
5分くらいずーっと中にいたら少し目が慣れてきて、自分の白い手足は確認できるけど、他の人は肌が黒い事もあって全然判別できず!
でも、さっき誰かが僕の手を掴めた理由はわかったよ。
まさかサウナでここまで肌の色の違いを意識するとは思わなかった。
声で女性がいることはわかるけど全然見えません。
まあ、別に期待してなかったから良いけど。
ちなみに電気はないわけじゃなくて、部屋の外から自由にライトを調整できるらしい。
でもなぜかみんな暗いのが好きだから、いつもつけないんだって。
なぜ暗いのが好きなのかはよくわからんって言われた。
サウナの後はマッサージ。
全身1時間くらいみっちりやってもらって360円。安い。
さすがアフリカだなーと思う。
ルワンダ、やっぱりまだ人件費、物価は安いですね。
バイタクも飯も値段は他のアフリカの国と変わらないし。
多少宿の値段が高いかなーと思うけど、そこまでじゃない。
しかし、やっぱり水シャワーが多かったり、湯船に全く入れなかったりしてストレス溜まってからなー。
たまにはこうやってサウナで汗流せるとすごくありがたい。
この後宿に帰り、もうひとりの日本人の方とスパゲッティを作ってシェアして食べることに。
って言っても、僕は料理苦手なんで、完全に料理はやってもらってたけど。
食べる専門。
次旅をするときは自炊できるようになっていたい。
と、こんな感じでキガリは1日でだいたい見終わってしまった。
明日はブルンジ方面に向かいたいけど、ブルンジのビザはまだ取れないし。
どうするか考えなきゃなー-。
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