◆ルート
日本→中国→ベトナム→ラオス→タイ→ミャンマー→日本→ウズベキスタン→キルギス→カザフスタン→日本→イラン→UAE→イスラエル・パレスチナ→ヨルダン→エジプト→スーダン→エチオピア→ジブチ→ソマリランド→エチオピアⅡ→ケニア→ウガンダ→ルワンダ→ブルンジ→タンザニア→モザンビーク→マラウイ→ザンビア
【ルサカ】
イギリス植民地時代にザンビアの首都になり、独立以来国の首都としてあり続ける都市。
非常に近代化されていて、高層ビルやショッピングセンターなども増えてきている。
◆2019.4.10
だからもう今日移動してしまっても良かったんだけど、せっかく首都に来たんだから一日くらいは散策したい&マラウイで買えなかったPCのACアダプタがほしい!ということで今日はルサカ散策をすることに。
とりあえず宿の人に紹介された、近くのショッピングモールに行ってみる。
片側2車線の道路だ!こんなのマラウイじゃなかった!
ちなみにイギリスの植民地だったので、車は左側通行です。
そのおかげもあって日本車が人気。
当たり前のように中国銀行の看板。
こちらが「LEVY JUNCTION」というショッピングモール!
こっちでよく見るHUNGRY LIONというファーストフードで、とりあえず腹ごしらえ。
まあふつーのケンタッキー的なやつです。
ポテトがぐでぐででまずかった。
チョッピングモールの中。
日本のショッピングモールと雰囲気は一緒!
ジブチのショッピングモールみたいに1フロアしかないなんてこともありません!!
しかしここにはACアダプタはなかった。
別の店を紹介されたのでそっちにGO!
線路の上の陸橋を渡る。
こちらが街のメインストリートである「Cairo Road」。
カイロ!?エジプト??って思ったけど、これはイギリス植民地時代に命名された名前で、ケープタウンからカイロまで1本の道がつながったらいいなーみたいな願いが込められているらしい。
えええ、発想のスケールがでかすぎるよ。
商店街っぽい小さな店とか、
大きい銀行とかもいろいろある。
日本でいうと、そこそこの田舎県の中枢都市くらいの発展度合いかな。
もろに僕の地元と同じレベルなんだよね。
こりゃー暮らしやすそうだ。
いろいろ紹介されて5件ほど家電屋・PC屋を回ってみたけど全然ACアダプタはない。
てかそもそもMicrosoft Surface自体が置いてないもんね。
「Microsoft製品はオフィスとWindowsくらいしか無いよ」なんて言われちゃったし…。
こりゃやっぱり南アまでは見つからないかな。
途中でローカルなマーケットも発見。
タバコや布、古着、靴とかをいっぱい売っている。
都会とローカルがこんな近くに密接してるなんて面白い。
路上で売っていたチューチューアイス的なやつ。
すごく人工甘味料の味がした。
最後に「ここが一番新しくてでっかいよ!PC屋もあるよ!!」と言われたショッピングモールに行ってみた。
「CAROUSEL」というモール。
確かにでっかいんだけど、まだ改装中の店ばっかりだよ!!
一応PC屋もあったんだけど案の定ACアダプタは無し。
もう諦めよう。
と思ったら帰り道の路上で、露店の兄ちゃんに声をかけられた。
「お前何探してるんだい??」
露店にあるわけないよなーと思いながら探しているものを説明すると、なんとある店を知っているという!
店まで案内してもらう。
その店に入ると、各種ケーブルが大量のぶら下がっている。
確かに…これならありそうだ。
実はこの店にはなかったらしいのだが、店主の知り合いの店が持っているということですぐに取り寄せてくれた。
そして発見!!
確かにSurfaceのアダプタだ!!
でも、パッケージにも入ってないしホコリをかぶっている…。
てーかこのパターンって明らかにパチもんだよなあ。
アフリカでバッテリーやイヤホン、ケーブルなどを露店で買ったことがあるけど、一度も満足に使えたことがない!
1日で壊れたり、かいてあるスペックと全然違ったりなんだり…etc。
これも見た目はSurfaceのアダプタだけど、適当にPCにつけるとこだけ改造したやつじゃないのか?
てかそもそも純正品やサードパーティ製と電圧が少し違うし、まあそれも正しいとは限らないんだけど。
これでPC自体が壊れてしまったら元も子もない。
それに値段が高すぎる!!
言い値で700クワチャ(6,300円)、値切っても550クワチャ(5,000円)。。。
サードパーティ製なら3,000円くらいが普通だ。
結局購入は控えることに。
まだ今のアダプタはほとんどの場合使えてるし!
南アに行ったら調達しよう!
南アに夢見すぎかな?
その後は宿に帰って夕方までゆっくり。
夕方ころバスターミナルに移動!
明日はビクトリア・フォールズ観光の拠点となる街、リビングストンに向かうのでそのバスを探します!!
昨日バスターミナルに着いたとき、「明日の朝のリビングストン便に乗るなら、バスの中で寝ていいよ~」みたいな客引きがいたんです。
あのカオスなバスターミナルで1泊できるなんて楽しみすぎる!ということで、今日はバス泊します!!
バスターミナルで何社か値段を調べたけど、リビングストン行きは200クワチャ(1,800円)でどの会社も揃えてきてる見たい。
一応190クワチャに負けてくれるところもあったけど、少し出発が遅かったので一番早い4;30に出発するFM Travelerというバス会社に決めた。
チケットを買ったあとバスターミナルをうろつく。
小さいローカルなレストランとかショップがごっちゃごっちゃしていて楽しい。
マラウイに続き、ここからも南アへの直バスがあるっぽい。
3日くらいかかるんじゃないかな??
南部アフリカはやっぱり南ア中心に回ってるみたい。
今日の夕飯もシマ。
15クワチャ(135円)。
一緒に食べてたおばちゃんに「What’s appの番号交換しよ」って言われたから交換したのに、What’s appからメッセージが送れない…。
なんで?って訊いたら、「今からWhat’s app登録するんだ」だって。
なんだそりゃ。
夜も遅くなってきたけど、僕の乗るバスはまだ来ない。
まだまだしばらくバスターミナルをフラフラする。
NO SLEEPINGってかいてあるのに、みんな堂々と寝てますがな。
右下の毛布にくるまってるのは全部人です。
あとバスターミナル内はアルコール厳禁です。売ってる人も見ない。
けど、あとから知ったけど、やっぱりみんな隠れて売ってるみたい。
酒を飲むならバスターミナルの隣にあるカジノが良いらしいので行ってみた。
カジノというよりほぼバーで、カジノと言えるものはPC版のスロットゲームが10台くらいあったほどで、あとはバースペースだった。
バーと言っても、僕と同じくらい小汚いおっさんたちが飲んでいるだけだけど。
カジノの経営者の弟とか名乗るヤツが出てきていろいろ連れ回された。
最初は警戒したけど結局ただの気のいいヤツだった。
ビールおごってくれたし。
少しの間時間を潰し、またバスターミナルに戻る。
バス会社のチケットオフィスに戻ってバスが来るのを待つ。
僕の預けてた荷物を枕にして寝てる子がいたので写真撮ろうとしたら恥ずかしがって毛布に隠れた。
右側の友達はめちゃ爆笑してた。
他の客や客引きと一緒に話をしながら時間を潰した。
一見豊かに見えるザンビアも高い失業率が問題になっていると若い客引きが言っていた。
仕事がないからこういう所にきて客引きをしながら少ない報酬をもらうしか、生活する手段が無いんだそうだ。
そういう生活だからスマホも買えない。
スマホ買えないっていうのは僕の中でけっこう問題だと思っている。
「知らない」ということは僕のなかでは一番かわいそうなことだ。
容量を聞いてびっくり!なんと34キロバイトしかないんだそうだ!
彼はガールフレンドが何人かいるらしいんだけど、容量が少ないから「一番の彼女の写真しか入らないよ~。」とか言っていた。
まあその写真も画質はかなり残念だったけど。
ちなみにガールフレンドが複数っていうのは、日本だとそれはそれで問題だけど、こっちだとけっこう普通です。
ザンビア含めいくつかの国では、中東みたいに一夫多妻制も認められてるし。
これが彼らの「伝統」なんだそうだ。
彼に、このバスの中国語の意味を訊かれて一文字ずつ意味を説明していたけど、3文字目だけわからなかった…。
まだザンビアに入って2日目だけど、ザンビア個人的にかなり気に入ってしまった。
そこそこ発展してるし、アフリカっぽい雰囲気は残してる。
特にバスターミナルとか最高!!
人もそこそこ優しい。
マラウイはかなり厚かましい感じもあったけど、こっちは自然に優しくフレンドリーな感じなんだよね。
あとみんな英語が流暢!
物価もそこそこ安いし、標高も1,000m以上あるから年中通してあんまり暑くならないし。
あーここホントに暮らせそうだ。
実際ショッピングモールとかだと欧米時や中国人もちらほらいたしなあ。
と、そんなことを考えていたらバスが来た。
バスは3席専有できたので、完全に横になって寝れる。
うわ、このバスターミナル!ホントに快適すぎる!!
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