◆ルート
日本→中国→ベトナム→ラオス→タイ→ミャンマー→日本→ウズベキスタン→キルギス→カザフスタン→日本→イラン→UAE→イスラエル・パレスチナ→ヨルダン→エジプト→スーダン→エチオピア→ジブチ→ソマリランド→エチオピアⅡ→ケニア→ウガンダ→ルワンダ→ブルンジ→タンザニア→モザンビーク→マラウイ→ザンビア→ジンバブエ
◆27ヶ国目【ジンバブエ共和国】
首都: ハラレ
為替:1ジンバブエドル(新)=???円
かつてはザンビアとともにイギリスの植民地としてローデシア共和国を構成していた。
現在は独立を果たしたが、その後はたびたびハイパーインフレを引き起こし、何度もデノミネーションをともなう新札発行をしている。
最近のデノミネーションは2009年に行われたもので、その際には12桁(1兆分の1)の通貨の切り下げが行われた。
【ビクトリアフォールズ】
ビクトリアの滝とも。
ザンビアとジンバブエの国境にまたがる滝で、ザンビア側、ジンバブエ側のどちらからも見学することができる。
シーズンによって水量が大きく異なり、12月~4月の雨季と5月~11月の乾季では最大10倍以上も水量が違ってくる。
それによって見える景色も大きく変わり、季節ごとに違った眺めを楽しむことができる。
ナイアガラの滝、イグアスの滝とともに世界三大瀑布の一つに数えられる。
現地での呼び名はモシ・オ・トゥニャ。
意味は雷鳴のとどろく水煙。
◆2019.4.13
朝起きたときに天気を確認したら、空一面の曇り。
こりゃどうしよっかな。
一応天気予報を確認。
曇り時々晴れ。
詳細見ると「Decreasing Clouds」って書いてある!
これって曇のち晴れってことだよね??
空を気にしながら少し待っていると、10時ころにはかなり晴れ間が見えてきた。
結果論だけど、1日待って良かった~~。
急いで荷物をまとめて出発!!
ビクトリアフォールズはザンビアとジンバブエの国境にまたがる滝。
エリアとしてもザンビア側とジンバブエ側に分かれていて、それぞれで入場ゲートがあってチケットを買わなきゃいけない感じ。
ただ、どっちから見るかで大きく景色が違うから、行った人からは「両方行くのがおすすめだよ!」と言われている。
まあ、どっちも入場料は3,000円くらいだし、そんなに高くもないから僕も両方行こうかなーと思っている(サファリのせいで金銭感覚が狂っている)。
今日はまずザンビア側を楽しみます!
ちなみにジンバブエへの越境もするつもりなので、メインバックもすべて持っていきます。
荷物を持っての観光はダルいけど、荷物を預けるところは「ありそう」という事前情報をもらっていたので、それを信じる!
路上でジンバブエドルを売ってる人に声をかけられた。
ここリビングストンではたくさんの売り子がこれを売ってる。
めっちゃ話しかけられる。
「どうせ今はもう使えないんでしょ?」と言うと、「お土産用に!!」だって。
ジンバブエドルは何度もデノミネーションが行われて、通貨としての信用性は地の底。
ジンバブエ国民もほとんどアメリカドルを使ってるらしいけど、一応2009年に発行され始めた一番新しいやつは使えはするらしい。
レートとかは気になるけど、それはジンバブエいってから調べましょ。
まあでも、お札の桁的にこれは古い使えないやつってことだろうなあ。
プレミア付きそうな気もするけど、そういうのってどうせピン札だけでしょ?
ってことでスルー。
一応写真だけ撮らせてもらおう。
10クワチャ(90円)要求されたけど!
2番目に手前のヤツが、パッと見一番桁が大きそうだった。
数えたら5百億ジンバブエドル!
げえー、こんなの使ってたら桁数えるだけで無駄な時間使うことになる…。
ビクトリアフォールズへは、バスがあるそうなのでバス乗り場まで歩く。
リビングストンは、そこそこ大きい都市。
小綺麗な建物がいっぱいある。
バス乗り場に到着。
場所は北側のSHOPRITE(SHOPRITEは近くに2つあるよ)の近く(座標”-17.848543,25.858467″)あたり。
行くとちょうどバスが出る所だったのですぐに乗り込み、いざビクトリアフォールズへ!!
バスは10分ほどでビクトリアフォールズの近くまで。
ちなみに料金は5クワチャ(45円)だった。
ここからは歩いて滝へ向かう。
この路線は今も使われているみたい。
すぐにザンビア側のゲートに到着~。
チケットは事前情報通りクレジットカードで買えました。
240クワチャ(2,200円)です。
チケットオフィスのすぐ近くにシャワー室があり、そこのセキュリティが荷物を預かってくれた。
お金かかるのかな?と思ったけど無料でした。
てかシャワー室??
そういえば、水しぶきで濡れるって言ってたなあ。
そんなにすごいのかな。
ゲートから入って滝へ移動。
またサルだ!
マラウイといい、いたるところにサルがいるな…。
1mくらいまで近づいたけど全然逃げない。
エチオピアのバブーンみたいにこっちを石だと思っている。
途中の売店でポンチョを売っていた。
もちろん覚悟を決めてTシャツで向かいます!
こちらがザンビア側の地図です。
地図みてわかるかな?
一番右の崖から流れ落ちてる白いやつが滝です!
そして写真の下半分がザンビア、上半分がジンバブエみたいな感じ。
国境は写真左上の「Victoria Falls Bridge」って書いてある橋です。
実際の滝はもっと写真の上の方まで続いてるので、ぶっちゃけジンバブエ側のほうが見える滝の範囲が広いんです。
ただ、ザンビアのほうが大きい滝に近くまで寄れたり、滝の上流や渓谷の下まで行けたりするので、まーどっちもどっちらしいですよね。
この場所を発見したリビングストンの銅像。
お!なんか水しぶきが見えてきた!!
すげー!!
しかも虹が二重にかかってる!!
これだけでも大迫力!!
この滝なんかすごいぞ!!
つーかこの水量!!
今、ザンビアは雨季から乾季に移り変わる季節。
でもこのビクトリアフォールズの水は、遠くから運ばれてくるため水量が増えるのが少し遅れて、この4月が一番水量が多いらしい!!
しかも今年はサイクロンがあったり、大雨が続いたりして50年に一度の降水量だったとかって噂!
とりあえず、まずは滝の上流の方に行ってみる。
この左側はもう滝です!!
水しぶきがここまで見える…!
ちなみに乾季だと、デビルズプールと言われるアクティビティができて、この河に入ったり、崖のところから身を乗り出したりできるらしい。
けど今は雨季なのでムリ!!
当たり前に死んじゃいます!
少し戻ってきた。
どっから見ても水量すげーー!!
今度は、滝から渓谷をはさんだ反対側のエリアに行ってみる。
最初の地図の真ん中当たりにある、Danger pointなる場所を目指す。
少しずつ滝が近くなってくる!
もう少しずつ水しぶきが体に当たるようになってきた。
途中の橋!
滝側はもう水しぶきで真っ白!!
橋は土砂降り状態!!
ここらへんでポケットに入れていたカメラの電源ボタンが効かなくなる。
ずっと電源ついたまんま!!
一応僕のカメラには手動で出し入れできるファインダーがついていて、「ファインダーをしまうと電源もOFFになる」という機能がついていたので助かった!
僕のカメラはその後乾かしたら直ったけど、みなさんマジ気をつけてください。
想像以上にヤバいし、風向きによって一気に雨が降ってきたりします!!
途中の写真スポットだけど、何も見えない…。
すげーけど、雨(水しぶき)がすごくて写真どころじゃなくなってきた!!
Danger pointあたりも大雨!!
写真は撮れてないけど(撮れても一面真っ白だけど)、迫力がすごかった!
あと常に聞こえる地響きみたいな滝の音も!
もと来た橋を帰る。
前のねーちゃんもびしょびしょです。
あれがジンバブエとの国境の橋だ。
最後は渓谷の下のBoiling Potというところまで降りてみる。
下はジャングルみたい。
水しぶきで良く植物が育つんだろうなー。
ここがBoiling Pot。
滝壺から流れてきた水が、ここでぐるぐる回ってる!
面白い場所だー!。
本流とは違う沢も流れていて、そこで現地人が遊んでいた。
途中でサルに荷物を撮られて追っかけ回してたけど笑
見上げると崖がすげー。
ここらへんでかなり疲れてきて、途中で足がプルプル震える様になってきた。
運動不足かなー。けっこう歩いてるつもりなんだけど。
出口まで戻って、今日の観光はおしまい!
いやー、大迫力だった!!
ここ、アフリカで行った場所の中で一位二位を争うぞ!!
さて今度はジンバブエに入国しなくては。
ビクトリアフォールズの出口から、朝来たほうとは逆方向に進む。
途中でまたジンバブエドルの売り子がいた。
さっきジュースを買ったおかげでクワチャの残りが7クワチャ(60円くらい)になっていたので、それで一枚ゆずってもらった。
どうせぼろぼろの札だろーと思ったけど、運良くほぼピン札!5百億ジンバブエドル!!
これはプレミアつくかな??
途中、ザンビアのボーダーでスタンプを押してもらって、更に進む。
途中でダムが見えた。
けっこうハイテクな技術でできていて、南部アフリカの他国もこの技術を使っているらしい。
リビングストンもここから滝を見渡したらしい。
国境の橋。
歩いて渡る。
橋から見た滝。
ここのなかなかナイスビュー。
橋からはバンジーができます!!
160ドルらしい!
下を眺めると、バンジーの準備をしてる人がいた。
見てるだけで怖い。
このあと欧米人の男の子がバンジーにトライしてた。
終わって上がってきた所で会ったから、「どうだった?」って訊いたら「ファンスタスティック!!」っていい笑顔で答えてた。
バンジーは興味あって、いつかやってみたいと思ってるけど、ここでやんなくてもいいかなー。
これが滝の下流ー。
一途ジンバブエへ!
道には大きな虹がかかっている!
ジンバブエ側のイミグレ。
僕はジンバブエから一旦ボツワナに行って、ジンバブエに戻ってくるので、ダブルビザがほしかったんです。
事前に大使館から取れることは聞いていたんですが、申請書に「シングル/ダブル」の項がなかったので、モザンビークみたいにとれないんじゃないかとちょっと焦る。
けど、窓口の人に直接お願いしたら、普通にダブル作ってくれました。
ビザはシングルだと30ドル、ダブルだと45だそうです。
ちなみにここでもクレジットカードが使えるみたい。
進んでるなー!
ちゃんとレシートもくれるなんて、しっかりしている。
窓口の人に「もう空きページないじゃん!!」とか言われたけど、ちゃんとさがしてもらってビザゲット!!
そしてまた1ページ占領…。
ここからはシェアアクシー(1ドル)で、街まで!
ちなみにジンバブエ側の最寄りの街の名前は「ビクトリアフォールズ」です。
滝と一緒。
ビクトリアフォールズでは、事前に目星をつけていた「Shoestrings Backpackers」という宿へ。
ここは宿の庭にキャンプサイトがあってキャンプができるとのことですが、それでも一泊8ドル!
高い!!
どうやらジンバブエは物価高いみたい。
宿のレストランもだいたい一食食べると10ドル以上しちゃう感じだし。
これは自炊しなくては。
ということで近くのOKというスーパーマーケットにやってきた。
でも…。
コーラ1.75ドル。
コーンフレーク12ドル!?
牛乳3ドル!!
ビールも4ドル??高すぎる!!!
と思ったけど、あとから知ることになるが、この値段は全部USドルじゃなくてジンバブエドルの値段らしい。
過去の超インフレのヤツじゃなくて、今のやつね。
ちなみに最新の通貨はBOND(ボンド)と呼ばれていて、だいたい3.703ボンドドル=1USドルという計算になるらしい。
スーパーの店員が持ってたレート表。
てかUSドルだけじゃなくて、南アフリカランドやボツワナプラを使うこともあるみたいね。
ちなみにスーパーで買い物すると、お釣りは彼らがその時持ってた通貨で返ってきます。
僕もボンド通貨をゲット。
見えにくいですが、右上にBOND NOTEって書いてある。
これが25セントらしい。
結局今日はスーパーで適当に惣菜を買ってきた。
チキンとシマと、白いつぶつぶはとうもろこしから作ったお米?らしい。
宿にいた猫。
キャンプをするとききついのが地面が硬いこと。
僕マットとか持ってないんですよねえ。
ここの宿では無料でブランケットが借りれたので助かった。
明日はビクトリアフォールズ、ジンバブエ側に行ってきます!!
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