◆ルート
日本→中国→ベトナム→ラオス→タイ→ミャンマー→日本→ウズベキスタン→キルギス→カザフスタン→日本→イラン→UAE→イスラエル・パレスチナ→ヨルダン→エジプト→スーダン→エチオピア→ジブチ→ソマリランド→エチオピアⅡ→ケニア→ウガンダ→ルワンダ→ブルンジ→タンザニア
◆2019.3.11
今日はアルーシャに移動する。
昨日言われた通り、まずはカハマ(Kahama)行きのバスに乗るため、朝5時にホテルの前のバス停?に行く。
光を発するのは、街に一つのスーパーだけ。
誰もいないけど本当にバスなんて出発するのかと思ったが、5時半ころにはバスが来て、6時ころにはカハマに向けて出発した。
途中いくつかの街で人を降ろしたり乗せたりしながら、バスは進む。
タンザニアは赤土の土地が多い。
バスはバンを改造して5列にしたミニバスだが、どんどん人が乗ってきてやばい乗車率に。
そもそも5列なのにそれでも席が足りなくて、最前列の運転席とかの後ろに、ドライバーと背中をあわせるように後ろを向いて人が座ってくる。
僕は運転席の1つ後ろの列に座っていたので、その人たちとは向かい合わせになるような形に。
自然と膝がぶつかり、写真みたいに交互に足を組まなきゃ座れない…。
流石にこの乗り方ははじめてだった。
何時間もずーっとバスに乗っているんだが、全然休憩に泊まってくれない。
泊まるときも道端でトイレ休憩するだけなので、朝食を食べるタイミングが無い。
腹が減りすぎて、エネルギーを節約するためか眠くなってくる…。
後半はずっと寝て過ごした。
バスは2時ころカハマの街に到着。
アルーシャ行きの次のバスは1時間後の3時ころだと言う。
てかこの感じで3時ころ出たら、多分アルーシャに着くのは真夜中だよなーというのはわかっていた。
わかっていたけど、進みたい気持ちが先行。ここで一泊するという選択肢を捨てて今日出発チケット購入!まあなんとかなるでしょ!
ちなみにカハマからアルーシャまでは35,000シリング(1,700円)でした。
1時間あるのでやっと飯が食べれる!
近くの露店でうまそうだったライス&魚&ミートを注文していたら、急にバス会社から電話が。
どうやらバスは今すぐにでも出発するらしい。
あれ、「1時間後」って言われたの、3分くらい前なんですが…。
急いでバス会社の所に行って、5分ほど待ってくれるように言うが聞く耳持たず。
見かねた露店のおばちゃんがテイクアウト用にご飯をビニール袋に詰めてくれたので、それを持ってバス会社のオフィスに向かう。
「用意できたよ!バスどこ!?」ってバス会社の人に聞くと、「おめえ遅すぎるんだよ!ふざけんな!」みたいにキレられる。
ええ…。
まあこういう理不尽は多少慣れたけど…。
よくわからんけど、こっちに来い!と言われたのでついていく。
バスターミナルからはどんどん離れて。
たどり着いたところにいたのはバイタクだった。
どうやらバスはもう出てしまって、この先の休憩所で待っているらしい。
そのため僕らは急いでバスに追いつかなければ行けないんだと。
バイタクに乗るときに5,000シリング(200円)要求された。
どう考えても理不尽だけどもう払わなきゃ話が進まないので大人しく払い、右手にご飯が入ったビニール袋を持ったままバイクに乗り込む。
そしてこのバイク、超速くて怖かった…。
余裕で常に100km越えしてたし、どんどん車やバスを抜き去っていく。
僕はノーヘルで、手にご飯、背中にでかいバックパックを背負った状態で必死にバイクにしがみつき、事故ったときにバックパックをクッションにして助かるためのイメージトレーニングをずっとしていた。
まあ幸いだったのは舗装された綺麗な道だったことか。
30分くらいの恐怖のような時間は終わり、無事に休憩中のバスに追いつくことができた。
バスはレストランで休憩していた。
バスの乗務員に「ご飯でも食べれば?」なんて言われたけどもう持ってるんだよ!
こんな感じのテイクアウトご飯。
箸もスプーンも当然ないので、とりあえず手づかみでいただく。
非常にアフリカっぽいけど、これをバスの中でやるのはどうなのか。
休憩所で買ったファンタのパッションフルーツ。
なかなかの美味。
バスはアルーシャに向かって進む。
タンザニアのサバンナ。
小さい小さいひまわりの畑。
食用なのだろうか?
そういえばエジプトで見た食用ひまわりの種、南下するとともに見なくなったなあ。
日も暮れていく。
そして予想通り、アルーシャに着いたのは深夜の1時をまわったころだった。
バスターミナルから目星をつけていた宿(キガリの経験を活かし、今度はGoogleMapとMapsMeで確実な場所を特定済み。)まで2kmほど。
タンザニアでこの時間とかめちゃくちゃ怖いので、半ば小走りに、半径10m以内に人や物陰を入れないようしながら無事宿まで到着。
寝ていたスタッフに起きてもらって、遅い時間だったけど無事チェックインできました。
ちなみに宿はアルーシャ最安のバックパッカーズアルーシャ。
狭めのシングルが8ドルという破格の安さ。
とりあえずなんとか目的地まで到着、、、したけどまた明日はやらなきゃいけないことが…。
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