◆ルート
◆現在地および移動ログ
◆5ヶ国目【ミャンマー】
首都:ネピドー(2006年にヤンゴンから遷都)
為替:1チャット=0.073円
一昔前は旅行者にとっては入国が難しく、「鎖国状態」などと言われていた国。
「アジア最後のフロンティア」などとも言われる。
近年まで長く軍事政権が統治していたが、2016年の政権交代を機に民主化が進む。
◆2018.9.1
今日は国境越え。
国境越えをする前にメーソートを少し見てから行きます。
ちなみにネットで調べたところ、どうやらこの近くにはテナガザルの保護センターがあるらしい。
ちょっと興味があったんですが、どうやら一般公開されていないようでボランティア募集の要項だけ見つけました。
流石に今回はそんな時間がないのでパス!
興味ある人は行ってみてください!
あと、”Borderling cocking class”なんていう名前の料理教室があるらしいという情報もゲット。
面白そうだな~と思ったんですが、詳しく調べてみると普通のミャンマー料理の料理教室っぽかったので今回はパス!
更には”Saturday Waking Market”なぞという気になる名前のマーケットもあるらしい。
しかも今日ってちょうど土曜じゃん!行くしかない!!と思ったのですが、
宿のオーナーに聞くと、どうやらマーケットの開始は6時ころらしい。
ミャンマーへのゲートが閉じるのも6時。
マーケットに行くためにはメーソートでもう一泊する必要がある!
僕がちょっと迷っていると、オーナーが「ちっちゃいふつーのローカルマーケットだから行っても面白くないと思うよ」と助言をくれたのでこれもパス!
Oh,色々調べたのにやることがなくなってしまった!
仕方ないのでそこらへんのマーケットとお寺だけちらっと見てミャンマー入りします。
とりあえず街ブラ。
心なしか街に活気がない。
なんだろうね。
車やバイクは通るし、店もぼちぼちあるんだが、歩いている人が全くいない。
まあ確かに大通りではないが、不気味な街だ。
これまでの旅で全く感じなかった、危なさを感じる。
いつひったくりにあってもおかしくない感じだ。
ただ、店とかはそこそこあって外国人の僕にも話しかけてきます。
めっちゃ写真撮れって言われたので撮ってあげた。
気になるお寺①。
Wat Manee Praisonというところ。
まあ普通のお寺かな。
最近ちょっとお寺に飽きてきた気がする…。
ここからボーダーラインまでは10kmくらい。
流石にあるきは無理なんで、とりあえず昨日着いたバスターミナルでボーダーまでのバスを探します。
バスターミナルまで行くと、なんかでかいプリンタを置いた店がある。
それを見て思い出したんですが、そういえばミャンマーのビザ印刷してない!
メールでPDFファイルとしてはゲットしているんですが、どこかで印刷しないと!!
プリンタ借りれるのかなー?と思って聞いてみたら案の定、プリンタを借りれるところでした。
1枚10バーツ(35円)。
プリンタに繋がれたPCを自由に使わせてくれて、Gメールに送られていたVISAを印刷。
これでやっとミャンマーに入れます。
印刷屋のおっちゃんは少し日本語を話せる気さくな方でした。
僕がボーダーに行きたいという話をすると、ここからのバスはないことを教えてくれて、バイタクとの交渉もしてくれました。
10kmくらいで60バーツ(200円くらい)。
たぶん超安い…ハズ…。
バイタクにかっ飛ばしてもらって国境の近くまで。
実際は国境よりも2kmくらい手前のお寺(また!) でおろしてもらって、そこを見てから行きます。
気になるお寺②
LEDでピカピカしてる仏像。
池?みたいなのに時計の針みたいなのがついてて、その先に船がついている!
これ、なんかここのお寺を案内してくれたおっちゃんが説明してくれたんですが、
①船の上にお金を置く。
②写真一番手前の筒みたいなとこにもコインをいれる。
③船が自動で進んで奥の仏のところにコインを落とす!
っていう仕組みになってるっぽいです。
考えたなー。
日本でもこういうのやったらお布施増えそうだね。
なんか楽しくて2回もやってしまった!完全に乗せられている…。
龍のクオリティがひどい…。
もしかしたらこの仕組みは住職の子供が夏休みの自由工作で作ったのかも知れない。
金ピカにも程がある建物。
東南アジアに仏がやってくる?
こう見ると東南アジアもだいぶ制覇したなー。
ミャンマーに行けば残りは、マレーシア、シンガポール、ブルネイくらいかな。
子供の僧侶が仏の背で遊んでいた。
さて、ここから2kmくらいは歩いてボーダーを目指します。
ミャンマーにつながる大通り。
あと2kmあるというのに、ミャンマー行きの方向の渋滞がすごい。
出入国に時間がかかってるのかな。
当然?のように大型トラックばっかりですね。
何を輸出するんだろうか。
Border Patrol Police Check Pointと書いてある。
イミグレじゃないよね…?あとボーダーまで1kmくらいあるし。
とりあえず無視して進む。
あれが出国ゲートかな?
ボーダー付近。
パスポート売ってる!!
面白いな。日本パスポートとか売ったら売れそう。
「日本のパスポートって強くて(色んな国にノービザで入れる)いいなー」って、たまに言われるんだよね。
一旦ゲートには入らず、国境付近をふらふら。
国境を越えたこの坂をのぼっていき、
この橋を越えるとミャンマーです。
今回の国境も、ラオス-タイに引き続き河です!
対岸ではミャンマーの子どもたちが遊んでいる。
碑がある。
Moei Riverとは国境の河のこと。
最西端と書いてあるが、地図を見ても、河の最西端でもタイの最西端でもないんだよね。
何の意味があるのか不明。誰か教えてください。
国境の橋の近くに市場があるのでちょっと覗きます。
エビのかき揚げを売ってた人。
10バーツ(35円)だったので頂いたんですが、冷たく湿っていてあんまり美味しくなかった…。
ちなみにこの人の顔につけているものはタナカ(Thanakha)というものらしいです。
日焼け止めとか美容効果とか色々あるみたいです。
ミャンマー人は結構な割合の人がつけてました(4割くらい?やはり女性は多い)。
市場を散策。
やたらと宝石系のアクセサリーの店が多かった。
調べるとメーソートは宝石の街と言われているらしい。
と言ってもメーソートの近くで取れるわけではなくて、宝石、翡翠の一大産出国であるミャンマーからの輸入品であるらしいけど。
ちなみにここには高くても数千円程度のやっすいガラスのようなヤツしかありませんでした。
安いやつだと100円しないやつとかね…。
メーソートの中心街に行くともっと良質な宝石を買える店がいっぱいあるらしいんですが…まあこれは後から知った話。
グしープ。まあ日本語って難しいよね!
個人的には下の「精製する」で笑ってしまった。
しヤービスケットらしいです。(何のこと…?)
特大サイズのゼリー発見。
今日の夕飯に良いかなーと思い1個購入。
これ!顔に塗るタナカです。
どうやらタナカってやつは、樹らしいですね。
それをこうやって水を加えてすりつぶして、ねんどっぽくなったものを顔に塗るんだとか。
ただ最近はタナカをしない女の子も増えたみたい。
原因は民主化にしたがい海外の良質な化粧品が入ってくるようになったんで、そっちに流れる人が増えてるからみたいです。
特に日本製は高いけど人気なんだとか。
宝石(ガラス石)で作った花が飾ってあった!
これすごいな~。
ここにあったのは値段は千円ほどとお手頃だったけど、
もっと良いモノでしっかり作ったら、誰か買いそうだけどなあ。
場外にも屋台があったけど、
タバコと
お酒でした!
ちなみにどちらも超安かった。
詳しい種類とかはわからないけど、日本だと500円だっけ?
酒も、安酒のウイスキー1Lで200円とかだった気がする。
こういう原石系もあったんですが、これは高かった。
確かこのサイズで3万円とかだったかな?
さて、一通り楽しんだのでボーダーを越えます!
ボーダーの近くにイミグレっぽい場所があったのでまずはそちらに向かいます。
結論から言うとここはイミグレじゃありませんでした。
じゃあなんで”IMMIGRATION”て書いてあるんじゃ…。
そこのスタッフの指示に従って、ゲートの方に行く。
Depatureって書いてあるじゃん。
手続きでは、「入国時にもらった出国チケットないの?」みたいなことを言われたんですが、全く記憶になかったので「もらっていない!」とバックレる。
まあそれでも特に問題なく、新たに出国チケットをもらって出国できました。
ミャンマーへの橋を渡る。
そういえばトラックの渋滞の原因が分かりました!
原因はこれです!
気づきますかね?
車は、タイでは左側通行でミャンマーでは右側通行なので、ここでは車線の入れ替えが発生しているんですよね。
その関係でかなーり待ちが発生しているみたいです。
密入国してる奴らを発見。
こちらがミャンマー側のミャワディという街です。
メーソートに比べてかなりゴミゴミしてる印象ですね。
雑多な感じは嫌いじゃないが。
ミャンマー側のイミグレに着く。
ココらへんは特に困ることもなく、言われるがままに書類を書いたら入国できました。
入国して気づいたが、「あれ?500バーツ払ってない…?」。
確か事前情報では、出国時に500バーツ払うということだったのに。
わざわざ500バーツ残しておいたのに使わないというのはどういうこと??
後から調べると、どうやら500バーツっていうのはタイからミャンマーに一時出国(ミャンマーのVISA等不要でタイのメーソートに帰ってくる前提の出国)する時だけの話みたいですね。
完全に勘違いしてました。
500バーツ以上残ってしまった…。
出国ゲート付近でフラフラしていると客引きに捕まる。
彼が言うには、「ここは宿が高い。君は次の目的地があるならここでは泊まらず今日中に出発したほうが良い。バスチケットは俺が手配してやる」だそうです。
これ、僕も実際心配していたことで、 ミャワディってホントに安宿がないんですよね。
てかミャンマー全体で、なぜか宿代だけは高額みたいなんですよね。
ほんと旅行者に厳しい国。
彼が言うにはミャワディで一番安い宿は30ドルするらしいです。
てーか、僕が調べた限りでも20ドルは切るくらいの宿は見つけてるんだけど。
噂では7ドルの安宿もあるらしいけど、不衛生すぎるからおすすめはできないらしいが。。。
ただ、彼が言うように無理やり今日のうちに次の目的地に行ってしまうというのは得策かも知れない。
僕の次の目的地はミャンマーを代表する観光地、ゴールデンロック観光の拠点となるキンプンという街です。
彼いわく、ヤンゴン行きのバスに乗るとキンプン近くのチャイトーという街まで行けるらしい。
所要時間は5時間くらいらしく、今は16時くらいなのですぐのバスがあれば21時にはキンプンに着ける!
バスの出発時間を聞くと「乗客次第だけど17時ころ出るやつはあるよー」とのこと。
それなら到着時間は22時ころか。まあギリギリの時間だな。
彼は、タイバーツでの支払いもできると言う。
これは余ったタイバーツを使う機会だ!と思って飛び着くことにする。
まあ超高かったけどな!!
相場が1,500チャットなのに対して、彼が提示したもともとの値段が1,800チャット。
更に、バーツで払うなら500チャット増しの2,300チャットをバーツに変換した額を払えと言われた!
まあ少し交渉して、バスチケットと近くで売っていたSIMカードをあわせて、余ってた660バーツ(2,000円)全部使って購入した。
まあ相場より500円くらい多く払った気がするが…。
後から考えたらちょっと投げやりなお金の使い方だったな。
500円でも残してチャットに両替すればよかった。
そもそも国境の街ならどこでもバーツも使えるんだから、焦ることはなかったのに…。
が、購入したチケットを見て愕然。
出発時間が18:30になってる!これじゃ到着するの12時近くじゃん。
正直ここで返品すればよかったんだが、お金も払っちゃったしなーと思い、このバスに乗ることにする。
まあ2時間ミャワディを見る時間ができたと思おう。
ミャワディの街。
メインストリートで見つけた屋台。
うまそうな麺料理だったので1杯いただく。
500チャット(40円)。
程よく辛くてうまい。
地面に吐血が!!
これ、血じゃなくてミャンマー式のガム?みたいなのを吐いた跡らしいですね。
なんて紛らわしい!!
近くのパゴダに行ってみた。
なかなか堂々たるパゴダだったが、もうお寺飽きました。
安そうなホテルがあったので、一応と思い値段を聞き込みしてみるが、
何故か泊まれないと言われた。
たぶん外国人を泊められる許可証がないんでしょうね。
これも外国人が泊まれる安宿がない理由の一つらしい。
ちなみにこのあと、「Ngwe Setkyar Hotel」ホテルに聞き込みしたら、15ドルで泊まれると言ってたよ!
部屋までは見てないけど、外観はかなりしっかりしたホテルだったからそこそこ綺麗だと思う。
ここに泊まっても良かったなあと思うが、もうチケットは購入済み。
18:30。
バスは予定通りの時間に出発したのだが、このバス揺れが酷いの何のって!!
絶賛工事中です!みたいな穴ボコがいっぱいあいた道をひたすら進む。
最初、隣りに座っていた高校生と少し話をしていたんだけど、その子が途中からゲロり始めバスの中に緊張感が走る。
そして、どう考えても5時間じゃチャイトーにたどり着かないスピードでバスは進む…。
結局チャイトーに着いたのは深夜の2時ころ。
何が5時間だよ!バカヤロウ!!
ちょっと安易にバスを選んだらこれだよ。
チャイトーの街。
ちょっと明るいから栄えて見えるけど、明るいのはここだけです!
基本的にチャイトーにはなにもない。
ここにいても仕方ないためよってきたバイタクのおっちゃんに乗せてもらい、キンプンの街へ。
キンプンへは20kmくらいですが、4,000チャット(330円)くらいで行ってくれるみたい。
優しい金額だ。ホント助かるわ。
キンプンにはすぐに着くが、当然キンプンのホテルなんて予約してない。
おっちゃんがホテル探しを手伝ってくれるというので、1,000チャット渡して色々連れて行ってもらうが全部空振り(高すぎるorスタッフが見つからない!)。
なんたって時刻はもう深夜3時だからね…。
そりゃみんな寝てるわ。
最後に一応ネットで調べていた、「Pann Myo Thu Inn」という宿に行ってもらうことにした。
ここは有吉に似ているスタッフが居るということで、ネットで有名な安宿。
部屋はクソ汚いが8$で泊まれるという。
ここのスタッフはまだ起きていてくれて、なんとか泊まることができた!
あえなく野宿することになるかと思った…。助かった…。
まあ聞いていたとおり部屋は汚いですね!
こういうときは寝袋にくるまって寝るに限る。
てかやっぱりミャンマーは宿が高いですね。
タイやベトナムだったら、8$出したらめっちゃ綺麗な宿に豪華朝飯付きで泊まれるのに…。
とりあえず泊まれるだけでもありがたいと思って、今日は寝ます。
明日はゴールデンロックを見に行くかなあ。
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