◆ルート
日本→中国
【昆明】
中国名:昆明(クンミン)
少数民族が多く住む雲南省の省都なので、様々の民族の人が集まる。
亜熱帯気候に位置するものの標高が2,000mほどと高いため、比較的年中温暖で過ごしやすい。
◆2018.8.7
気づいたら眠りについていたようで、時計を見るとだいぶ時計が進んでいた。
順調に行っていれば、あと1時間くらいで昆明に着くらしい。
電車の中ではGPSの入りが悪く、現在地を確認できないのが不便なところ。
どうしても知りたいときは近くの人に教えてもらうけど、今は確認しなくても良いかな。
予定どおり進んでそうな雰囲気だし。
読んでいた電子書籍は読み終わってしまったので続編をDLしたいけど、ネットが使えないので無理。
仕方がないので真っ暗な窓の外をぼーっと眺めながら1時間を過ごす・・・。
5時24分。時間ピッタリに昆明に到着。
電車から駅のホームに出ると、
うわっ!さむ!!
パラパラ雨が降っているってのもあるけど、今までの都市と比べてかなり気温が低いと思う。
多分20℃ないんじゃないかな?
この時間でこのくらいの気温だったら昼時とかは一番過ごしやすい感じかも。
まだ時間が早いため地下鉄はやってないみたいで、乗り換え用の通路が閉まってる。
しょうがないのでとりあえず宿まで歩きます。
暑くないし、ずーと20時間座ってたので少し歩きたい気分だし。
駅前。
夜行に乗ってた人が一斉に駅の外へ吐き出されていくのでめちゃ混んでます。
駅前にはいっぱい屋台がありました。
こちらはワンタンスープと米銭(ミンシェン)という麺料理の屋台かな?
ワンタンは美味しそうなので後でトライしたい。
トコトコ数キロ歩いてホテルの場所に来ました。
今回のホテルは重慶のときと同じパターンで、高層ビルの中の7階の1室がホテルになっているらしい。
ちなみに1室と言ってもその中にいくつか部屋があるのでそんなに狭くはないし、その7階の部屋のなかに1階と2階があります。
(ちょっとイメージしにくいかも知れないけど・・・。)
これが高層ビルの入り口。
ここ、おそらく一般の人も住んでいるマンションのエントランスみたいで、パスコードを知らないと中に入れません!
どうやら普通は、インターフォンで泊まるホテルを呼び出して開けてもらうみたいです。
僕は誰かが出てくるのを待って、一緒に入れてもらいましたけど。
ホテルの部屋まで行くと、ホテルのスタッフはまだロビーで寝いたので、起きるまで待って無事チェックイン完了。
スタッフが言うにはこの宿には日本人が泊まってるらしい。
まさかこんなところにこの旅2人目の日本人がいるとは!
9時ころになるとその日本人の彼が起きてきたので、ダラダラ喋りつつ、一緒に街中をぶらぶら。
そういえば、彼はSIMカードを持ってました。
上海でパスポート見せたら買えたらしいです。
僕は買えませんでしたが、やっぱり店によるんですねー。
宿の周りが軽く回族(中国のイスラム教系の少数民族)街になっていたので、
こんなお寺が。
パッと見はお寺ですが、中はイスラム教の礼拝ができるようになってます。
同じようなものが西安の回民街にありました。
近くに会った肉屋。
しっぽがダイナミック過ぎる・・・。
翠湖公園という公園の池。
一面の蓮。周りには蓮を売ってる人も何人かいました。
(観賞用なのかお供えようなのかわからなかった)
フラフラしてから宿に戻って今後の予定を立てます。
実は雲南省って結構観光スポット多いんですよね。
ちょっと調べてみると、
・石林風景区
・元陽の棚田
・麗江
・シャングリラ(香格里拉)
・大理
あたりが出てくるんですが、
予算と時間を考えて、全部スルーして明日河口に向かうことにしました。
唯一、元陽の棚田だけは少しの寄り道で行けそうだし行きたかったんですが、
なんか最近毎日天気悪いし、どうも棚田は冬にしか水張ってないみたいなんで次回のためにとっときます。
あと元陽周辺は、宿が少なく高いというのもマイナスポイントだし。
電車や宿の予約とかをしていると、同じ宿の中国人に話しかけられてちょっと話をしました。
なんでも、麗江で大学の講師をしてるらしい。
麗江に来るなら案内してやるよ!って言われたけど、さっき行かないって決めたばっかりなんだよね・・・。
まあまたの機会で!
麗江に行かないならば、ということで代わりに昆明の街を案内してもらいました。
過橋米線という雲南省発祥の料理。
麺とお好みの具、薬味を入れて食べます。
米線は中国のいたるところで食べられますけど、各地方ごとにバリエーションがある感じなんですかね。
名前は忘れたがおしゃれ街。
一日歩いて思ったのは、結構きれいな街だなーということ。
綺麗に石畳になっている道ばっかりだし、全然がゴミが落ちてない。
洒落ている通りも多いし。
なんでも、観光で売ってこうとしている街なので、結構な数の清掃員がいるかららしいですね。
まあそうじゃなくても綺麗な気がしますけど。
あとこの時期に日中あるき回ったのに全然暑くないです。
上着きてるとちょっと暑いかなーくらいな感じで。
こういう気候のところに住めば、もっと年中好調に生きられる気がすると思ったよ。
明日は昼ころまでまた街をぶらぶらし、夕方は河口まで移動します。
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