エジプト⑯ 隠れ住むコプト教徒と洞窟の修道院

エジプトのコプト教徒の教会 アフリカ
エジプトのコプト教徒の教会

◆ルート

日本→中国→ベトナムラオス→タイ→ミャンマー→日本→ウズベキスタンキルギスカザフスタン→日本→イラン→UAEイスラエルパレスチナ→ヨルダン→エジプト

◆2019.1.5

昨日まででだいたいカイロでの観光を終えたのだが、なんとも少し物足りない。

明日はもう(というかやっと)カイロを出発する日なので、どっか行くとしたら今日しかないよなーと思っていると、同宿の韓国人から雰囲気のいい修道院があるという情報を教えてもらう。

なんでも、韓国人の間では有名な場所で、彼のイチオシの場所らしい。

そこまで言うのなら、ということで行ってみることに。

修道院に行く前に、一緒に修道院に行く日本人の買い物に付き合う。

なんでもカイロでは安くて質がいい育毛剤がいっぱい売ってるらしく、お土産用にいっぱい買い込んでいた。

お土産と言っても、ネタ用とガチ用両方あるらしい。

次は僕の用事。

宿の近くに「エジプト国立図書館」という図書館があって、けっこう古くていい感じの建物だという話を聞いていたので見に行くことに。

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あれ?なんか新しい?

場所間違えて新館に来ていた…。

しかも旧館はけっこう遠く、金土は休みで入場できないらしい。

泣く泣く諦め、本命の修道院に向かう。

修道院の場所は、GoogleMapで「Saint Samaan the Tanner Monastery」で検索すると出てきます。

サファリから行こうとすると、数日前に行った死者の街の更に向こう側です。

一応歩ける距離ですが、往復するとかなりきつい。

今回は複数人なのでUber使っちゃうことに。

Uber修道院まで行ってもらうはずだったんですが、修道院まで2kmくらいという所から、道が極端に狭くなってごちゃごちゃしており、タクシーじゃ全然勧めない。

結局途中で降りて目的地まで歩くことにした。

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カイロの市街も汚いが、こっちはそれに輪をかけて汚い。

てかスラム街?みたいな感じなのかな。

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ヤギや牛などの家畜もたくさん居た。

雰囲気はインド。混沌レベルもインドクラス。

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ただ、子どもたちはみんなフレンドリー。

今までのエジプト人だと、子供でも写真撮った後チップ要求してきたりしたんだけど、ここの子たちは全くそんなことがない。

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歩いていくとこんな門があった。

ここかな?と思ったけど、どうやら違うみたい。

地元の人に「ここは私達の場所だから入らないで」って言われました。

おそらくこっちも修道院とか教会だと思うけど。

ここ以外にも小さな礼拝所みたいな所がいくつかあるようでした。

ここで少し説明しておくと、今日行く修道院コプト教というキリスト教のなかの一派の修道院です。

コプト教はエジプトのアレクサンドリア発祥で、昔からエジプトを中心としたアフリカ北部に根付く信仰です。

エジプトの国民はほとんどがイスラム教徒ですが、実は約1割ほどはコプト教徒であるらしい。

ただやはり宗教的少数派のため、イスラム教徒から迫害を受けたり、イスラム国のテロ攻撃の対象になることもあるよう。

行くまで知らなかったけど。

このスラム街に住んでいる人も多くはコプト教徒で、イスラム教徒から隠れるようにここで暮らしているらしい。

そんな街並みの中をどんどん坂を登るように進んでいくと、一気に視界が開けた。

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切り立った崖にイエスらしき姿が彫ってある。

どうやら目的地に到着したらしい。

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教会らしい建物があったが、こちらは休みなのか入れなかった。

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教会前で何にかの子供が遊んでいた。

カメラを持っていったら、カメラを貸してくれという。

渡してやると、お互いを撮り合う撮影会が始まった。

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もう一つ教会のような建物があった。

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教会の上でたそがれる天使。

どことなくヤンキー感が。

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どうやらここが目当ての修道院の入り口らしい。

ここを下っていくと、

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修道院があった。

予想以上に大きい。

今日はだれも居ないみたいだが、MAXだと数千人は入ると思う。

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周りの壁には、聖書のシーンと思われる絵が描かれていた。

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帰りは時間もあったのでぶらぶら歩いて帰ることにした。

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途中またハン・ハリーリ市場に寄って、エジプト名物?のハトを食す。

お腹の中には味付きの米が入っていてなかなかうまいっす。

レストランに寄っては頭もついていますが、頭は皮くらいしか食べれません。

・・・後日談

翌日わかったことなのだが、この日すぐ近くの別の教会で爆破テロがあったらしい。

しかも何人か死人が出たとか。

宿の人には「ほんとに生きてんの?」なんて言われて足を触られたりしたが(幽霊じゃないかの確認)、日頃の行いのおかげか幸運にも生き伸びてました。

パレスチナとかイラクとか、一般的にちょっと危険と言われているところに行ったことがある人と話をすると、「そういうところに行くのが危険なのか、危険じゃないのか」っていう話によくなります。

実際に旅した人は、「危険危険って言うけどそんな危険じゃない。そもそも日本にいたって死ぬ事はあるし」みたいなことを言う人が多い。

まあこういうのはもちろん主観の話。

確かにどんな国にも住んでる人はいるんだし、多分千人の旅行者が行った所でほとんどの場合、すべての旅行者が無事に帰って来れるんだと思うけど。

ただ、何度かヒヤッとした経験をした身としては、やっぱり日本にいるときに比べると死ぬ確率って段違いに高くて、「危険だな」と思ってしまう。

カイロも警戒レベル1だからね。

(ちなみにホントに安全と言われている場所は警戒レベル0)

と言うことで、

皆さん危険な所に行くときは、日本にいるときの100倍くらいは死ぬ覚悟をしていったほうがいいと個人的には思います。

ふつう滅多なことはないとは思いますが…。

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