◆7/17(火)
埼玉県は春日部にある、首都圏外郭放水路というところに行ってきました。
首都圏外郭放水路とは埼玉の地下にある水路で、
大雨のときに、溢れやすい小さい川の水を大きな川に安全に流して、洪水にならないようにする施設です。
形としてはこんな感じらしい。これが地下にあります。
右側の5本の円柱状の所から小さい河川の水を流し込み、
一番左の四角っぽい部屋からポンプを使って水を吐き出すらしいです。
首都圏~という名前がついていたんで、外環道の下とかを通って東京を囲むように水路があるのかなーとか思っていたんですが、全然そんなことはなく、
上記の図の水路の全長は6km程度らしいです。
まあそれでも溢れやすい5本の川の水を吸い取って、比較的溢れにくい江戸川に流すことができるらしく、
このおかげで埼玉の水害はだいぶ減ったらしいです。
直近では、2018/5/13に動作したんだとか。
平均で月1回以上は動作しているらしいです。
今回行ったのはポンプがある江戸川近くのでっかい部屋です。
ここは貯水池にもなっていて、江戸川の水が枯れないように調整する役目も負っているらしい。
地上で一通り説明を受けてから地下に向かいます。
ちなみに地下へは116段の階段を降りなければならなくて、当然帰りは登らなければなりません。
スタッフの方に「往復できる自信がない人はここで待っててくださいね~」て言われましたが、一応全員降りることに。
結構なお年の方とかいたけどね。
結果的には全員がんばれました。
こんな感じの場所から地下に。
貯水場。テレビとかでたまに見る部屋です。
空気がひんやりしていて、ちょっと霧が出てます。
これが立坑。
こういう場所から水を流し込みます。
動画テストで載っけてみます。
ちょっと重いかもしれません…。
見学できる場所がすごく限られていて、ポンプを見ることはできませんでした。
なんでもこのポンプは超強力で、4つのポンプで25メートルプールの水を1秒で吸い取れるらしいです。
そんなのに人間が吸い込まれたら一瞬で粉々じゃん。
見学会は平日しかやってなくて予約制なんで、仕事してると行くの難しいんですよね。
せっかく無職になったんで行ってきましたが、想像以上にでっかくて不思議な空間でした。
行けてよかった!
出発まで後3日。
後は家でおとなしく準備します。
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