★監視カメラ役に立たず。。。
以前の記事にも書いていたんですが、僕の働いている店ではサンプル商品がよく盗まれる。
盗まれるたびにサンプルを作り直さなければいけないので、僕にとってはクッソイライラする事案。そのため、オーナーになんとかお願いをして監視カメラを導入してもらったのだった。
その監視カメラ導入にもひと悶着あったのだが、最近やっとのことでカメラ設置が完了。いつ盗人が来ても、確実に顔写真を捉えてやる準備はできていた。
そんな昨日の昼のこと。
僕がいつもどおり1時ころ出勤すると、店に住み着いているレバノン人が僕と入れ違いで出ていった。
珍しいな…。いつもは夕方くらいまで店の近くにいるのに。
店には僕が着く前に来た客からの注文情報が残されていた。
合計で310ドル分!
お金はすべてキャッシュ前金でもらっているはずなんですが、店に残されていたのは140ドル。
あいつ、170取りやがったな!!
そんでもってサンプル商品を確認すると2枚も見つからない物がある。
もう全部ひっくるめて何があったのかを監視カメラで明らかにしようと思い、昨晩の映像を再生。するも何故か映像が真っ暗。
あれあれ?と思いながら前日の夕方まで巻き戻していくと。。。
やりやがった、こいつガムテープでカメラを覆ってやがる…。
そのため前日の夜からの映像はすべて真っ暗闇。
結局、なんでサンプルが消えたのかや、どう言う状況で彼がお金を盗ったのかは迷宮入りになったのだった。
当然僕のイライラは限界に達し、その後様子を見に来たオーナーに怒りのままに色々訴えたところ、僕をなだめるため?なのか、いつもより50ドル多めに給料がもらえましたとさ。
ちなみにその日の給料は6Hで合計150ドル。25ドル/H。
日本円にすると時給2,200円くらいかな?
まあそれで怒りがおさまることはないけど。
ちなみに彼がカメラをガムテープで覆うのは、なにか悪いことをするからとかではなく、単純に寝相を見られるのがやだかららしい。
じゃあここで寝るんじゃねえよ!
★誰がオーナーなのか謎
こんなクソなレバノン人だが、実は店の真のオーナーだったらしい。
謎である。
いやそれも本当かどうかわからない。
多分誰に問いただしても納得できる情報は出てこないだろうと思っているから、もう誰かに聞くのは諦めている。
思えば僕、この店の名前まだ知らないんだよなあ。
こんなちっさいちっさい掘っ立て小屋みたいな店、明日急になくなっていても何も不思議に思わない。
★カナダ、全然寒くなかった。
先月、まだ11月の頭ころなのに早々とマイナス10度に突入したトロント。
「11月でこれってまじで死ぬんじゃ。。。」とか思っていたんですが、実はこれ例年からすると異常な寒さだったみたい。
それ以降寒さは落ち着いて、今週もかなり暖かい。
最低気温がマイナス行くかどうかとかそのくらい。
服装も日本にいるときと全然変わってないし、杞憂だったなー。
1、2月は超寒くてマイナス20度までいくなんて言われてるけど、このぶんなら普通に乗り越えられそう。
ま、ここトロントはカナダで一番暖かいエリアみたいだけど。
★なんだかんだクリスマスっぽい日々ではある。
去年のこの時期はエジプトのダハブだったなー、まあクリスマスなんて僕には関係ないよなー。とか思ってたけど、最近行っている教会の英語教室主催のクリスマスパーティーに行ってたり、大家とハウスメイトとクリスマスディナー?に行ったり、店のオーナーからクリスマスプレゼントで50ドルもらったり。
なんだかんだクリスマスっぽい日々を過ごしてはいる。
そして年中無休だと思ってたこの店も明日のクリスマス当日は休みということで、いきなり暇な日ができてしまった。(というかそれは前日に知らされるのもどうかと思うが。)
てかこっちのクリスマスってほんとにほとんどの店が閉まるらしいですね。
開いているのはマクドナルドくらいらしい。
観光地ならやってるかなー。これを機にナイアガラの滝でも見に行こうかなーなんて画策中。
★英語は伸びたなーとは思う。
まあ毎日英語に触れてる分、リスニングは確実に伸びたなーと思う。
あと語彙も確実についたしなー。
今TOEICやったら900は絶対行くと思う(3ヶ月前で840だったし)。
接客でもほぼ困ることはなくなってきた。
が、やっぱり接客だと使う英語も限られてくるし、汎用的なスピーキングスキルはあんまり上がってないな…と思う。
年明けくらいから集中的にスピーキング鍛えようかなあ。
★やはりクレイジーな人は多い。
だいたい困らなくなった仕事でも、全然対処しきれないケースがある。
それは客じゃないやつが入ってくるとき!
北米あるあるなのかわからないけど、客じゃないやつがふらーっと入ってきていきなりペラペラ話し出すことがちらほらあるんです。
そういうときの英語はまったく何言ってるのか未だにわからない。
比喩じゃなく5%も理解できない感じ。かろうじて英語であることはわかるレベル。
まあ彼らの話し方が良くないのもあるんだと思うけど、例のレバノン人がいるときとかはうまく会話してるから、やっぱり僕はまだ崩れた英語の聞き取り能力がついてないんだなーと思う。
まあだいたいそういう人は雰囲気で客じゃないのがわかるので、ガン無視することにしている。
オーナーからも「大人は相手にしなくていいよ」って言われてるし。
まあ大体そういうお客さんて薬中だったりするんだよねー。
この前とかコカイン持ったやつがやってきて、僕にコカインを渡そうとしてきたしなー。だいたいそういうやつってふらついているし手も震えているので、コカインを店の床にぶちまけることになるという。
その時はレバノン人もいたので、二人がかりで力づくで店から追い出したが。
ちなみになぜ彼が持っていたのがコカインだとわかったかと言うと、店のレバノン人が教えてくれたからです。
ちなみに大麻が合法なカナダでもコカインは違法。
なんでお前わかるんだよ!?っていうね。。。
僕の店以外にもクレイジーな人は多い。
まちなかでは月イチくらいで捕物を見る。警察が暴れている大人を大人数で地面に押さえつけてるみたいな感じのやつ。
地下鉄の入り口のドアとかコンビニのドアにはドアマンがいることが多い。
当然彼らは正式なドアマンなんかじゃなく、ドアを開けてあげる代わりにお金を恵んでもらおうとするただのホームレスだ。
ボロボロのかっこに不健康そうな顔色なのに、目だけパッチリ開いていて満面の笑みでドアを開けてくれたりする。
正直超怖い。
まあそんなホームレスたちも毎年2月には寒さによって数百人単位で死亡するらしい。
そしてまた一年かけてどんどん増えてくるんだろうなあ。
★カナダが治安いいなんて絶対ウソ
上に書いた以外にも、ニュースを見れば週に1,2回は銃殺事件が起きたって話が出てくるし、現地人と話すと治安の話になって「どこどこのエリアはギャングのシマだから近づかないほうがいい」なんて話を聞くし、僕の店にもこの前メキシコ系の麻薬カルテルの人が来たし(レバノン人談)、僕の店で昔働いてた人は暗殺されたらしいし。
カナダの治安ってどうなのよ??
カナダに来る前は、カナダって日本と同等くらいに治安がいいってイメージがあったけど、軽くぶっ壊された感じ。
僕がカナダに来た直後に直面した、最低賃金割れの違法労働がおそらく日本以上にはびこっていることも合わせて、カナダって闇深いなーと思う。
結局「アメリカと比べたらマシだよ」ってだけなんじゃない?
まあアメリカ住んだことないけど。
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