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世界屈指の美しい海、マスカリ島へ。高いボートもシェアすれば怖くない?
2019.2.8
今日はマスカリ島という島に行きます。
この場所は宿のオーナーのリーさんが教えてくれた場所。
他のゲストが3人ほど行くらしく、「一緒に行けばボート代を割れるよ!」と言われ、どんなところかもわからずとりあえず話に乗ることに。
7時に起きて朝食を食べようとすると、ちょうど島に行くメンバーが集まっており、自己紹介がてら一緒に朝食を食べる。
ちなみにメンバーはドイツ人、フランス人、中華系のオーストラリア人(顔がガチで日本人ぽかったが)。
リーさんの車でボートが出るポートまで送ってもらう。
アレクサンドリアぶりに見た海。
港町特有の活気に満ちていた。
遠くに見えるのはコンテナを引き上げるためのクレーンかな?
アフリカの貿易の拠点だけあって、集まっている船の数もものすごい。
交渉上手なジブチの商人たち!圧倒的な高価格にびっくり!
ボートの交渉をするも値段が高すぎる!
相場は1ボート往復で1万円ちょいくらいと聞いていたんだけど、言い値が40,000フラン(26,000円くらい)から始まるという狂気の沙汰。
別のボートをあたったりして値下げ交渉するも、結局26,000フラン(15,000円くらい)から落ちず、結局その額払うことに。
昨日のタクシーと同じで、あっちの気に食わない金額だとスッと交渉を諦めちゃうんですよね。
そんなに他に客もいないんだけど…。
ただちらほらはお客さんがいました。
中国人の10人ぐらいのグループとか、フランス軍の基地の駐在員グループとか。
やっぱそういう人たちは金払い良いだろうから、そっちに合わせてるんでしょうね。
ジブチはバックパッカー向きの国じゃないなーと改めて実感。
まあ分かってたけど。
そういえば交渉してると、けっこうアマリック(エチオピアの公用語)を話す人がいます。
昨日もタクシーでジブチで働いてるエチオピア人のセラピストに会ったし。
どうやらジブチのほうが賃金が高いので、出稼ぎに来ているようですね。
ボートをチャーターしてマスカリ島へGO!が、イキリすぎて自衛隊に突っ込む
1時間くらい交渉した後、なんとかボートをチャーターして島へGo。
片道30分くらいなんですが、船が揺れに揺れる。
おまけに船の船頭さんがなかなかアグレッシブで、港に停泊している各国の軍事目的の船に突っ込んでいき、スレスレでターンするということを繰り返しながら進んでいきました。
日本のさみだれっていう名前が書いてある船にも突撃していってました。
これ、下手すると捕まるんじゃないかな。
波しぶきもすごく、島に着く頃には全員びっしょりになっていた。
絵画のような海とビーチ!マスカリ島はジブチで一番美しいところ
マスカリ島は小さな島だったが、絵画みたいに綺麗なビーチに囲まれていた。
島ではそれぞれ思い思いの時間を過ごした。
僕は、ドイツ人と一緒に島を一周(せいぜい2kmほど)した後、少し素潜りをして、疲れたらずっと浜で寝たり、海を見ながらぼーっとしていた。
ダハブでダイビングをしてから素潜りをすると、重りの大切さがよくわかる。
塩分濃度の高い紅海だからか、沈むのが大変ですぐに疲れてしまった。
僕が潜った範囲ではあまり大きな魚はいなかったが、5cmほどの小さな魚がいっぱいいた。
サンゴもあったけど、藻に包まれたサンゴしか見れなかったのは少し残念。
ちなみにここらへんはボートダイブもできるみたい。
3人以上集めると、1人85ドルで2ダイブできるらしい。
まー僕はここでは遠慮しとくかな…。
この時期でもジブチの気温は30度近くまで上がる。
夜でも下がって、22、23度くらい。
海水も全然冷たくない!
明らかに今まで旅してきたどこよりも暖かい。
島についたのは朝11時ころだったが、島には午後4時頃まで滞在していた。
その後はまた荒波に揉まれながら(軍事船に突撃しながら)、ボートポートまで帰ってきた。
リーさんの迎えで宿に帰ってから、シャワーを浴びる。
ジブチシティの水は、ダハブと同じで海水っぽいです。(一応真水で薄めているっぽいけど)
塩水を塩水で流すというわけのわからないことをした後、レストランを探しに宿を後にした。
自衛隊御用達?ジブチのピザ屋で自衛隊員に海賊退治の話をきく
宿近くのピザ屋で日本人の自衛隊員さん2人に遭遇。
どうやら彼らは僕らが突撃しようとした「さみだれ」に乗っている隊員らしい。
昼間の僕たちのことも見ていたらしく(「あぶねー船がいた!」みたいなちょっとした話題になったらしい)、せっかくなのでしばらく話をさせてもらっていた。
2人ともジブチはまだ4ヶ月ほどしか滞在しておらず、基本的には半年で交代になるため、4月には日本に戻ることになるらしい。
自衛隊は一応海賊退治という名目で来ているはずなんですが、2人とも海賊はまだ見たことがなく、「見たことある人がちらほらいる」程度らしい。
近年はだいぶ海賊が減っているという話を聞いたことがありますが、本当なんだろう。
各国がここに基地を置いている理由については、ジブチを拠点に貿易網を広げたい中国と、それに対抗したい欧米諸国+日本という構図があると言われている。
そしてジブチに遅れを取るまいと、エチオピアに対して国境を開いた隣国エリトリア。
ソマリランドにしても経済の主軸は貿易(と出稼ぎによる仕送り)だと聞いている。
これからこれらの国がどうなっていくのか。
日本にいるときはニュースなんてあまり見る方じゃなかったが、こうやって実際に現地を訪れてみると、そういうことを気にせずにはいられない。
安いレストランを探すも、どこも高い!
ガッツリ食べると2,000フラン(1,300円)超えは普通。
そんな中見つけた安いレストラン。
Saba Restaurant。
ボロネーゼスパゲッティ+パン食べ放題が800フラン(500円ちょい)。
また多種多様なミックスフルーツジュースがあって、それぞれ300フラン(200円くらい)。
あとできいた話、この店では魚料理が割と安く食べられるらしい。
明日以降でトライしてみよう。
さて、今日は少し疲れたので明日は市内をぶらぶらながらゆっくり過ごす予定です。
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