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小さな小さなジブチの市街を1日観光!
2019.2.9
朝テントの中で目を覚ます。
すごく聞き慣れたメロディが聞こえてくるのでなにかと思ったら、「夕焼ーけ小焼けーの…」から始まる「赤とんぼ」のオルゴールVerだった。
もしかしてゴミ収集車?と思ったが、すぐにメロディはかき消えてどこかに行ってしまった。
あとで調べてみると、日本のゴミ収集車がジブチに送られて、ここで活躍しているらしい。
1回くらいゴミ収集の風景を見に行こうと思ったが、結局ジブチにいた1週間で1回も見に行くことがなかったのは残念(理由はただの怠慢)。
ジブチはムスリムの国!至るところにチャット屋が!
今日はジブチのダウンタウンを見に行く。
泊まっているのは市街から少し北に離れたホテル。
ここから中心街まで行って、市街の反対側にあるショッピングモールを見に行きます。
市街までは2kmくらい。
ショッピングモールまで行っても4kmほど。
ジブチは国土も小さいが、ジブチシティ自体もかなり小さい街のよう。
市街を歩くとところどころにカット(チャット)屋がある。
店番は大体おばちゃん。
ジブチでは色んな人がカットを噛んでいる。
特にタクシーやバスのドライバーは必ずと言っていいほど。
理由は、眠気がなくなり集中力が上がるからなんだとか。
鉄道の終着点 アディスアベバ・ジブチ鉄道はここまで伸びる?
リニューアル前のジブチ・エチオピア鉄道の終着点。
この駅はジブチ港のすぐ近くにある。
今の鉄道はジブチシティの郊外までしか来ていないけど、ここまで通さないんだろうか。
そういえば中国でも高速鉄道の駅は郊外にあることが多かったような気がする。
まあ空港みたいに、土地や騒音の問題なんだろうけどなあ。
ジブチ料理を探すも見つからず、、多国籍なのがジブチの強み?
昨日も行ったレストランで昼食。
魚をまるごと1匹つかったドイツ料理があるということだったので魚を頼んだのに、でてきたのはこれだった。
残念…。まあそこそこ美味しいから良いけど。
こんなのでも1300フラン(900円くらい)。
ちなみにジブチにはこれと言ってジブチ料理と言えるものはないらしい。
旧フランス領だったのでフランスパンはよく出てくるし、スパゲッティを出す店は多いけど、せいぜいそのくらい。
作物も取れないのでほとんどをエチオピアやヨーロッパからの輸入に頼っており、そのせいで他国に比べるとかなり高い。
市街を延々と散歩する。やっぱりここは灼熱の国。。。
途中で見かけたビーチ。
写真を撮れと言うので撮ってやったら中指を立てられた。
このやろう。
昼ころになると気温もかなり上がってくる。
予報を見ると最高気温が27~29度の日が続く。
真冬でこの気温…。夏になったら沸騰して跡形もなくなくなってしまうのではと思ってしまう。
時折日陰で休憩をはさみながら、息も絶え絶えに歩いていく。
ヤギ。おそらくこれは食用。
アフリカンストリートも治安は悪くない
やっと中心街に到着。
ジブチの中心街は東西に伸びる通りを境に、北と南に大きく別れている。
北はヨーロピアンストリートと呼ばれ、比較的近代的な街並みとなっているが、南はアフリカンストリートと呼ばれ、ローカルが住む寂れたエリアとなっている。
ちなみに自衛隊の駐在員は、治安が悪いと言われるアフリカンストリートに入ってはいけないらしい。
こちらがアフリカンストリート。
舗装されていない道にボロやが続く。
夜に行くことはなかったので治安はよくわからないけど、昼の感じだとエチオピアよりは良さそうに感じた。
マーケット。
服屋&靴屋ばっかりだった。
奇妙な形のミナレット。
ヨーロピアンストリートとは言っても西洋感はゼロ
こちらがヨーロピアンストリート。
外国人ばっかりかなーと思ったけど、外国人は稀にしか見なかった。
まあ遊びにきているわけじゃないから当然か。
一度市街を離れてショッピングモールに向かう。
モスク。
街ナカにモスクは少ないが、これだけはしっかりしたモスクだった。
ショッピングモールの自衛隊員たち。制服で来るのはやめてほしい!
やっとのことでショッピングモールに到着。
休憩したり飯を食べながら歩いたので、ここまで来るのに3時間くらいかかってしまった。
中。
パッと見はしっかりしたショッピングモールですが、なんとこのショッピングモール1階しかないんです。
1階のショッピングモールとか初めてみた。
フードコート。
改めて物価チェック。
エビアン1L、300フラン(200円)
サンドイッチ500フラン(320円)。
卵6個で500フラン(320円)。
高すぎるぞこの国…。
ショッピングモールのスーパーなので普通よりも少し高いけど、それにしても…。
ちなみに来ているのはほとんど外国の駐在員でした。
日本の自衛隊の方もめっちゃ見ました。
どうや彼らはここで飯を買っているようで、10人くらいで車で乗り付けて来ているのを3グループも見ました。
しかもほとんどの人が制服で来ている。
腕のとこにあの大日本帝国の日の丸のマークがついてるやつを来ている人が、ぞろぞろショッピングモールに来ている様は、なんというか自国民としてちょっと恥ずかしかった。
まあでもあれじゃ日本ってばれないんじゃない?と思ったけど、車の窓ガラスにしっかり日本国旗のマークが貼り付けられていて、バレバレだった。
やっとジブチ料理を発見!お味のほどは??
再度街に戻って夕食を探す。
こんな感じで400フラン(260円)。
肉は子牛の肉です。うんうまい!!
味も濃いし、パンにあって最高!
市街の方だとそこそこ安い店もあるみたいだし。
そのあとお酒が飲めるバーを探したけど、だいたいどこもビール1杯1,000フラン(700円弱)だったので諦める。
エチオピアから来ちゃうとこの値段じゃ飲めんわなあ。
帰りに見つけた教会。
来ている人はほとんどフランス人だった。
子供もいたので、フランスの駐在員は妻子と一緒に来れるみたい。
ちなみに自衛隊員は単身で来てます。
ミサ中だったので、少し覗いただけで退散しホテルに帰った。
今日明日は市内をフラフラしようかと思っていたけど、1日で十分なほど小さな街だった。
街並みとかは普通の首都なんだけどなあ。
これでこんなに物価が高いというのは、なんというか少し可哀想な国だった。
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