エジプト⑪ アフリカ南下計画、準備編

カイロの町並み アフリカ
カイロの町並み

◆ルート

日本→中国→ベトナムラオス→タイ→ミャンマー→日本→ウズベキスタンキルギスカザフスタン→日本→イラン→UAEイスラエルパレスチナ→ヨルダン→エジプト

【カイロ】

アラブ諸国の中で最も人口の多い都市。

イスラム世界最古の大学が存在し、中世から現在までイスラム世界の学術や文化の中心であった。

あまりにも人口密度が高いため、東カイロなる都市を近くにつくり、遷都する計画があるという噂。

ちなみに、東カイロに住めるのはお金持ちだけらしい。

◆2018.12.30-2019.1.2

今日やることはアフリカビザの取得です!

その前に、今後どういったルートでアフリカを渡っていくのかと言うと、

エジプト→スーダン★→エリトリア?→エチオピア★→ジブチ?→エチオピアソマリア?→エチオピアケニア☆→、、、

といった感じのルートです。

★:ビザ必要(カイロで取得)

☆:ビザ必要(アライバルで取得)

?:そもそも行けるのか確認が必要

という感じ。

とりあえず当座の所やらなきゃいけないのはスーダンビザの取得です。

この申請はめんどくさいし、済ませないと次の国に行けないので真っ先にやっちゃいます。

スーダンビザはカイロとアスワン(エジプトの南の都市)で取得でき、アスワンのほうが安いよーなんて情報もあったのですが、不幸かな今月の頭からアスワンでの取得時の値段が上がってカイロと同額になったらしいです。

お値段、驚きの150ドル。

このビザの値段の高さと、観光資源の少なさ、おまけにスーダンに入ってしまうとアメリカのESTAが使えなくなる…などの理由で、スーダンはたいていのバックパッカーには避けられているのです。

まあいつかは行ってみたいし、僕はアメリカのVISAは取得済み。

せっかくなら!ということで今回は入国してみることに。

VISAの取得には日本大使館からのレター(推薦状)が必要。

カイロの日本大使館で取得できるはずだったのですが…日本大使館休みだったよ!!

ときは12/30、年末年始真っ只中。

日本人なら「当たり前だろ!」って思うかもしれませんけど、イスラム圏ですよ??

カイロの日本大使館も金土休みだし、基本はイスラムの祝日に従って休むって聞いてたんですけど、単に担当者が休暇取りたいから休みらしいです。

イスラムにとっては欧米諸国の年末年始なんて関係ないのに。

てかエジプトに住んだら日本人まで適当になるんかい…。

週末とかも重なり、次に開くのは1/6らしい。

まあアスワンで取ってもいいんだけど、カイロのほうがトラブルなさそうだしなー。

ということで、この時点で1/6までカイロに滞在することが決定。

ダハブも含めて、エジプトは最長の滞在国になりそう。

全然好きな国じゃないけど。

スーダンはほっといて次はエリトリア大使館。

エリトリアはかなり入国が難しい国と言われている。

それに加え国境を接するジブチエチオピアと仲が悪く、陸路での往来はできないと聞いていた。

しかし数ヶ月前、エリトリアエチオピア間のボーダーが開かれたというニュースを聞いた。

これは行ってみなきゃ!ということでエリトリア大使館で事情を訊くことに。

結論から言うと陸路移動はできそうだったのだが、ビザの取得は日本でやってこいだって。

泣く泣くエリトリアは諦めることにした。

(ちなみに30日の午後に行ったときは、時間が遅いから翌日の午前中に出直してくればビザくれるって言われたのに、31日に行ったときには日本で申請しろと怒られた。)

お次はジブチ

大使館を尋ねると、空路でも陸路でもどこの国境から入ってもアライバルビザ取得が可能とのこと。

ほんとかよ!?

ジブチ行く人ってあんまりいなくて、実際に陸路で突入した最近の情報がないので不安だな。

まあ信じるしかないか。

次はエチオピア

エチオピアは31日の午前中に申請。

「陸路で行く」って言ったら「スーダンビザを先に取れ」って言われたけど、「6日まで暇だからなんとか先に取らせてくれ~~」って懇願してなんとか申請受理。

ルートの都合上複数回入国するので、3ヶ月トリプルを取得。

70ドル(高い)。

翌日の1/1にはすんなりビザがもらえました。

ちなみにソマリアに関しては入ろうかどうかいろいろ迷い中です。

いろいろネットに情報もあるのですが、なんとも。

まあ入ろうと思えば入れそう。

入る場合はエチオピアでビザが取れるっぽいので、そこでチャレンジします。

カイロを歩き回ったときの街の写真。

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まあでっかい都市っすね。

こういう写真を見ると、程よく自然もある近代都市っぽいけど、いたるところにめちゃゴミが散乱してます。

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向こう側の壁がぶっ壊れて空が大きく見えてる。

なんかの絵みたい。

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こっちも、都会の中心にぽっかり開いた空き地。

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ナイル川とカイロタワー(?)なる塔。

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大使館エリアにはパレスチナ大使館、でなくパレスチナの情報センターがあった。

エジプトはパレスチナを国家として承認しているようなのだが、それでも大使館はおけないのだろうか。

(それともパレスチナがそこまで準備できてない?)

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市場。

カイロはスイーツを売る店が多い。

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気に入って毎日食ってたのは、このパフェっぽいやつ。

下の赤い部分が甘酸っぱくてめちゃうまい。

10ポンド(60円)。

アフリカで必要なドルもカイロで調達しました。

カイロのカジノでクレカを使ってドルが買えるという情報をダハブで聞いていたので、カイロのラムセスホテルにあるカジノで挑戦。

窓口に言って1,000ドルを指定したのですが、出されたのはテーブルゲーム用のチップ1,000ドル分。

スロットがやりたいとか適当言ってドル札をそのまま貰おうとしたのだが、1,000ドルなんて大金でスロットやるなんて奇特な人間は少ないらしく。

すごく怪しい目で見られた。

明らかにカジノをやる雰囲気がないと拒否されるという話を聞いていたので、とりあえず半額分はチップでもらっておいて、少しスロットで遊んでから後でチップをドルに換金しました。

ちなみにここでやっと、財布にずーっと残っていたシワが入ったドル札を使えた。

中央アジアらへんからどうも、ドル札にシワとか落書きが入っていると受け取ってもらえなくて困ってたんですよね。

奴ら自国の通貨はくしゃくしゃに丸めて使う癖に。

後は、ほしかったテントを調達。

同じ宿に泊まっていた周遊中の日本人から5,000円で買い取り。

彼曰く、出発前に必要かなーと思って日本で買って(定価1万円)持ってきたけど、全然いらんし荷物になるだけじゃん!とのこと。

まあアフリカとかいかない限り普通はいらんよな。

カイロじゃ2,000円くらいで調達できるっぽいので、5,000円も高いかなーと思ったけど、定価の半額くらいは出さないとあまりにもかわいそうということでこの額に。

アマゾンの評価はそこそこのブランドなので、この先役に立ってくれるはず!

Made in Chinaだけど。

という感じで、やらなきゃいけないごだごだはだいたい完了。

次回以降は観光編書きます。

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