◆ルート
日本→中国→ベトナム→ラオス→タイ→ミャンマー→日本→ウズベキスタン→キルギス→カザフスタン→日本→イラン→UAE→イスラエル・パレスチナ→ヨルダン→エジプト
【カーイト・ベイの要塞】
世界7不思議の一つにも数えられるアレクサンドリアの灯台…があった場所に作られたただの要塞。
カーイト・ベイは当時のカリフ(国のトップ)の名前。
現エジプト北部を中心に支配したマムルーク朝に建てられ、ヨーロッパからの侵攻を防ぐためのものだったと思われる。
◆2018.12.29
昨日は結局、一昨日のホテルに連泊した。
今日こそはカイロに移動しなくては。
宿のマスコット的存在の黒猫ちゃん。
めっちゃ走り回ってるか寝てるかどっちかで、落ち着いていられない質らしい。
ダハブといいここといい、めっちゃ毛並みがいい飼い猫が多い気がする。
古代エジプトでは猫が神聖ないきものとされてたっぽいのも関係あるのかも。
ちなみに2泊泊まったホテルは”Ithaka Hostel”という所です。
ドミで1泊14ドルとちょい値が張りますが、宿の綺麗さや朝食は申し分ないです。
立地もまあまあ。
ただし雑居ビルの10階にあり、エレベーターはキーがないと使えません。
キーはチェックイン時に借りれますが、当然初回は持ってない!
僕は自力で登りましたが、エレベーターの前で宿に電話すると使えるようにしてくれるらしいです。
朝食を取り終えてバス停いこっかなーと思っていると、思いもかけず宿で日本人の方に遭遇。
今日はアレクサンドリアを観光してからカイロに向かう予定だったらしく、せっかくなので一緒に街をぶらぶらすることに。
まずは、アレクサンドリアでは図書館と同じくらい有名なカーイト・ベイの要塞に行くことに。
まあ普通の要塞ですな。
ほとんど見どころがないのと、一緒に来ている彼との話が面白いので全然観光になってないけど、それもまたよし。
地中海。
そういえば、おとといアレクサンドリアに到着したとき海沿いの道を歩いていたら、高波が来てちょっとだけ水を被ったんです。
そしたら濡れた首がヒリヒリするのなんのって。
絶対ダハブで潜った紅海より塩濃いじゃん!って思って調べたら、アレクサンドリアがある東側は塩が濃いみたいなことがネットに書いてありました。
理由は、本来地中海って乾燥してて塩が濃いけど、西側は外海から水が入ってきて薄まるから、みたいな。
見終わって少し街をぶらぶら。
そういえば宿の人におすすめされたマーケットがあったな!ということで行ってみたんですが、ほんとになんでもない普通のマーケットでした。
見返してみたら全く写真が残ってなかったので本当にどうでも良かったんだろう…。
彼の提案で近くにあったアレクサンドリア国立博物館に行ってみることに。
すげーエジプトっぽい!けど、なんか小物揃いな気がする…。
正直想像していたエジプトのスケールってこんなものじゃなかった!!
なんてったって四大文明の一角でしょ!!
せっかくお金も払ったので雰囲気だけ楽しむ。
近くに美術館があったのでこちらもちら見。
こっちは完全に撮影禁止でしたが、カリグラフィ(日本で言う書道)の特別展がやってました。
こうしてみるとアラビア語ってすげー綺麗。
昨日図書館の壁を見て「漢字ってかっこいいなー。外人がTシャツとかに書いてる理由わかるわー。」と思ってたけど、それに負けないくらいアラビア語は綺麗。
その後は昨日のバスターミナルから一気にカイロへ!
カイロではサファリホテルという宿をBooking.comで予約していました。
カイロには”ベニス細川”という有名な日本人宿があるんですが、サファルはベニスと同じビルの一つ上の階にあるホテルです。
こっちは日本人経営じゃないっぽいんですが、よくベニスからあぶれた客が来るようで、半ば日本人宿と化しているようです。
サファリには、僕がダハブであった人たち(通称ダハブ組)も今けっこう泊まってるらしいので合流できたらなーとか。
カイロに到着して早々にサファリに行くのだが、なぜか部屋がないと言われる。
「え、予約してたんだよ!」と主張するも、「システムが壊れてるからオーバーブッキングしちゃった!だから部屋なんてないの!!」と頑なに主張され追い出される。
後から聞いた話だが、これはサファリのオーナーの意向でわざとオーバーブッキングさせているらしい。
システムが壊れてるなんて真っ赤なウソ。
ホテル側がBooking.comをそういう使い方をしているだけらしい。
しかもいくら予約があろうと、部屋がある限り飛び込み客も受け入れるんだと。
まあ評価とか気にせず、目先の稼働率を限りなく100%に近づけたいってことなんだと思うが…。
これでエジプトで事前予約した宿は、3/3の確率(要は100%)で実際には泊まれなかったことになる。
あんま国で人をくくりたくないが、このときばかりはエジプト人ホント糞だわと思ってしまった。
仕方がないので同じビルの地上階にあるスルタンホテルと言うところで泊まることに。
こっちは1泊4ドル。
汚いドミルームだけど耐えられるレベルだし、レセプションでチャイを無料で何杯でも飲めるのは良かった点。
レセプションにはやはり猫。
写真じゃわかりにくいけど、マネージャーに抱えられてます。
誰かが持ち込んだ文春。
ちなみにルームメイトはスーダン人ばっかりでした。
おすすめの場所とか聞いてみたけど、なかなかよさげな情報が出てこない。
観光貧国スーダンのさが。
チェックイン後に宿の周りをフラフラ。
なんかみんなボードゲームとかしてます。
お供はコーヒーだったりチャイだったりシーシャ(水タバコ)だったりと自由なもん。
とりあえずしばらくはカイロに滞在して、アフリカ縦断の準備をしまーす。
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