ソマリランドを観光!ハルゲイサのライオンガーデンは少数精鋭の動物園??

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ソマリランドは安全なのか??治安はいいが人々はうるさい!!
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ハルゲイサの家畜マーケットのラクダの群れ

2019.2.16

今日は、昨日に引き続きハルゲイサを観光したあと、あわよくばエチオピア方面への帰還を始めます。

 

最初はLivestock market(家畜市場)へ。

場所は、この名前でGoogleMap上で検索すると出てくる。

泊まっているOriental Hotelからは1kmちょいですので歩けます。

 

行く途中にマーケットを抜けるのだが、そこには見事に肉片になった無残な家畜の姿が…。

これからその前工程を見に行きます。

 

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途中の売店で見た札束。

インフレのため札束が分厚くなってしまうので、通常のレジの中に入らないんですね。

檻を使わない人も居るようですけど、半分くらいの店はこのように檻に入れてます。

 

家畜市場に到着。

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とりあえず目に入るラクダの群れ。

目移りしているとそこにいたおじさんが、いろいろ案内してくれた。

 

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なんか首だけにょきにょきと、ヤマタノオロチみたい。

 

お次はヤギ、羊売り場。

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連なりすぎじゃないか…?

 

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ケロベロスみたい。

そういえばハルゲイサは頭だけ黒い羊が多い。

 

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最後は牛売り場。

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畜産はソマリランドの数少ない産業の1つ。

ソマリランドにも動物園??チーターに触れるライオンガーデン!

次はライオンガーデンなるものを見に行く。

実態はよくわからないんですが、どうやら小さな動物園のような場所らしい。

1年くらい前に飼育員がライオンに噛まれた、ってニュースを見つけて存在を知りました。

家畜市場からは1kmもないのでついでに行くことにした。

 

家畜市場からの近道を通るために、干からびた川を渡る。

が、土手が、、、

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靴を履いてきてよかった。

なんとか上り切る。

 

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途中で見つけたヤギ。

なんかピカソの絵画のような異次元を感じる…。

 

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本当にあった!ライオンガーデンらしきもの!

場所の座標は”9.561503,44.081232”あたりです。

ここらへんに行って、わからなかったら現地の人に聞けば教えてくれます。

 

入場料は5ドルということで払う。

1時間ほど出歩いていて少し疲れたので、見学の前にまず休ませてもらうことに。

 

ジュースを買って休憩所の椅子に座ろうとする。

 

なんか休憩所にいる犬が吠えてる。

なんでそんなに吠えてるんだろうと思いながら椅子に手をかけて…

 

 

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うわっ!!びっくりした!

本当に驚いて尻もちを着く寸前だった。

 

いきなり至近距離にチーターがいた!

まあチーターは動いて無くて、僕が犬に注意を向けてて、テーブルの影にいたチーターに気づかなかっただけだけど。

 

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すごくおとなしくて、なついてるみたい。

怖がりながらも触らせてもらったけど、大丈夫だった。

 

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野性的なポーズ。

かっこよすぎる…!

 

その後園内をまわらせてもらう。

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主役のライオン。

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暑さでぐったりしていた。

 

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何故か放し飼いになっていた鷹。

こちらも触れる距離ですが、おさわり禁止とのこと。

 

 

動物はこの3種類だけです!

チーター1頭にライオン4頭、鷹1羽だけの動物園…少数精鋭と言えなくもない。

10分位でサッと見て回れた割には満足感が高い!

ハルゲイサで一番良かったかも知れない!

 

大体行きたいところに行き尽くしたので、一旦ホテルに戻る。

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途中で見かけた建物。

色んな人が集まっているので何をしているのか聞くと「国のルールを作っている」と言っていた。

議会的なところなんでしょうか。

でも、頑張れば誰でも中が見れるくらいにオープンで、なかなかの透明性を感じる。

 

 

ホテルに戻って、昨日のあまりのスイカを消化!

そしてこれから何度もバスを乗り継いで、エチオピアのアディスアベバに戻ります!

ハルゲイサからバスでエチオピアのハラールまで移動!

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オリエンタルホテルの近くの「Salaama city bus」というホテルの前から、エチオピアとの国境のワチャレ(wajale)という街にバスが出ています。

こちらは朝8時ころから午後2時ころ(正確な時間はわからん)まで、割と本数が出ているよう。

僕は11時ころに行ってチケットを買い、12時ころ出発することができた。

ちなみに運賃は3ドルです。

 

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チケットにバルベラ行きって書いてあるけど大丈夫みたい。

「値段は一緒だからOK!」だって。

 

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1時間ほど誰もいない車内で待つ。

 

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他のバスを見ていると、デザインがすごい。

「TOYOTA」のロゴもいろいろ改造されている。

 

1時間ほどたつと人も増えてきて、やっと出発することになった。

 

ハルゲイサからワチャレまでの道は、一応舗装されていた…!!

決していい道とは言えなかったが、”比較的”マシと言える。

 

走ること3時間ほどでワチャレに到着。

 

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国境を越える前に、数十円分余っていたシリングをブルに両替。

 

エチオピアとの国境の街 イミグレは地味なので注意!

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国境の町にしてはスッキリしている。

ここでも何人かに「ソマリランドはピース(平和)」攻撃を受けた。

 

ソマリランド側の出国審査をした。

道の脇にイミグレがあるので、誰かに教えてもらわないと見逃しそう。

ただ、ここの人はやはり親切で教えてくれる。

 

 

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ここを渡ったらとうとうエチオピアだ。

 

ソマリランド、長居することはなかったが、悪くない国だった。

まあ観光するのには面白みはかけるけど。

何より治安の良さには本当に驚かされた。

 

 

どうしてソマリランドが他国から認められないのか?

そう考えるとき、やはり比べてしまうのは去年和平交渉を合意した南スーダンだ。

 

国としての仕組みや制度、治安を揃えても全く認められないソマリランドと、何の準備もないまま争いの勢いだけで独立させられてしまった南スーダン。

結局違いは「欧米諸国にメリットがあるかどうか」でしかないという…。

 

まあ、新たな争いの種になるから、基本的には独立させないほうがいい。

こっちを許すと、また他でも独立運動が勃発しちゃう、っていうのはわかるけど。

 

でもソマリランド人と直接話してみて、彼らが南部ソマリアと再びうまくやっていくのは無理だろうと感じた。

南部ソマリアと分裂したい一心で、一途な彼らは三度の内戦を乗り越え、これだけの国の基盤と平和を築いたのだ。

独立がおじゃんになったら、再び戦乱の世に戻ってしまうだろう。

 

次にこの国を訪れるまで、この治安が維持されていることを願う。

そしてあわよくば独立を。

 

 

エチオピアに向かって国境を越えた。

 

エチオピアのイミグレでは、入国スタンプと間違えられて出国スタンプを押されてしまうというトラブルがあったが(「ソマリランドに行ってらっしゃい!」という声をかけられ勘違いに気付いた!助かった!)。

 

無事国境越え完了!

ミニバスを乗り継いでハラールへ!

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そのあと、ワチャレ→チチガ(jijiga)(50ブル)、チチガ→ハラール(100ブル)とミニバスを乗り継いで、ハラールまで到着!

 

到着が7時ころになったため、今日はハラールで1泊することに。

ちなみに明日アディスアベバに移動するのなら、今日のうちにバスの予約が必要なんだよなーと言うのは気付いていたが、今日はもう暗いし、ハラールって一応世界遺産だし、明日は観光しちゃおう!ということで、移動はあさってにすることに。

 

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宿は歩いていたら最初に見つけたAbyssinia Guest Houseというところに。

場所の座標は”9.3080160,42.1300696″あたりです。

 

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200ブル(700円くらい)。可もなく不可もなく。

Wifiは良好。シャワーは共同で水のみ。

 

絶品料理??エチオピアのクットフォー

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夕食はパスタを探してもなかったので、因縁のインジェラと対峙することに。

インジェラと一緒に頼んだのが、クットフォーという生肉料理。

真ん中の赤いやつがクットフォーです。

周りの白いやつとかはチーズみたい。しかしなぜかこれもインジェラとおなじで酸っぱい。

ただ、クットフォーが意外にうまくて普通に食べれてしまった。

 

インジェラもなんか普通のインジェラと硬いやつ(手前の茶色いの)があって、硬いやつはあまり酸っぱくなくてうまかった。

エチオピア料理で初めてうまいと思ったかも知れない!

 

ちなみにこのクットフォーで170ブル(600円くらい)。

ちょっとお高めですが、値段の価値あり。

 

という感じで移動の1日が終わった。

明日はハラールを観光して、それからはまた移動移動…

翌日の記事はコチラ↓

エチオピアⅡ② エチオピアであってエチオピアじゃない!城塞都市ハラール
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