エチオピアⅡ② エチオピアであってエチオピアじゃない!城塞都市ハラール

ハラールの要塞都市 アフリカ
ハラールの要塞都市

◆ルート

日本→中国→ベトナムラオス→タイ→ミャンマー→日本→ウズベキスタンキルギスカザフスタン→日本→イラン→UAEイスラエルパレスチナ→ヨルダン→エジプト→スーダンエチオピアジブチソマリランドエチオピア

ハラール

城壁に囲まれたエチオピアの一都市。

19世紀までエチオピアとは異なる独立した都市国家であり、住民はほぼムスリムでアフリカ大陸においてイスラム教の重要な拠点だった。

ハラールは19世紀にエジプトに征服され、その後エチオピアに侵略されて今のようにエチオピアの一部になった。

◆2019.2.17

今日は移動を休みにして、1日ハラール観光をします。

さて観光の前に明日のバスを予約。

f:id:sasetsu_u:20190219044140j:plain

通常のバスはいっぱいだったみたいで、臨時のバスのチケットを手書きで発行してもらった。

アディスアベバまで325ブル(1,200円くらい)。

バス会社の場所の座標は”9.3119579,42.1292052″あたり。

そのあと街をぶらぶら。

まずは城壁の外の新市街(?)を見る。

f:id:sasetsu_u:20190219045753j:plain

新市街には大きな雑居ビルがいっぱいある。

入ってる店も、雑貨屋からレストラン、バスオフィスと様々。

f:id:sasetsu_u:20190219050131j:plain

f:id:sasetsu_u:20190219045905j:plain

f:id:sasetsu_u:20190219052443j:plain

いたるところでマーケットが開かれている。

おそらくこの近くでとれた作物だろう。

f:id:sasetsu_u:20190219050032j:plain

サトウキビonロバ。

f:id:sasetsu_u:20190219042425j:plain

トラックのような場所で、バスとトゥクトゥクの教習をやっていた。

一応免許制なんだ…と失礼ながら思ってしまう。

だってトゥクトゥクの運転とか危険なんだもん。

f:id:sasetsu_u:20190219050336j:plain

トラックの横に見せしめのように事故バス。

f:id:sasetsu_u:20190219042511j:plain

さてこの門から旧市街の入ります。

f:id:sasetsu_u:20190219045133j:plain

とりあえずいろいろ売ってるらしい、店の扉のイラスト。

f:id:sasetsu_u:20190219042603j:plain

旧市街は大通りを一歩外れると迷路みたいになっている。

そしてなぜか壁がカラフル!

f:id:sasetsu_u:20190219042702j:plain

f:id:sasetsu_u:20190219042843j:plain

大通りの広場に出た。

f:id:sasetsu_u:20190219042949j:plain

ハラールイスラムの街ですが、当然エチオピアなのでキリスト教徒もいます。

そのため教会が建っている。

中を見せてもらったら、なかなか珍しい形式の教会だったんだけど、写真はダメとのこと。

気になって人はご自身で行ってみてください。

f:id:sasetsu_u:20190219043050j:plain

大きなモスク。

このハラール旧市街には88のモスクがあるらしい。

なんですが、ほとんどのモスクは小さくて普通の民家みたい。

f:id:sasetsu_u:20190219043142j:plain

モスクでダラダラする人たち。

この風景はどこに行っても同じ。

ちなみにここの人はみんなスンニです。

f:id:sasetsu_u:20190219043256j:plain

近くにあったカラフルな学校。

f:id:sasetsu_u:20190219043358j:plain

再び迷路へ。

f:id:sasetsu_u:20190219043516j:plain

 迷い込むヤギ。

f:id:sasetsu_u:20190219052048j:plain

f:id:sasetsu_u:20190219052150j:plain

f:id:sasetsu_u:20190219052245j:plain

反対側の門に出た。

ここにも市がたっている。

f:id:sasetsu_u:20190219052339j:plain

門の外からみた城壁。

昼過ぎに大体散策を終え、レストランやホテルでだらだら。

夕食はフェテラとかいうものを食べました。

f:id:sasetsu_u:20190219052543j:plain

左端にある白いまんじゅうみたいなやつを器用に広げて、鉄板に乗せる。

その上に卵をといてのせていく。

f:id:sasetsu_u:20190219052637j:plain

こちら。

なかなか塩味がきいていてうまかった。

夜になったら、今日はハイエナを見に行きます。

どうやらハイエナの餌付けのショーが夜な夜な繰り広げられているらしい。

ここハラールという街は昔からハイエナと共存してきた街なんです。

ハイエナって生ゴミとかいろいろ食べてくれるから、街の衛生を保つためにわざと街にハイエナを招き入れてたみたい。

城壁にもハイエナ用の小さい穴があるんだとか(見つからなかったけど)。

でもやはりハイエナはハイエナ。

昔は人や家畜が襲われることが度々起こっていたそうなんです。

そこでハイエナマンと呼ばれる人たちが餌付けを始める。

それによって、もう100年以上人や家畜が襲われると言った事件は起きていないみたい。

Wikitravelに、「場所は毎回変わるから地元の人に聞いて!」って書いてあったので、トゥクトゥクに連れてってもらうことにした。

トゥクトゥクは旧市街の東の外れで止まった。

ここらしい。

てかGoogleMapで「hyena feeding site」って書いてある場所じゃん!

どうやらしばらくは変わっていないみたいですね。

待っていると、続々と見物人がやってきた。

けど、パッと見外国人とわかる人は少ないな…。

ほぼエチオピアもしくはアフリカ人っぽい。

ショーが始まる前に料金を支払う。

1人200ブル(700円くらい)でした。

何人かスタッフっぽい人がいて、「ハイエナ◎$♪×△¥○&?#$ーーー!!!」(後半何言ってるかわからない)って叫びまくってたらハイエナが2頭きた。

f:id:sasetsu_u:20190219052810j:plain

肉を投げて餌付けを始める…のだが、どうも彼らはお腹が空いていないらしい。

反応も鈍く、猫に新しい餌を譲ってしまって、最初の肉の様子を見ている。

彼らは古い肉が好きなのか?というくらい新しい餌に見向きもしないんだよなあ。

こんな動物珍しい。

そういえばハイエナって腐った肉も食べれるらしいけど、食べれるのと食べたいのは違うんじゃないかな?と思うんだけど。

f:id:sasetsu_u:20190219052726j:plain

結局途中で一頭帰ってしまった。

残った一頭もあんまり積極的じゃなく、帰ろうとしてはスタッフに連れ戻されたりしていた。

ちなみに連れ戻し方はよくわからない。

広場の外に出ていったハイエナをスタッフが追い掛けて、なんか外で叫んだりするとハイエナが戻ってくる。

本当は口移しで餌やりとかもするらしいという情報があったんですが、今日は調子が悪くてそれどころじゃなさそう。

30分ほど見物してから進展がなさそうだったのでホテルに戻ってしまった。

まあ昨日のチーターに続いて、珍しい動物が見れてよかったとしておこう。

明日は一日アディスアベバに移動。

苦痛の移動の日々が始まります。

コメント

タイトルとURLをコピーしました