世界遺産!シューシュタルの歴史的水利施設とアフワーズの街

シューシュタルの歴史的水利施設 アジア
シューシュタルの歴史的水利施設

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シューシュタルの歴史的水利施設

3世紀に建設された、ダムや水車などを含む遺跡群。

水車は当時、穀物を挽いて粉にするために利用された。

また近年には電力発電の施設も併設された。

イランの田舎町アフワーズへ到着

前日、エスファハーンを観光して、アフワーズ行きの夜行バスに乗った話はコチラ↓

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2018.12.4

バスの中で目を覚ます。

窓の外を見ると砂漠が広がる。

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そういえばエスファハーンで砂漠ツアーがあるという噂を聞いていたけど、結局探しすらしなかったな。

まあ砂漠はアフリカに入ってから楽しめばいいか。

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バスの中で出された朝食がワイルド過ぎた。

きゅうりとか何もつけずに食うの?

柑橘類も皮が硬すぎて剥くのに苦労した。

アフワーズのバスターミナルに到着。

ちなみにアフワーズまで来た目的は、近くのシューシュタルという村にある世界遺産の水利施設を見に行くことです。

この近くには他にも2つ世界遺産があり、普通はまとめて3つ巡っていくのがセオリーみたいですが…。

もう100%観光しようという気概はなくなってる。

シューシュタルの水利施設だけは以前TBSの世界遺産という番組で見ていて、なんとなく気になったので、ここだけは見たかったのでここに来ました。

せっかくアフワーズまできたので、とりあえず中心街の様子だけでも見て行こうと思います。

素通りはかわいそうだし。

市街までは10kmくらいある。

バスでもないかなーと思っていたら、近くにいた人がバスやタクシーが集まる所まで送ってくれました。

ただそれでもまだ5km以上距離がある。

地図上はメトロの駅があったので、メトロで行けばいいじゃん!と思ったのですが、どうやらまだ建設中らしいですね…。

じゃあ地図に乗せるなよと。

仕方ないのでなんとかバスを捕まえて中心街までGO。

魚介がたくさん!アフワーズを街歩き

アフワーズの中心街。

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まだ朝9時ころですがそこそこ人通りがあります。

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魚介系の食材がいっぱい。

今までの都市とは違い、海が近いことを感じさせる。

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1時間くらい歩いて、ちらっと雰囲気はわかったのでシューシュタルに行くことにします。

ホテルなどで情報収集すると、どうやらシューシュタルへのバスは最初に親切な人に送ってもらった場所から出ているらしい。

来た道を戻る。

さっきと逆方向のバスを捕まえて、バス、タクシーが集まる場所まで。

結局そこでもバスが見つからず、2ドルほどでシェアタクシーが拾えたのでそれでシューシュタルに向かうことにする。

アフワーズからシューシュタルへは、1時間ほど。

世界遺産!シューシュタルの水利施設と解説おじさん

あっという間にシューシュタルへ到着。

シューシュタルの水利施設は、いくつものダムや水車施設の遺跡群です。

Google Mapで検索して出てくる所が一番それっぽいと思うので、とりあえずそこに行ってみます。

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ちゃんと看板がある。

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入り口を抜けると河川が広がる。

そしてなぜかおじさんが待ち構えている。

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景色はなかなか迫力がある。

今までモスクとかばっかり見てたので新鮮に感じる。ちょっと感動してしまった。

階段の下にいたおじさんが話しかけてくる。

この方はガイドの人みたいです。

ただ、お代はいくらでもいいとのこと。

他に誰もいないので、一人で見るよりはとお願いすることにした。

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水車の全体図です。

3の仕切りで2にうまく水が流れる様に調節するらしい。

そんで4のところで水車が回ると5の所の石臼が回る。

その石臼で穀物を挽いて粉にするらしい。

このシューシュタルという街は、製粉業によって栄えた街らしいです。

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石臼の部屋。

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水車の模型。

残念ながら回っている水車は見れず。

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機織りもやっている。

これは水車の動力とは関係ないらしいです。

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シューシュタルの周辺遺跡をバイクで観光!

一通り見学した後、おじさんに他のダムなどの場所を訊く。

近くに2箇所ほどおすすめの場所があるということなので歩いていくことに。

おじさんも途中までついてきてくれました。

歩いてみてわかったが、このシューシュタルは本当に小さい街だった。

半日もあれば楽に街が一周できそうだ。

f:id:sasetsu_u:20181208044141j:plain川辺を歩く。

クビになったサラリーマンみたいな人が黄昏れている。

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こちらがおじさんのおすすめ①のダムです。

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開いたり、閉じたりするような水門があるわけじゃなく、こうやってダムの所が高くなっているだけみたいです。

この場所は河が二手に分かれる場所なので、水量が少ないときは1方のみに河が流れ、水量が多くなるとこのダムを通って水が流れ、水が二手に分かれるんでしょう。

そんな感じでメインの方の河の水量を調節しているんでしょうね。

歩いていたらバイク二人乗りの青年たちに絡まれ、乗せていってもらえることに。

人生初のバイク3人乗りに挑戦!

しかも僕、でかいメインバッグ背負ってるんですけどねえ…。

3人乗りしてみて気づいたが、足乗っけるスペースがない!

真ん中の彼が気を遣って片足分の場所は譲ってくれましたが、もう片足は宙に浮いたまま走ります。

足をあげるための腸腰筋が痛い!

それでもすぐに次の目的地に到着。

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こちらがおじさんおすすめの場所②。

ただの古い橋です。

雨季になるとここまで河になるんでしょうかね?

さて観光を終えてこれからどうしようか迷ってしまった。

次の目的地シーラーズまで夜行バスで移動!!

次の目的地は南部の街、シーラーズという所。

シーラーズまでの直通バスがあるのか、それともアフワーズ経由になるのか。

とりあえず街にバスターミナルがあるみたいなので、そこで情報収集します。

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バイクの兄ちゃんたちにはバスターミナルまで送ってもらって別れました。

聞き込みをするとシーラーズまでの直通の夜行バスがあるとのことなので、それに乗っかることに。

ちなみにエスファハーンからシューシュタルの直通バスもあるっぽかったですね。

何だ。アフワーズに行く必要なかったじゃん。

出発までは4時間ほどあったのですが、バスのチケットオフィスでスマホを充電させてもらったり、売店でサンドイッチをごちそうになったりしていたら出発の時間に。

2日連続の夜行バスは少しきついけど節約のためだ。仕方ない。

クレジットカードが使えないことを見越して、十分な現金を持ってこなかったのが悪いね。

翌日の記事はコチラ↓

またまた深夜バスでシューシュタルからシーラーズの街へ!
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