◆ルート
◆現在地および移動ログ
◆2018.9.3
昨日、目覚ましをかけないで寝たので、もし朝日を見逃しちゃったらどうしようかなーと思ったのですが、その心配は杞憂で朝4時半には目が覚めました。
流石に他人が必死に祈ってる横で、長時間爆睡できるほど図太くはなかったみたい。
もう巡礼者が増え始めている。
じゃまになるといけないのでなるはやで祈りの場を離れます。
気持ちだけのお布施を500チャット払って退散。
外をうろつく。
雨は降っていないが、霧は全く晴れない。
これは朝日には期待できないなー。
この時間になっても野犬が多い。
が、真夜中にいた気性の荒い奴らはどっかにいったみたいで、おとなしい犬がそこらへんをぐるぐる散歩している。
外を歩いていたらおっちゃんに手招きされて別の祈祷所?に入れてもらう。
紙とペンを渡されて「なんか書け!」みたいに言われる。
何かきゃいいかわからんけど、願掛けでも書けば良いのか?
他人に叶えてもらいたい願いなんて一つもないので、適当に書く。
ていうか、適当でも真ん中にもっと大きく書いたらどうかね?と自分でも思う。
1,000チャット(80円)を丸めて石に刺せ!と言われる。
うわ!ずる…。
もう願い書いちゃったし断れないっしょ。
しょうがないので言われたとおりにする。
まあ80円で世界平和が叶うんなら安いもんだ。
その後、「安んでけ!」みたいなジェスチャーをされる。
まだここは人がいないし良いかなーと思って、場所代として追加で2,000チャットお布施をして休もうとすると、もうひとりのおっちゃんが出てきて追っ払われた…。
3,000チャットをドブに捨てて、再度チャイティーヨをさまよう。
その間も深い霧は止まず、弱い雨が降ったり止んだりしている。
そうこうしているうちにネットで調べた日の出の時間になったのだが…。
ちょっと明るくなったなーくらいで全然わからんよ!!
やっぱ東南アジアの旅は乾季に限りますね!!
まあ急場で予定を決めてしまったのでそんな事考えてないし、後悔はしてないけど。
そういえば、今から思うと雨季にしては今までは天気に恵まれた方でしたね。
まともに観光した日で雨だったのってチャンアンの日(そしてハロン湾のキャンセルの日)くらいだったし。
まあ東南アジアの旅もミャンマーで終わり。
この先は別の天候の問題があるけど、それは後々考えよう。
ともあれゴールデンロックです。
ちょっと近づいたところから見た設置点。
実はこのゴールデンロック、年次で改修工事が入っているらしいです。
その時は全面垂れ幕で覆われて、中で何が行われているか見えないそう。
ここから先はご想像におまかせします。
ゴールデンロックには男性のみ近づくことができて、窓口で購入できる金箔のを貼ることができるらしい。
朝7時ころになると金箔の購入口が開いていた。
せっかくなのでということで1,800チャット(150円くらい)で1セット購入。
こんな感じで中に、
金箔が数枚あります。
ゴールデンロックに近付こうとするが、昨日と変わらず入り口は閉まっている。
窓口の人に「どうやって貼るの?」って訊いたら、「ポリスに聞いてみな」と言われたので警備員に聞いてみたら、「今日は雨、霧で地面が濡れて滑るからダメだよ」って言われた…。
おい!じゃあ売るなや!!
まあ窓口の人はホントに知らなかったっぽいけど。
行き場を失くした金箔はお布施の中に。
托鉢。
もう十分ゴールデンロックには貢いだ気がするが、一応心ばかりのお布施をする。
犬のお尻からなんかそばみたいなのが出てる!!
これは何だ???
もうやることもなくなったので下山します。
来た時と同じ、トラックステーションに向かう。
朝は少し賑わいがある。
ここで生活している人にとっては単に生きるための市場だ。
人の往来も多い。
どうやらここからキンプンなど、山の下に出勤する人もいるみたい。
来たときと同じトラックに乗って帰る。
帰りは下りのため、流石に行きほどのスピードは出なかった。
期待してたので残念。行きのほうが面白いです。
キンプンでヤンゴン行きのチケットを購入。
2つ旅行会社のに相談したらどちらも800チャットでした。
宿でとると700チャットと言われたので、宿でとってもらう。
最近気づいたんですが、GoogleMapで”bus”って検索すると、
近くのバスステーションや旅行会社がだいたい出てくるみたいですね。
その中で近いところいくつかを訪ねて一番安いチケットを買うのが、楽でぼったくられない方法だと思う。
ネットでいちいち相場とか最安値とか調べても良いんですけど、それもめんどいし面白みもないのでねえ。
現地の新しい情報に触れるのも大事だし。
バスは”札幌観光”のバスでした。(ミャンマーへの払い下げ)
写真撮り忘れたけど…。
予定では10:45出発のはずが、当然のように遅れて11:30出発に。
1時間くらいバスで待っていたが、さすがに疲れていてイライラするどころじゃなかった。
最近ずっと動きっぱなしだったから疲労感が半端ない。
これ体調崩しそうだな。
明日はヤンゴンでしっかり休もう。
毎日働いてる皆さんに言うのもなんだけど、旅ってけっこう疲れるよ…。
そういえばバスを待っている間に噂の有吉似のホテルスタッフに会いました!
普通にキャッチとして観光客捕まえてバスチケットを売ってました。
自分で「有吉デス~~」なんて言ってたので、日本人の誰かが吹き込んだんでしょう。
キンプンから更に山を下ったチャイトーという街まで、バスは超特急で突っ走る。
暴走トラック並のスピードで超楽しい。
なんと言っても道が良い。いい感じの傾斜、道の広さ、カーブ具合!!
やっぱりバイクで来たいなー。
チャイトーからはバスを乗り換えて西へ向かう。
ここの道もけっこうな悪路だったと思うが、ぐったりしていてほとんど覚えていない…。
途中で飯休憩。
エビカレーを頼んだ。
が、やはりカレーというより油にエビを浮かべたようなヤツ。
ゴールデンロックで食べたポークカレーと同じ。
どうやら油たっぷり+生野菜つきってのはミャンマー料理の特徴みたいですね。
それでみんな腹壊すらしいが…。
5時間ほどでヤンゴンに到着。
いつの間にかすごい雨。
しばらく待合所で雨が弱まるのを待つ。
外国人なんていません。
30分位待ってる間に2回ほどブレーカーが落ちてました。
やはりミャンマーの電力不足は深刻らしい。
少し弱まったので出発。
ヤンゴンには電車の環状線があるので、それでホテルがある街の中心街に向かいます。
線路脇のヤギ。
2kmほどで駅に到着。
市唯一の路線の駅がこれ。
やはりまだまだミャンマーは発展途上です。
料金は200チャット(16円)。
おそらく定額。
電車は日本のJRから払い下げになったものでした。
「岩切行」とも書いてあった。
調べたら東北本線の車両らしい。
懐かしい感じがやばい!
日本語がなくてもなんとなくJRの車両だって分かるよ。
天井に扇風機とかついてるヤツ、就職してからもどこかで乗ったなーどこの線だったかなーと思って調べたら、どうやら武蔵野線らしい。
通勤にも使った気がしたが、通勤で使っていた京浜東北線は完全クーラーオンリーみたいだ。
客先行くときに武蔵野線使ったときの記憶が混同しているのかな?
暑い夏の日に暑苦しいスーツを着て電車に乗った後、扇風機で涼んだのも今ではいい思い出。
ちなみに、この懐かしんでいるのはブログを書いているときの話です。
リアルタイムのこの時はもう疲労困憊で、早く宿で休みたいという気持ちしかなかった。
窓もドアも全部開けっ放しです。
ドラゴンフルーツ売りが売り物をカゴごと置いていった!
10分くらいして戻ってきたが無防備すぎる…。
いい感じの田舎の田園風景が続く。
ちなみに電車は環状線で言うと、中心街の真反対の駅から半周して目的地に向かいます。
ここはまだ中心街からは遠い田舎地帯。
暗くなってきて、かなり肌寒い。
いよいよ風邪ひきそうだな…。
20kmほどを1.5時間ほどかけて進み目的の駅まで到着。
そのまま1kmほど歩いて宿に向かう。
宿には日本語を話せる香港人と仲良くなり、夕食に連れてってくれました。
「Baw Ga Noodle House」という中国の麺料理屋。
確かどれでも2,000チャット(160円)くらい。
追加で頼んだ”TAMARIND”というジュースが美味しかった。(写真忘れたけど…)
ミャンマーでポピュラーなフルーツらしいんですが、ジュースとして出すところは少ないと薦められたのですが、カボス系の味でなかなか美味。
その後、彼がいつも行っているマッサージ(3,000チャット、240円くらい!激安!)に誘われたけど、もう寝たかったので一人で宿に戻って倒れるように寝る。
明日は絶対に一日ゆっくりしよう…。
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