◆ルート
◆現在地および移動ログ(23,24日分)
◆4ヶ国目【タイ】
首都:バンコク
為替:1バーツ=3.41円
立憲君主制だが、国王が絶対の人気を誇る国。
軍部が強権を持っているためか、20世紀以降何度も軍事クーデターが起こる。
その成功率は63%(19回中12回成功)。
◆2018.8.23
朝起きてからしばしベッドの中で、これからどうやって移動するか考える。
選択肢としては以下の3つ。
①(バス)→ルアンパバーン→(バス)→ヴィエンチャン→(バス)→バンコク
③(バス)→バンコク
最初は①と③で迷っていたんだけど、ルアンパバーンからバンコクへの飛行機が8千円くらいというのを見て、飛行機もアリかなと思い始めたんです。
ただそれだと陸路での国境越えという楽しみがなくなってしまう…。
かと言ってルアンパバーンからヴィエンチャンまで戻ってくるというのも、僕のポリシー的にはあまり好ましくない。
後戻りはゆるい禁止としている。
だらだらといくつかルアンパバーンの紹介記事を見るが・・・あんまり興味出ないな。
正直、豊かな自然とかあんまり興味無い…。
あと、托鉢(気になった人は自分で調べてください)を見るのが一番の見どころと書いてある記事を見つけて、「なんだかなー」と思ってしまった。
ラオスはゆったりと余暇を過ごすのにはいい国と言われるらしいけど、今はそのゆったりさが少しもどかしい。
今は常に動いていたいし、止まったら死ぬと思っている。マグロのように。
ラオスイズムを毒のように感じる…。
ということでルアンパバーンはスルーしてバンコクに行っちゃいます。
まずはホテルでバスの予約をしてもらう。
値段は、20万キープ(2,600円)でVIPのSeatバス、26万キープ(3,300円)でVIPのSleepingと書いてある。
ただネットの情報で、Sleepingだと完全に横になれる代わりに赤の他人と2人で1つのベッドを共用するという話を見たのでSittingバスにしておきました。
Sittingバスでもリクライニングだから十分寝れると思います。
ちなみにバス代には、バスターミナルへのピックアップも含まれています。
ピックアップは夕方の5時でバンコクにつくのは朝の8時ころになるらしいです。
夕方までしばらく時間があるので、ヴィエンチャンでまだ行ってないところを観光します。
なんたってまだここでは1泊しかしてませんからね。
10時ころ、まずはブッダパークというところに行こうと思ったのですが、ホテルのロビーで日本語と英語を話せるタイ人と、英語とタイ語を話せるフランス人になぜかビールをごちそうになる。
この旅初めてつくづく思うけど、世の中には予想以上に3ヶ国語(母国語+英語+α)以上話せる人が多い。
まあこういうケースはほぼ確実にαの言葉の国に2年以上は住んでるみたいだけど。
2時間ほどダラダラした後、宿を後にしてブッダパークへ。
ブッダパークはここから車で1時間ほど離れているので、バスでいきます。
宿の人に聞くと、中央バスターミナルに行けばブッダパーク行きのバスが見つかるとのこと。
中央バスターミナルまで2kmほど歩く。
ヴィエンチャン中央バスターミナルにあった路線図。
どうやら14番のバスに乗れば行けるらしい。
バスは簡単に見つかる。
バスに乗ってブッダパークへ。
中央バスターミナルからブッダパークへは8,000キープ(110円くらい)。
ブッダパークとは、とある芸術家が仏教とヒンドゥー教にインスパイアされて作った公園らしいです。
入り口は普通に仏教的な感じ。
地獄の入り口と言われる口から、高台にいけます。
高台から公園全体を見下ろす。
そんなにでかい場所じゃないですね。
なんともカオスな場所。
この顔の上のドクロはヒンドゥー教っぽい…気がする…。
こちらは完全に仏教の涅槃像ですな。
これはわからん。
どことなくアンコールワットとかのクメール文化に近いような気がするけど…。
バッタなのかコオロギなのか…それともゴキブリか。
全く理解できませんがけっこう面白いです。
正直ここがヴィエンチャンで一番でしたね。
次は市街地に戻ってタットルアンというお寺?に行く。
中央バスターミナルから10番バスで20分くらいです。
タットルアンの入場料。
国によって違いがあるのかと思ったけど、みんな同じっぽく1万キープ(130円くらい)。
多分、外国人は1万キープというのを親切に書いたものだと思う。
ここがタットルアン。
ラオスの紙幣にも描かれている、国の象徴的な場所らしい。
由来とかはよく知らない時間が無いのでサラッと見て終わり。
ちなみにこちらは近くのお寺にあった黄金の涅槃像。
帰りはバスを待ってると間に合わないのでトゥクトゥクを捕まえる。
5kmくらいだったけど、台湾人のグループと乗り合いになったため、
4万キープ(500円くらい)と格安で移動できる。
事前情報のトゥクトゥクの相場よりは全然安いけど、周辺諸国に比べるとやっぱり高いな~。
5時前にホテルに戻り、時間通りのピックアップでバスターミナルまで。
ピックアップでベトナム人の2人グループと一緒になったので、
「バンカンクア美味かったよ!!」って話をしたら、
「それは南部の料理でしょ。自分たちはハノイっ子だからそんなの食べないよ。
南部の料理は甘くて好きじゃない。」って言われました。
料理の好みは人によりますよね…。
好み以前に北部、南部の対立があるのかも知れないけど。
どこの国でもそういうものはあるのね。
夕方6時ころバスが来たので乗り込みます。
ちなみに同じホテルからきたイギリス人カップルも一緒です。
彼らはSittingの僕と違ってSleepingタイプの高い方のバスを取ったらしいですが、同じバスに乗れと言われます。
彼らも僕とは違うバスだと知っているのでスタッフに、
「なんで一緒のバスなの?」と訊きますが、どうやらすぐに乗り換えるらしいです。
そんなこんなでみんなで一緒のバスに乗り込む。
バスはみんなを乗せて国境へ。
今回のラオスとタイの国境はメコン川がそのまま国境になってるらしいです。
国境を越えるために友好橋という橋を渡るんですが、橋のこっち側でラオスの出国をして、橋を渡った後タイの入国手続きをします。
ちなみに今回の国境の町は、
タイ側:ノンカイ(ノーンカーイ)
です。
ヴィエンチャンを出発したバスは1時間も立たないうちにラオス側の国境へ。
こちらがラオスのイミグレです。
窓口で出国スタンプを押してもらった後、なぜか「戻れ!」と言われる。
先に手続きをした人によると、どうやら一度戻った場所にある窓口で、なにかのカードを買う必要があるらしい。
後ろを振り返るともう一つ窓口が。
とりあえず行ってみる。
どうやらここで出国税の1,100キープ(150円くらい)を払って通行カードを買わなければいけないらしい。
こちらが通行カード。
これを出国スタンプを押してもらった窓口の向こうにある改札に使って、改札を通ります。
出国をしたところで再度バスに乗ります。
せっかくなので国境を撮ろうとしたけど、ブレブレ。
揺れがひどすぎるんだ。たぶん。
すぐに橋を渡り終え、タイのイミグレへ。
ここでは一銭も払わずに入国可能です。
日本人なのでNoビザでGo。
ビザ無しでも30日滞在できます。
この後何故か、入国した場所にあったバスターミナルの待合所で2時間くらい待たされる。
なぜか一緒に国境を越えた日本人がスタッフに連れていかれて帰ってこない…。
そういえば一緒に国境を越えた、
僕、イギリス人カップル、ベトナム人グループ、日本人の彼の中で僕だけSeatバスだったんだよね。
だから僕だけ連れてかれるなら分かるんだけど、なぜ彼が…。
その後バスが来てみんなで一緒に乗車。
どうやらこれが最後の乗り換えらしい。
バスの座席はこんな感じ。
聞いていた話からするとSittingバスなんだけど、Sleepingを予約したはずのイギリス人とベトナム人も一緒です!
よもやこれはSleepingバスなのか?
よくわかりませんが、しっかり背もたれ倒せますし、めちゃくちゃ快適です。
ちなみにホテルでもらったバスチケットに記載されているバスNoとバスの車体に書かれているNoが異なっていたんですが、止められることなく乗車できました。
どういうことなのこれ。
弁当なんかも出ちゃったり。
夜は食べてないし、昼飯は100円アイスと焼き鳥1本だけだったのでお腹すいてたのです。
助かった!
バスが着くのは朝8時ころ。
いよいよ4カ国目に突入。
タイではいろいろやることがあるので滞りないように努めたいです。
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