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◆2019.6.15
今日は一日ベルファストの街をブラブラするつもりだ。
ほんとは観光したあと、今日のうちにアイルランドのダブリンに向かおうと思ったのだけど、
宿を検索すると…
最低140ポンド(17,000円くらい)!
す、凄まじい…。
ちなみに一日ずらすと14ポンド(1,700円)くらいからあります。
土曜っていうのと、直前だったからか…。
ということで今日はこっちでもう一泊して、明日ダブリンに移動することにした。
10時ころ起き、昼飯までまだ時間があったので、宿の近くにあった植物園を散歩することにした。
バラ園。
そう言えば街でもちらほらバラを見たな。
ゴミ箱には変な水獣の姿が描かれていた。
街中でもけっこう見るマークなんですよね。
結局どう言う意味があるのかわからなかったけど…。
こういうの現地の人に聞ければいいんだけど、そう言えばイギリスに入ってから現地人とまともな話してないな…。
だって全然何言ってるか聞き取れないんだもん。
完全に英語力の問題で話すのが嫌になっている。
変な形の建物があった。
中は普通の植物園だった。
一旦宿に戻って昨日買ったインスタントラーメンを食べたあと、今度は市街の方に向かった。
あちこちにイギリス国旗(ユニオンジャック)が意味ありげにはためいている。
ビルにあったさっきの水獣マーク!
国章とかではないんだけどなー。気になる。
オペラシアター!
街で一番由緒ある建物なんだとか。
ベルファストにはこんな感じでずーっと連なった建物が多かった。
この一部屋一部屋が民家になっているみたいね。
ブリテンの方だとあんまり見なかったので、アイルランド文化なんだろうなー。
こっちも道の両側が同じような感じ。
ちょっと見たいものがあるので、市街地から離れていく。
半ばゴミ捨て場となっているフェンスのトンネルを抜けていく。
ベルファストの西側には、カトリック系(アイルランド系)住民の居住地区とプロテスタント系(イギリス系)住民の居住地区があり、お互い仲が悪いので大きな壁でそれぞれの居住地区が仕切られているんだとか。
まー壁とは言っても数百メートル続いているだけなので、普通に迂回して行き来する事はできるみたいなんだけど。
南側がカトリック、北がプロテスタントになっているみたいなので、まずは南側のカトリック系のほうから行ってみることにした。
こちらがセント・ピーターズ大聖堂。
カトリックのカテドラルです。
やはり豪華。
中もこんな感じ。
パイプオルガン?のデザインが見事!
こっちの地区にはこんな感じでいくつもでっかい教会がたってました。
International Wallって言われる政治的なメッセージが描かれた壁です。
ちなみにこの壁は前述の地区を隔てる壁とは別物です。
いろいろ書いてある。
カタルーニャっていうのはスペインのバルセロナらへんのことで、この州はスペインから独立を宣言しているらしい。
ここに住んでいるカトリック住民はイギリスからの独立(もしくは南アイルランドとの統合)を望んでいるみたいなので、「同じ独立を志す仲間だね!」てことみたい。
イエメンね…。
ジブチであったイエメンからの難民を思い出すなあ。
あれから何人かイエメンに行ったことがある人に会ったけど、本当に素晴らしい国だったと言っていた。
そう言えば最近イランがアメリカ&イギリスとやばいことになりそうらしいですね…あの素晴らしいイランもこうなってしまうのか。
こちらが件の壁!
通称「平和の壁(Peace Wall Belfast)」
この壁の付近にはアイルランドの国章であるハープのマークを掲げている家がいっぱいあった。
こちらは戦争記念碑。
イギリスとの内戦で亡くなった人を祀っています。
壁沿いに少し歩くと北側へ通じるゲートを見つけた。
どうやらここからプロテスタント系の地区に行けるらしい。
いきなり現れたイギリスの国旗(右)と北アイルランドの国旗(左)。
こんな感じでイギリスの国旗が埋め込まれた北アイルランドの国旗もいくつもあった。
ちょっと異様な雰囲気だ。
こっち側も戦争による戦死者を悼んだ記念碑などがいっぱいあった。
でもやっぱりその対象はイギリスの軍に参加した人みたいだ。
この黒い軍服の人たちは、「36th (Ulster) Division」という名前のイギリス軍の特殊部隊?的な人たちらしい。
もちろんここでも北アイルランド紛争に一枚噛んだみたいだ。
この手のひらマークが上記の部隊のマークみたい。
承太郎の頭に付いているマークにしか見えない…。
お土産屋がいくつかあったけど、イングランド色が強い。
コナーのコーナー。
街角のコナーさんて人の作品が展示されてるところです。
ええただのダジャレです。
プロテスタント地区にもいくつか教会があったけど、全て小さく総じて地味。
しかも日曜の礼拝のときしか開放していないみたいで、どこにも入れなかった。
・・・この壁周辺はひっそりとしていて、建物の割に人も少なく不気味な感じがした。
今対立はある程度落ち着いているらしいけど、住民の心情的には全然「終わった話」ではないんだろう。
ここからは街の反対側、海辺の方に向かう。
ベルファストで最も有名なオブジェらしい。
ちょっと残念…。
更に進み、タイタニック記念館に向かう。
ここベルファストはあの映画で有名なタイタニック号がつくられた場所。
それを記念した記念館があるみたいなのだ。
と言ってもあまり興味ないし、どうせ2,000円くらいするので、中には入らないつもりだけど。
記念館に近づいていくと、プラモデルみたいなタイタニック号が!
すげー!てかさっきの魚よりこっちのほうが良くない?
ところどころにこんなステンドグラスが飾ってあった。
なんでも「ゲーム・オブ・スローンズ」っていうテレビドラマを記念したものらしい。
ここでドラマの撮影が行われたからなんだとか。
舞台になった場所を巡るツアーも開催されているみたいで、それっぽい団体客もいました。
タイタニック!…じゃなくてノルマディック号って言う別の船だった。
なんでもタイタニック号への連絡船として使われたんだとか。
奇妙な形のタイタニック記念館!
中には入らず一周まわりを歩いて回ってから、街に帰ることにした。
街中で発見した移動式のバー!
みんな頑張って漕いでる。
めっちゃ漕いでたまに休みながらビールを飲む!みたいな感じ。
ここは歩道だからいいけど、普通に公道も走ってたし車の信号に従っていた笑
日本だったら文句の嵐だろう。
と言う感じで1日歩いて観光してけっこう疲れた!
最後に夕飯。
明日は北アイルランドを出てアイルランドの首都、ダブリンに行くつもりだったので、最後のイギリス飯ということでフィッシュアンドチップスを選択!
近くにあった立ち食いの店に行ってみた。
4ポンド(500円ちょい)でこれ。
しかもすこぶるまずかった。
特にポテトが…。
やっぱりポテトをまずくできるってどう言うことなの…。
イギリスでは3回フィッシュアンドチップスを食べたけど、うまかったのは最初の1回だけですね。
なぜこんなに栄えてた国がグルメに意識が行かないのか不思議でしょうがない。
植民地だったアフリカ諸国ですらこれより100倍マシなものを食べているというのに!
イギリス最終日だと言うのに実はやり残したことがあった事が発覚した。
どうやらイギリスのペンスコインは6種類(1,2,5,10,20,50ペンス)あり、その全てを集めるとパズルみたいに1つの模様が出来上がるらしい。
これを揃えたくてわざわざスーパーで細かいものを買い物。
そして手に入れたのは、、、
北アイルランドの独自通貨!
もうすぐイギリスから出るのに手に入れてしまった!
目的の金額のコインも手に入ったのだけど、どうやら主に使われているのは昔のデザインのコインみたいで、目的のものじゃなかった!
残念すぎる…。
こういうときは銀行だろ!って思ったけど、今日は土曜だからやっていないし、宿のレセプションに聞いても全然ほしいやつが集まらない…。
明日の朝、ダブリンに出発する前になんとかどこかで調達するかなー。
大丈夫かなー。
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