◆ルート
日本→中国→ベトナム→ラオス→タイ→ミャンマー→日本→ウズベキスタン→キルギス→カザフスタン→日本→イラン→UAE→イスラエル・パレスチナ→ヨルダン→エジプト→スーダン→エチオピア→ジブチ→ソマリランド→エチオピアⅡ→ケニア→ウガンダ→ルワンダ→ブルンジ→タンザニア→モザンビーク→マラウイ→ザンビア→ジンバブエ→ボツワナ
【フランシスタウン】
ボツワナ第2の都市。
19世紀に南部アフリカで最初にゴールドラッシュが起こった場所であり、金鉱探索の拠点として設計された街。
街の名前は街の設計者の「ダニエル・フランシス」に由来する。
現在は多くの金鉱が閉鎖されているが、フランシスタウンは今でもボツワナの北の玄関口であり続けている。
◆2019.4.18
ボツワナではオカバンゴ以外にもう一つ行きたい場所があった。
「マカディカディ塩湖」という巨大な塩湖だ。
マカディカディはマウンとナタの真ん中くらいにあって、イメージ的には有名な「ウユニ塩湖」の乾季みたいに真っ白な大地が見渡すかぎりに広がっているらしい。
ただアクセスは困難…。
マウンにくれば現地ツアーも簡単に見つかるかなーと思って、おとといモコロツアーを探すときに一緒に情報収集していたのだが、全然ツアー情報が見つからない!
1社だけツアーやってあげてもいいよって所を見つけたのだが、値段を聞いてびっくり!1人の場合は1泊2日で1,500USD!日本円にして15万円以上!これじゃあの高いことで有名なウガンダのゴリラツアーより高いじゃんか!
流石にこれはやってられない!
しょうがないのでネットで情報収集すると、どうやらマウンの隣町にあるグウェータ(Gweta)という街にある、「プラネット・バオバブ」なる名前の宿が格安ツアーをやっているらしいのだが…。
今日の朝起きてみて、正直あんまり行く気になっていないことに気づく。
そもそもホントはマカディカディのベストシーズンも、オカバンゴと一緒で7~8月の冬らしいんですよね。
そのときには草木が枯れて、当たりが見渡しやすくなるらしい。
今は塩湖のまわりに草木があってちょっと邪魔…みたいな。
まあオカバンゴほど季節で変化がある所じゃないみたいなんですけど、やっぱりせっかくならオカバンゴと一緒に次回7月ころに来てリベンジしたいなーみたいな。
ツアーも格安とは言っても人数次第!
一人参加の場合は下手すると3万円くらい行ってしまうんだとか。
どこかのグループに潜り込めるかどうかもわかんないしなー。
まあボツワナのイメージは掴んだから、とりあえず今回はこれで満足しといて、まだ全然覗ききれてないジンバブエに戻ることにしよう。
だらだらそんなことを考えていたら10時ころになってしまった。
移動が遅くなると行けないので急いで宿を出発!
マウンからジンバブエに行くためには、まずボツワナの第二都市、フランシスタウンまで移動する。
宿からバスターミナルへはタクシーで10プラ(100円)。
バスステーション。
フランシスタウンへのバスは本数が多いみたいで、バスターミナルにつくと5分ほどでフランシスタウン行きのバスが来た。
マウンからフランシスタウンへは126プラ(1,300円くらい)。
途中、走り始めてから2時間後くらいに検問があった。
どうやら野生動物保護区のオカバンゴから、密猟や動物から作った製品を持ち出さないか検査しているらしい。
ボツワナの大統領は大の動物好きで、動物保護にかなり力を入れているらしい。
それでも密猟などが後をたたないんだそうだ。
「史上最大の虐殺」としてニュースになっていた。
マウンからフランシスタウンの道ではダチョウの家族が見れた!
子供のダチョウとか初めて見たけど、全身茶色でダチョウっぽくない。
フランシスタウンへはけっこう距離があって、着いたときにはもう夕暮れ時だった。
高架から見る街のバスターミナル。
第2都市だけあって、けっこう小綺麗な印象だ。
ターミナル到着!
さて、早く今日の宿に移動しなくては。
とは言ってもまずは腹ごしらえ。
近くにあったSHOPRITEで適当にお惣菜を買って食べていたら、完全に夜になってしまった。
ここフランシスタウンには安宿というものがないらしい。
てかボツワナ自体に安宿って概念がない気がする…。
そんな中でも見つけたのが「CRESTA Marang Gardens」という高級ホテルに併設しているキャンプサイト。
キャンプだけで一泊150プラ(1,500円)らしい!
でもそれ以外の選択肢がない!
バスターミナルからはそこそこ離れていたので、タクシーで向かった。
言い値が25プラ(250円)。いくつかタクシーに声をかけたけて頑張ったけど、20プラ(200円)にしか下がらない。どうやら政府がそう決めてるんだとか。
みんな口を揃えてそう言う。
4kmくらいなのでマウンだったら5~10プラ(50~100円)くらいだったけど、まあ大きい街だからちょっと高いのかなーとか思って、20プラ(200円)でキャンプサイトまで。
あとから知ったが本当は5プラ(50円)くらいが相場らしい!
「今回は20プラでいくけど、次回は25払えよな!」なんてもっともらしく言うから騙されちまったよ!
4倍とはけっこうなボッタクリだなあ!!
「CRESTA Marang Gardens」は、僕が入るには場違いなくらいな高級そうなホテルだった。
朝食の値段を訊いたら120プラ(1,200円)だって。
流石ボツワナ、観光客相手の物価は高い!!
それでもキャンプは150プラ(1,500円)で、Wifi、電源、ホットシャワーあり!
「地面が硬いから下に敷くためのブランケット貸してくれない?」って訊いたら「ブランケット付きの部屋は500(5,000円)プラはするよ」って言われて借りられなかったけど、ブランケットを敷かなくてもいいくらいに地面は芝生でふさふさ!
値段が高いだけのことはある。これまでで一番いい芝かもしれない!
ちなみにここ、宿では珍しくクレジットカードが使えます。
…この宿代のためにさっきバスターミナルでお金降ろしたんだけどね…。
まあ良いけど。
ということで今日はここに泊まり、明日にはジンバブエ入りします。
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