幻の蝶の森とは??
前日、メキシコシティから世界遺産の古代遺跡 エル・タヒンに行った話はこちら↓
2020.2.8
今日はメキシコを存分に観光できる最後の日だ。
明日は夕方の便でカナダのトロントに帰らなくてはならない。
観光最終日で何ができるかすごく考えたけど、オアハカで一緒にモンテ・アルバンに行った台湾人にすすめられた「蝶の森」なる場所が気になって仕方ない。
何でもこの冬のシーズンに、オオカバマダラと言う種類の蝶がメキシコの特定の森に集まるんだという。
大量に集まった蝶が樹々を覆い尽くし、空を埋め尽くし、それはもう珍しい光景らしい。
僕もその話を聞いてめちゃくちゃ気になっていた。
蝶の森はかろうじてメキシコシティから日帰りできる(失敗しても、翌日の午前中には帰れる)場所にあるらしいので、せっかくならとチャレンジすることにした!
蝶が集まる森はいくつかあるらしいが、ネットで調べて一番代表的(?)そうだったアンガンゲオの森を目指す。
メキシコシティからバスで蝶の森があるアンガンゲオへ!
メキシコシティからはまず、西バスステーション(Poniente bus station)というバスターミナルから出ているシタクアロ(Zitácuaro)行きのバスに乗る。
2時間ほどバスに乗って、シタクアロのバスステーションへ到着。
ここからはミニバスに乗り継いでアンガンゲオ方面へ!
久しぶりの満員のミニバス。アフリカ以来かもしれない笑
アンガンゲオの街でバスからおろしてもらう。
アンガンゲオは蝶の街
アンガンゲオはなぜかすごくカラフルな街だった。
キューバでこんな街あったなあ。たしか。
電柱に蝶のしるし!
どうやら蝶の森はここで合っているらしい!
アンガンゲオについたときにはもう昼過ぎになっていたので、とりあえずタコスで腹ごしらえ。
そういえば朝イチで出てきたのに結構時間がかかった。
これは今日のうちにメキシコシティに帰れるかどうか。。
アンガンゲオはすごく牧歌的な田舎町だった。
観光客も街中にはあんまり見られず、落ち着いた雰囲気がいい。
少し街なかを散歩してから蝶の森の方へ!
こっちはだいぶ観光地っぽくなっている!
チケットを買って森の中へ。
森の中は保護区になっていて、限られた場所にしか行くことができない。
こんな感じで完全に順路ができていて、指定された場所を歩いて進んでいく。
森の入り口から少し進んだあたりから、ちらほらオオカバマダラが見られるようになった。
街なかにあった飾りと一緒の色だ。
進むごとに少しずつ見れる数も多くなってきて、飛び交う蝶を楽しめる。
ちょうど一時間くらい行ったところで、順路は行き止まりに!
行き止まり付近から一気に蝶が増え始めて、樹々を覆い尽くす蝶が!
おぼろげだけど、この木の黄色い葉っぱっぽいやつは全部蝶です。
少し遠くて見にくいけど、肉眼だと蝶がうじゃうじゃうごめいているのがわかる!
画質が悪いスマホのカメラしか無かったのが残念だ!
空にも蝶が舞っている!
強風で葉っぱが飛ばされているわけじゃありません笑
空を埋め尽くすと言うにはちょっと足りないけど、これでもかなり異様な光景で結構面白い。
ここから先が本当に蝶密度がすごい場所なんだろうけど、ここは国に指定された保護区なので、ここから先へは行くことができない。
テレビとかで見るのはこの先の光景なんだろうなー。
まあこれだけでも随分見応えはある。
このあとは来た道をもどり、無事なんとかメキシコシティに帰り着くことができた。
蝶の森を出たのが6時ころだったので、「これはヤバいかな?」と思ったけど、シタクアロからメキシコシティのバスが7時ころ発で出ているものがあったので助かった。
夜真っ暗になった頃にメキシコシティの西バスターミナルに到着。
これで長いようで短かったメキシコでの観光は終わり。
すごく名残惜しいけど。
あとは明日カナダに帰るだけだ。
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