キューバ④ ハバナでの唐突な出会い

ハバナの旧市街 キューバ
ハバナの旧市街

◆ルート

日本→中国→ベトナムラオス→タイ→ミャンマー→日本→ウズベキスタンキルギスカザフスタン→日本→イラン→UAEイスラエルパレスチナ→ヨルダン→エジプト→スーダンエチオピアジブチソマリランドエチオピアⅡ→ケニアウガンダルワンダブルンジタンザニアモザンビーク→マラウイザンビアジンバブエボツワナジンバブエⅡ→モザンビークⅡ→エスワティニ→南アフリカ→レソト南アフリカベラルーシウクライナモルドバ沿ドニエストルモルドバⅡ→ルーマニア→イギリス→アイルランドキューバ

ハバナ

キューバ西部にあるキューバの首都。

キューバの人口の2割が集まる大都市であり、国外からの輸入品の90%を受け入れるハバナ港がある。

長くスペインに支配されてきたため、市街にはスペインコロニアル様式の建物が数多く残り、旧市街全体が世界遺産に登録されている。

◆2019.6.22

今日はレメディオスからハバナに移動する。

移動手段はシェアタクシー!

昨日街をふらついていたときに、シェアタクシーのドライバーに声をかけられていたのだ。

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とりあえず朝飯を食べ、

朝8時に街の中心の公園に集まって、ドライバーと合流!

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近くにいた兄ちゃんたち。

太鼓を持って、叩いていた。

昨日披露でもしたのかな?

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そして他の客とも合流し、ハバナを目指す!

ちなみに値段は25CUC(2,500円)。

まあハバナサンタクララ間のバスが18CUCでそこから更に遠くに来ているから、妥当な金額だと思う。

5時間くらいタクシーに乗って、ハバナの旧市街へ到着!

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とりあえず街の中心街に降ろしてもらった。

時刻はちょうど昼どき。うだるような暑さが身体にきつい。

急いで宿を探して休もう。

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街を歩きながら、カサのマークがある宿を探す。

いっぱいあるんだがやっぱりどこも高い。

どうやら1泊の相場は20CUC(2,000円)みたいだ。

3泊45でどっか見つからないかなーと歩きまくる。

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通りで売っていた葉巻!

キューバ産の葉巻は高級品!

1本1CUC(100円)とか言われたけど、流石にぼったくり価格だよね?

「今日まではフェスティバルで安いんだよ!」とかいうキャッチの常套句には騙されない。

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日本のゴミ収集車。

ジブチでもみた。

暑さも限界。ちょっと休憩がてらファストフード店に入る。

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サンドイッチ2CUC(200円)。

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普通にコーラがあった!

これはメキシコで作ったものを輸入しているらしい。

デザインが独特。

ハバナには他にもファンタや7UPもありました。

なんだ、あるんじゃん。

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再び旧市街を宿を求めてさまよう。

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クラシックカー

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アメリカ&イギリス柄のシャツの人。

キューバではけっこうアメリカ国旗柄の服を着た人を見る。

通りで歩いていたら宿の客引きに捕まった。

なんでも安い宿を紹介してくれるらしい。

とりあえずついていってみる。

着いたところはもちろんカサ。

カサのうちのおばちゃんが僕を中に招き入れ、部屋を紹介してくれた。

でこれが、部屋に入ってみたものの先約がいたのだ!

そもそもカサって一般家庭の一部屋だからね。

部屋数も最大2~3くらいだし、当然すぐいっぱいになる。

部屋にいたのは僕より少し年下くらいの女の子だった。

このとき僕はこの子をこの家の娘さんだと思ったのだ。

なんか見た目キューバ人ぽいし、普通にスペイン語でおばちゃんと会話しているし。

でっかいキャリーケースの中身を部屋にぶちまけてるのを見て、「あ、この家の娘が夏休みで里帰りでもしてるんだな」と思った。

宿が満室みたいなので僕が帰ろうとすると、カサのおばちゃんがなにか言ってくる。

スペイン語はわからない…。

翻訳アプリでも使うか、なんて思っていたら娘のほうが英語で話し始めた。

どうやら通訳してくれているらしい。

「部屋をシェアしたらどう?って言ってる…。」

確かにツインルームだけどさあ…。

いやいやいくら自分の娘でもでしょ…。

「いやいやちょっと…。」

おばちゃんと客引きがなにか相談し始める。

その間僕はその子と話していた。

どうやらその子はキューバ人じゃなくてスペイン人だったらしい。

そりゃ英語も話せるはずだ。

だけど両親がキューバ人×アメリカ人で、生まれがキューバ

3歳までここハバナに住んでいて、それからバルセロナに移住したのだそうだ。

(そこまで聞いても僕は、「この家の孫とか姪とかなのかな」なんて思っていたが、どうやら全然関係ないことが後で分かる。)

ずーっとスペインに住んではいても、数年に一回帰省するつもりでキューバには遊びに来ているんだそうだ。

僕が日本人だと言ったらなぜかすごく喜んでいた。

日本のアニメと韓国のアイドルが好きなんだそうだ。

へー。なんてそんな話をしていたら、客引きが「他の宿に案内してやる」という。

あーこの子とはここでお別れかーと思いながら、客引きに案内されて部屋をあとにした。

そして客引きが連れて行ってくれた部屋は、同じ建物の1つ下の階の部屋だった。

何だよ!

マンションみたいな建物だったので、別の家庭が住んでいたわけだけど部屋の構造とかは一緒。

さっき案内された部屋のちょうど真下の部屋を3泊45CUC(4,500円)で紹介され、OKすることにした。

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バルコニーからの眺め。

ハバナ旧市街はカラフルな街だ。

部屋でシャワーを浴びて落ち着いたあと、何をするか考える。

まだハバナについては何も知らない。

Wifiスポットを探して、街の見どころでも探すか。

・・・なんて考えていたらさっきの子のことを思い出した。

あれ?普通に彼女にガイドしてもらえばいいんじゃね?

なんか、頼めばしてくれそうな雰囲気だったし!ハバナもけっこう知ってそうだし!

すぐに1つ上の階に行って、ドアをノックする。

出てきたおばちゃんに、さっきの子と話せないか聞いてみると快く中に入れてくれた。

彼女にハバナの案内をお願いすると、彼女は相当びっくりしていたようだったけど、快くOKしてくれた。

30分後、まだまだ暑いハバナの街を二人で歩き始めた。

ガイドと言っても、僕も特に目的がないし、彼女もそんなにハバナを知っているという感じじゃなかった。

(今から思うと数年に1回来てるというのが、聞き間違いだったのかもしれないというくらいに。)

とりあえず市街をだらだら歩く。

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何故か日本&キューバ国旗。

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サムライ!

支倉常長という人。

なんでも日本がスペインと交流を持ち始めた時期に、使節団員として、カリブ海を通ってスペインまで行った人らしい。

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ケマルアタチュルク!

トルコの初代大統領です。なんでここに像があるのか不明。

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でっかいホテルの最上階から!カリブ海がよく見える。

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旧市街とはちょっと違った建物。

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ちっちゃいポニー!

手を振ったのに反応なし!なぜか僕らをカラーコーンのようにしてターンして帰っていった。

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怖い壁画。

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これがなんでも有名な病院らしい。(詳しくは忘れたが…。)

チェ・ゲバラは医師だったので、キューバ革命後は医療分野の発展にかなりの力を注いだらしい。

そのためキューバは医療大国と言われている。

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ローカルなバー。

ハバナでは観光客が使う店と地元民が使う店がはっきり別れている。

ここはローカルっぽく見えたけど、値段はまーまーだったな。

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派手ーなアート!

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なんとなくエジプトにありそうな建物。

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ド派手な車がズラッと。

あてもなく、ダラダラ話をしながら歩いたり休んだりを繰り返した。

まあたまにはこういう時間があってもいいよね。って思う。

暗くなるころ、宿に戻って今日はおしまい。

どうやらガイドさんは明日も暇みたい。

まー今日の感じだとガイドをお願いする必要もないんだけど、僕が少し行きたいところがあるという話をしたら、流れで明日一緒に行くことになった。

ハバナ1日目はこうして終了。

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