◆ルート
日本→中国→ベトナム→ラオス→タイ→ミャンマー→日本→ウズベキスタン→キルギス→カザフスタン→日本→イラン→UAE→イスラエル・パレスチナ→ヨルダン→エジプト
◆2018.12.31-2019.1.1
カイロについて3日目。
今まで連泊していたスルタンホテルを後にすることにした。
理由はちょっと汚すぎたのと、たまにシャワーからお湯が出なくなるのが気になったので。
まあカイロには長く居ることになるし、ずっとここはきついかなと言うことで。
移動先はカイロについたときもともと泊まる予定だったサファリホテル。
ただ今までのホテル同様これも一悶着あって、
朝一でサファリに顔を出して空き部屋があるか聞いたときは「空き部屋あるよー。でもチェックインは12時からだからちょっとまってねー」って言われたんです。
なのでバッグをフロントで預かってもらい、この時点でパスポートを見せてコピーまで取ってもらっていた。
・・・のにもかかわらず12時過ぎにサファリでチェックインしようとすると、空きベッドがないとのこと。
「お前本当に予約するって明言したのか??」って言われて、「あれで予約扱いになんねーならなんで勝手にパスポートの写真撮ってんだ!!」ってブチ切れて食い下がってたら、もう一回空き状況調べて「やっぱベッド一つ空いてたわ」などとのたまう。
ほんとエジプト人てクソ。
「ごめんね~」って日本語で言われたけど全然気分は晴れない。
年越しはピラミッドにでも行こうかと思っていたが、諸事情あって意気消沈。
ふつーにカイロ市街ですごすことにした。
夕食はエジプトのソウルフードのコシャリ。
パスタとかお米を混ぜたものの上に香ばしいやつがいっぱい乗っけてある。
トマトソースとお好みで酢(?)をかけて食べる。
隣の子供が酢をドボドボかけて食べてたが、真似してみるとけっこううまい。
夕食を食べ終わってダラダラしていると同宿の日本人から、年越しは花火が上がるらしいという噂をきく。
てかエジプトってムスリムだから年越しとか全然関係ないはずなのにそんなのあるのかね?
彼ら今日も明日も普通に仕事あるんだよ?
まあ観光大国だし観光客用にあるのかも!ということでみんなで見に行くことに。
宿を11時ころに出発。
1人のスウェーデン人が「コンチネンタルホテルの屋上にバーがあって、そこで花火を見れる!客じゃなくても俺なら侵入できる!」みたいなことを言い出し、みんなでついていくことに。
外に出るとけっこう人が居た!
もともとカイロって夜行性の都市みたいな感じで、普通のお店もけっこう夜遅くまでやってるし人も深夜まで出歩いてるんですが、流石にこれは異常。多すぎ。
みんな年越しを意識しているらしい。
ちらほら見るのが、まだクリスマスムードを引きずってるやつら。
コンチネンタルホテルに到着。
堂々と正面から侵入してエレベーターで屋上階に行こうとするも、ここのエレベーターってカードキー持ってないと上の階に行けないらしい。
頑張って他の客が乗るエレベーターに乗せてもらって上を目指すも、最上階付近に行く客は現れず…。
何度か地上階と5,6階くらいを往復していたら警備員に見つかり、半ばつまみ出されるように地上階に戻されてしまった。
そもそも最上階にバーなんてあるのかね?
近くのスタッフに聞いてみると、普段はあるけど今日は閉じているんだと。
理由は寒いからだそうです。
そうこうしているうちに年越し5分前。
屋上から見れなければ外で見るしかないので、急いでホテルから出て近くの河原に移動。
年越しに合わせてみんなでカウントダウン。
5、4、3、2、1、のあと空を見上げる。
が。花火なんてどこにもなかった。
どうやらガセだったらしい。
急いだ分損した。
川沿いはこんな感じでけっこう綺麗。
そこそこ人はいたので花火見に来ているのかなーって思ってたんだけど。
ちなみに僕ら以外は誰一人カウントダウンなんてしてなかった。
騒いでるガキンチョたちはいっぱいいて雰囲気は年越しなんだけど、年越しのタイミングとかはどうでもいいらしい。
近くのでかいスクエアにもいっぱい人がいた。
何回か若者グループに絡まれ、もみくちゃにされた。
一緒に写真取ったり、担ぎ上げられたり、いやってくらい絡まれた。
てかこういうときにケータイとかすられたら全然気づかないし、気づいても対応できないね。怖い怖い。
そんな感じのカイロの年越しでした。
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