イランでは闇レートが存在する!驚愕の事実発覚。イランは物価天国。

エスファハーンのモスク アジア
エスファハーンのモスク

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衝撃の事実発覚! イランの闇レートは衝撃の数字だった!

前日イマーム広場の観光をして終わらなかった話はコチラ↓

エスファハーンは世界の半分!巨大なイマーム広場と観光させてくれないイラン人
今日の旅情報 これまでのルート 日本→中国→ベトナム→ラオス→タイ→ミャンマー→日本→ウズベキスタン→キルギス→カザフスタン→日本→イラン イマーム広場 サファヴィー朝の首都を建設する際に都市の中核として建設された、周囲をモスクや宮...

2018.12.3

今日もエスファハーン観光です。

昨日行けなかった所に行ってみます。

観光に行く前に宿をチェックアウトします。

1泊6ドルで2泊したので、支払い金額は12ドルのハズ。

ドルで払おうと思ったのですが、ふと頭をよぎったのは昨日の裏レートのこと。

一応確認しておこうと思い、「レアルで払うといくら位っすかね?」と聞いてみる。

公定レートは1ドル42,000レアルなので、12×40,000くらいで480,000ちょいくらいかなあと思っていたんですが、

「レアルだとこれだよ」と、宿の人が見せてくてた金額を見て仰天。

予想していた金額は

な、なんと予想していた金額の3倍の1,440,000レアルだったんです!!

そう。現在の実質レートは1ドル=120,000レアル。

なのに今まで1ドル=42,000レアルとか、それよりちょっと高いかなあくらいに思っていた。

そうなると僕は空港について100ドルを公定レートで両替した時点で、100ドルを30ドル分くらいに減らして、あの時点で7000円くらい損してたことになる。

し、しらなかった~~…。

あとからハディ(テヘランで一緒に行動したシンガポール人)に訊いたら、彼も知らなかったらしい…。

ネットで調べても、実質レートと公定レートにこんなに差があるなんて全く情報が出てこない。

最近一気に変動したんだろうか…。

でもこうなってくるとこれからレアルをドルに換算するときにはどっちで考えればいいんだ…。

それと今持っているレアルの価値って…。

お金の価値って一体何なんだろう?

それはそうと、これにより一気に値段の見方が変わりました。

イラン、めちゃくちゃ物価安いです!!

どのくらい安いかというと、

安宿(朝食付):5ドル~7ドル

ファーストフード(でっかいサンドイッチとかハンバーガー):0.5ドル以下

レストラン:1ドル~2ドル

観光スポット:1ドルちょい

などなど…。

ぶっちゃけ10ドルちょいあれば1日生きてけるし、観光もできます。

恐ろしいところですわ…。

エスファハーンのアルメニア地区 バンク教会にいく

まずは街のアルメニア地区にある、バンク教会というアルメニア教会に行きます。

ここエスファハーンが首都として栄えた16~17世紀、たくさんのアルメニア人の職人たちが街の繁栄のために招かれたらしいです。

そのため街にはアルメニア人が住む地区があり、そこでは教会を建ててキリスト教を信仰することを許されたんだとか。

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アルメニア地区。

道の感じとか町並みも、心なしか西洋に寄っている気がする。

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入り口右下に何故かスタバのマーク。

警察的にはこれはOKなんですかねえ。

そういえば、以前はコーラやファンタもこの国では全く見られなかったらしいですが、今回の旅では普通にどこでも売ってましたね。

ちなみにイランの人たちにアメリカの印象を訊くと、若い人たちは割とアメリカ好きが多いっぽかったです。

「イランはテロリスト、アメリカはヒーローだ!」なんて言ってる人も何人もいました。(まあ冗談だと思いますが…。)

中年以上の人は、反米親米半々て感じでした。

ただ現米大統領に対しては、みんな反感を持ってるみたいでした。

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こちらがバンク教会の入り口。

観光地なので入場料を払って中に入ります。

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教会といえど、半分モスクみたいな感じですね。

なかなか興味深い…。

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教会内部はなかなか見事なもんです。

1枚目の写真の天井の感じとかは、やっぱモスクっぽいですね。

多分あそこが屋根の上にポコッと丸く出てる所です。

教会の隣には博物館もあって、教会にまつわる展示が見れます。

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こちらは聖書、ではなくてPrayer bookと呼ばれる物。

なんでも、教会で行われる礼拝についての取り決めとかが書かれた本らしい。

世界一小さい祈りの本や髪の毛に書かれた祈り

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世界一小さいPrayer bookなんてのもありました。

写真じゃちょっとサイズ感がわかりにくいんですが、重さが0.7g、縦の長さが5mmくらいだったと思います。

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へんな顕微鏡も。

覗いてみると…

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なんか字が書いてある?

これは髪の毛にお祈りの言葉が書かれた物らしい。

どうやって書いたのかは謎です。

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アリカプ宮殿の模様になってた楽器かな。

やっぱりめちゃくちゃ優しいイラン人 なぜか通りがかりの人に食べ物とお金をもらう

教会を見終わった後は、昨日行けなかった東側のモスクには入るために、イマーム広場に戻ります。

教会の人に教えてもらったバス停でバスを待っていたんですが、全然バスが来ない。

昼時になっても来なくてお腹をすかせていたら、一緒にバスを待っていた女性2人組がサンドイッチをくれました。

本当にありがたくいただきました。

さらに少しお金も渡そうとしてくる…。

言葉は通じなかったので、なぜお金をくれるのかはよくわからない。

さすがに遠慮して受け取りませんでした。

なんでここまで言葉が通じない、知らない人に親切なのか?

彼らの宗教観に根ざす所があるのか?

イスラム教を学んだら理解できる様になるんだろうか。

…しかし待てどもバスは来ず。

通りがかりのタジキスタン人の留学生がイマーム広場までバイクで送ってくれたので、なんとか再びイマーム広場にたどり着くことが来ました。

再度の訪問!イマーム広場! シェイフ・ロトフォッラー・モスクへ!

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昨日行けなかった、イマーム広場の東にあるシェイフ・ロトフォッラー・モスクの入り口。

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中はホール状になっていて、昨日のアプカリ宮殿同様、エコーが綺麗に響きます。

イマーム広場の近くには他にもモスクや宮殿があるんですが、そろそろ満足してきたので今回はこれでやめときます。

まあ次回にとっておくつもりで。

ゾロアスター教の寺院 アーテシュガーフ

そして次は市街から少し離れた場所へ。

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こちらが郊外にある、ゾロアスター教の寺院です。

小高い山の上にあるので、自力で山を登ります。

イスラム教が入ってくる前、ペルシャ帝国ではゾロアスター教が国境として信仰されていたらしいです。

そのためゾロアスター教の寺院がいくつか残っているみたいです。

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山を登ろうとしたら馬がいました。

どうやら1ドルくらいで馬に乗って登れるらしいです。

ちょっと今回は節約のためパスしましたが。

10分ほど、岩山を登って寺院まで来ました。

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正直モスクとかと比べるとしょぼい…と思いましたが、ペルシャでゾロアスター教が信仰されてたのってせいぜい日本で言う弥生時代くらいまでらしいですね。

まあそれならこのショボさも納得。

ゾロアスター教の寺院には必ず火が常に灯されていたらしいです。

そのためこの施設の中でも、火が燃やされ続けていたんでしょう。

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景色は良かったんで、登りに来て正解でした。

ミナレットが揺れる?シェイキングミナレット

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近くにあったシェイキングミナレットと言われている所。

2塔のミナレットが特徴的で、片方のミナレットを揺らすともう片方も一緒に揺れるんだそう。

20分に1度、スタッフが登って揺らしてくれます。

・・・と色々観光してエスファハーンを堪能しました。

知り合ったイラン人ご飯を食べるが、いろいろあり…アフワーズへ向けてバスに乗り込む

今日はここを離れ、アフワーズというところに夜行バスで移動します。

その前に最後に、昨日バスでたまたま知り合った人と夕食を食べに行きます。

たまたまバスで隣に座って仲良くなって連絡先を交換していたんです。

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彼おすすめのピザ屋に。

ここは持ち帰り専用の人気のピザ屋らしいです。

ピザをテイクアウトして彼の車で一緒に食べる。

その後、アフワーズ行きのバスが出るバスターミナルまで送ってもらいました。

が、バスターミナルについて車から降りるときになって彼が、

「俺、今度注射打たなきゃ行けなくて…お金がないんだよね…ちょっと助けてくれないかな…?」

え!?まじかよ!!

タカりだったのか!!

この流れはやばい。

「そうか!じゃあもう時間だから行くわ!日本に来ることがあったら連絡ちょーだい!じゃ!」

と言って速攻立ち去りました。

危なかったなーと思いつつバスターミナルでバスを待っていると、彼から「どこにいるんだ?」みたいなメールが何通か来る。

返事なんてするわけねーじゃんと思っていると、バスターミナルに彼の姿が!

どうやら追いかけてきたらしい。

追いかけてまで来るとは思っていなかったので見つかってしまい、「タクシー代を払え」だの「奢るつもりじゃなかった」だの色々言われました。

こっちも反論しましたがあまりにもしつこい。

確かに食事代は出してもらっていたので、仕方なく自分の分の食事代だけ叩きつけて帰ってもらいました。

めちゃくちゃ不快な気分になったので、これを払うだけでも癪だけど。

その後何度も、勘違いさせてすまないみたいな謝罪のメールとか、また会いたいみたいな内容のメールが来ました。

一体どういうつもりなのか。

本当に理解に苦しむ。

彼が最初から注射代をたかるつもりで近づいてきたのかは不明です。

そうだったとしても手慣れた、観光客相手のこういうことで稼いでるプロではないんでしょう。

(昼間の仕事は別であるようだったし、会った場所もバスの中。観光客を探すような場所じゃないので。)

だからこそ、全然危ない人オーラがなくてわからなかった…。

最初は普通に仲良くするつもりだったけど、途中から「あれ?こいつ金持ってそうじゃね?」って気が変わっちゃったんじゃないかなと思う。

というかそう思いたい。

宝くじに当たったことを友人に言っちゃったときの感じってこんな感じなのかね?

アフワーズへのバスは予定通りに出発。

バイバイ、エスファハーン。

翌日の記事はコチラ↓

世界遺産!シューシュタルの歴史的水利施設とアフワーズの街
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