今日の旅情報
これまでのルート
日本→中国→ベトナム→ラオス→タイ→ミャンマー→日本→ウズベキスタン→キルギス→カザフスタン→日本→イラン→UAE→イスラエル・パレスチナ→ヨルダン→エジプト→スーダン→エチオピア→ジブチ→ソマリランド→エチオピアⅡ→ケニア
ナイロビ
東アフリカの中心的都市であり、多くの国際機関の本部や事務所が存在する。
近年は治安が非常に悪化しており、アフリカの三大凶悪都市の一つと言われるほど。
(ちなみにほかは、南アフリカのヨハネスブルグとタンザニアのダルエスサラーム)
薄暗い凶悪都市ナイロビにほっぽりだされる 場末感が凄まじい
前日、モヤレの国境を夜行バスで出発した話はコチラ↓
2019.2.21
バスの中で運転手に起こされて目を覚ます。
どうやらナイロビに着いたらしい。
そして時計を見て愕然。
午前2時だって!?到着時間は6時ころだって言ってたじゃん…。
この時間にナイロビにほっぽりだされたらどうすりゃいいの?
困っていると、運ちゃんが「朝までこのバスで待機してていいよー」と言ってくれた。
助かった…。
とりあえずもう一眠りすることにする。
ちなみに、あとで宿で会った人たちに聞くと、大体みんなこの時間についたらしい。
なぜ6時と言うんだ6時と。
しばらく寝ていたが、7時ころバスからほっぽりだされた。
なんか場末感がすごい…。
ここはダウンタウンから4、5km離れた場所みたい。
中心部からそんなに離れてないはずなのに、この時間にしては人通りが少ない。
それに女性、子供はほぼいない。
確かに治安はあまり良くなさそうな気はする。
てかナイロビの朝はけっこう肌寒い。
赤道直下の国なのに…。
調べたら標高1,600mもあるんだ。どうりで。
モヤレレストラン。
モヤレホテル。
なぜだかモヤレ推し。
モヤレ行きのバスはだいたいここあたりから出発するらしいけど、店名までそれにあやからなくても良いんじゃない?
ナイロビにはちっちゃいカジノがいっぱいある。
とりあえずお腹が空いたので、近くの露店でチャパティとチャイをいただく。
チャパティってインドの食べ物だと思ってたけど、ケニアでも食べれるみたい。
ケニアはイギリス領だったので、鉄道建設時にたくさんインド系が移住してきたらしい。
その影響かも。
味はインドで食べたチャパティより、甘くて断然うまかったが。
今日の宿はダウンタウンの中心にある「New kenya lodge」という日本人宿にする予定。
4kmくらいなので歩いていけそうだったけど、外務省から「近づかないでくれ」と言われているくらい危険なダウンタウンにあるということで、非常に不本意ながらUberでタクシーを使うことに。
1回ちょっとケチってバイタク呼んだんだけど、どうやらダウンタウンの中心部はバイク禁止地帯らしく断られ、普通のタクシーを呼ぶ羽目に。
Uberは安全とは聞くけど、個人的には現地人と密室にいるのが怖いんだけど…。
とはいえ何事もなく宿に到着。
ナイロビの定番宿!ニューケニアロッジでゆったり
この看板が目印です。
New kenya lodgeはオーナーは日本人じゃないが、なぜだか日本人宿泊客が多い宿。
僕が着いたときは日本人は3人かな?(日本人以外も5人くらいいたから、そこまで日本人が多いわけじゃない。)
それから入れ替わり立ち替わりで大体5人以上はいたと思う。
でも、だいたいの人はマサイ・マラというサファリツアー(2泊3日)に行っちゃっていて、宿にいるのは1,2人とか。
ツアーが終わるとバーっと人が帰ってくるんだけど、だいたいの人はそれですぐ出てっちゃうから、入れ替わりが激しい!
まあ危険なとこには長居したくないもんね。
とりあえず宿にチェックインも完了。
まる2日に渡る移動が超疲れたので、今日は宿でゆっくりすることに。
宿ではなんと最近南スーダンに入国したアメリカ人がいた。
なんでもウガンダ側から入ってスーダンに抜けたらしい。
内戦が一応終結したとは言え、ナイロビなんか比じゃないほど治安が最悪なのに、チャレンジャーすぎるだろ。
僕もソマリランド入ったことで、「逆の立場」の南スーダンにすごく興味を持っていろいろ調べたんですが、今回はパスすることにしました。
なんでもジュバ(南スーダンの首都)にあるcrown hotelというホテルに頼むと、兵士や交通手段の手配をしてくれるみたいだし、受け入れ機関(Visaの取得に必須)にもなってくれるみたいなんですが、空路で行って空港発着で観光するならまだしも、陸路での行き来は難しいだろう(できたとしても、すごく高額になりそう)ということでパス。
南下したあとも未練があったら、南アフリカからジュバに空路で飛んでみます。
ナイロビのATMで貴重なUSドルを補充する!
昼飯は宿にいた日本人の方と一緒に外へ。
レストランを探しながらいろいろ街を紹介してもらった。
ダウンタウンは危険と言われるが、正直そこまで危険な感じはしなかった。
(この時点ではカメラを出して写真を撮る度胸はなかったが。)
まー人通り、車通りは多すぎて歩くのは疲れるし、スリ、ひったくりはしやすいだろーなーと思うけど、凶悪犯罪が起きそうな感じではない。
聞いた話だと、警察はすごくタチが悪く、いろいろ難癖つけて賄賂を要求したりしてくるらしいが、それ以外はそんな危険じゃないとのこと。
特に旅行者はパスポート(もしくはコピー)を携帯してなかったり、公共の場所の写真を撮ったりすると、しょっぴかれるらしい。
後者の写真ダメって話は僕も途中まで知らず、この日の翌日とかはけっこう撮っちゃってましたが。
昼飯の後は、銀行に行ってATMからドルをおろした。
ジブチでもけっこうドルを降ろしたけど、ジブチでけっこう使っちゃってたんです。
ここナイロビでもドルが下ろせる(しかもこの先ジンバブエまで下ろせる場所がない)ということで、念の為補給しておくことに。
確認したらまた600ドルくらい持ってたけど…。
けっこう闇レートがある国多いし、ツアー代とかサクッとドルで出せると楽なんだよね~ということで+800ドル。
なくしたら損失半端ないけど!
逆に分散してるので、このくらい持ってないと、分散した一部がなくなったときにきつい。
場所は、「Kenya Commercial Bank, Kencom Branch」という銀行支店のATM。
店舗の北側と南側にATMコーナーがありますが、南側です。
6つくらい並んでるうちの2つだけ下ろせる。(一つはドル、シリングと書いてあるが、もう一つはシリングとしか書いてないけど下ろせる。)
僕はおろせましたけどこれも運次第。
僕がいるときに何人か日本人がトライしてましたが、ぶっちゃけ成功率50%くらいでした。
需要があるからかすぐドルが空っぽになってしまうらしい。
ケニア料理の絶品卵!ティラピアもうまし!
夜。
ナイロビ市街を1人でフラフラする。
ナイロビのストリートフードはこのソーセージと卵。
ソーセージは普通のソーセージ(あまりうまくはない)んですが、卵は絶品。
卵を2つに割って、薬味(トマトと唐辛子と玉ねぎとかを刻んだやつ)を挟んで、塩を振って食べます。
1個20シリング(22円)。
ナイロビ滞在中に何回も食べることになる。
夕食はティラピアと言われる魚のまるごと焼き。うん!ご飯にあってうまい!!
これで380シリング(420円)。
ぶっちゃけエチオピアから来ちゃうと物価はちょいと高いです。
という感じで、ナイロビ1日目はまったり過ごした。
翌日の記事はコチラ↓
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