◆ルート
日本→中国→ベトナム→ラオス→タイ→ミャンマー→日本→ウズベキスタン→キルギス→カザフスタン→日本→イラン→UAE→イスラエル・パレスチナ→ヨルダン→エジプト→スーダン→エチオピア→ジブチ→ソマリランド→エチオピアⅡ→ケニア→ウガンダ→ルワンダ→ブルンジ→タンザニア→モザンビーク→マラウイ
◆2019.4.8
今日もリロングウェ観光します。
実はおととい会っていたJICA隊員が街を案内してくれるという。
まあ、実はちょっと無理やり頼んだ感じだったんだけど、こちらとしてはありがたい。
最初の目的地はマラウイのタバコ工場。
ここマラウイの主要な輸出製品はタバコらしい。
まーそれも近年の禁煙ブームで怪しくなってるらしいけど。
それでも、ここリロングウェにはマラウイの主要なタバコ工場が集まっている場所があるという。
そのタバコ工場を見学できるという噂があるらしい。
なんでも他の隊員で見学した人がいたとか。
僕も前職柄、工場見学には興味あったので連れて行ってもらうことにしたのだ。
タバコ会社地帯の場所は「Limbe Leaf Tobacco Ltd」と言うタバコ会社がある所らへん。
これがマラウイ最大のたばこ会社でかつ、全業種を通しても一位二位を争う大きさの会社らしい。
よくわからない鉄塔密集地帯。
雲の感じがほんとにいい。
途中で見つけた屋台。
なんかヤギの肉を売っていたので食べてみる。
なかなかくさみも無くてうまい。
なんか足の裏が痛いなーと思ったら穴が空いていた!
4代目にして初めて穴が空くまで使ったよ…。
ちなみに、
1代目:日本から履いていったやつ
2代目:成都で買ったやつ
3代目:バンコクで
4代目:アディスアベバ
です。
タバコ工場に到着。
結論から言うと、タバコ工場はやってませんでした…。
タバコの葉っぱっていうのは、雨季に育てて乾季の始めに収穫するらしい。
そしてそのあと干して乾燥させる。
収穫から乾燥まではマラウイ中の地方でやっているので、それを全国からここに集めてきてタバコを作っている。
要するに乾季に入ってからしばらくしないとタバコ工場は動き出さない。
雨季の間、工場は「オールダウン」なんだそうだ。
そして今は乾季が始まったばかり…。
「5月の始め頃くれば、工場も動いてるから見学できるよ!」って言われました。
流石にそれまではマラウイにはいないな…。
「工場動いて無くてもいいから中見せて!!」って頼んだけど、却下でした。
無念…。
ダメだったかー。
しかしここまでせっかく来たんだ。なんか見れないかなーと思っていると、近くに「AHL Group」と言う会社のオフィスがあるのを発見!
どうやらタバコの葉っぱの市場らしいことがわかった。
見学を頼み込んでみると難なくOK!
どうやらマネージャーがJICAのことを知っていて、そのおかげでOKされたみたい。
市場内をいろいろ案内してくれました。
まータバコの葉っぱは一枚もなかったけど。
本当は、どーやら今日の午前中からタバコの葉の受け入れが始まる予定だったらしいんだけど、輸送が遅れてまだ受け入れられていなかったらしい。
ほんと惜しい!
普段の行いが悪いってことか…。
まあ空っぽの市場だけでも案内してもらえただけで満足でした。
写真もいっぱい撮らせてもらった(流石に上げないけど)。
タバコの葉っぱは塊の立方体状になって、全国から送られてくるらしい。
それをここで受け入れるんだって。
市場内にはベルトコンベアがあって、そのコンベアを通すだけで、葉っぱの重量を自動計測してメインサーバに重量情報が登録されるらしい。
そして、タバコの葉を収穫してこの市場に出荷した人は、スマホを使って自分が出荷した分の重量や売買状況を確認できるんだとか。
なんでもスマホでできるなんて進んでる。
ちなみにスマホを使って確認と言っても、そういうアプリがあるわけじゃないです。
スマホの電話機能を使って特定のUSSDコード(特殊な電話番号。)を打ち込むことで確認できるんだとか。
タバコの葉っぱを保管しておく倉庫はけっこう広かった。
小学校の体育館2つ分くらいとかかな?
その大きさにもびっくり。
あと驚いたのは、この市場から周辺の工場へ直接葉っぱを輸送するためのベルトコンベアがあったこと。
ベルトコンベアは地下や高架を通って直接各工場に葉っぱを送り届けるらしい。
すごくシステマチック!工場や市場が動いてる所見たかったなー。
まあいろいろ見れたので、そこそこ満足でした。
その後は、宿近くに戻ってきて昼飯。
白いヤツがこっちの主食のシマです。
ウガリと呼び名が違うだけの同じもの。
マラウイのシマは柔らかいことで有名らしい。
付け合せの「サポラティ」なるもの。
唐辛子とラー油、生姜などを混ぜたもの。
辛いけどシマにはよく合う。
シマ自体は味がほとんど無いけど、この定食自体はなかなか美味だった。
橋を渡って、市場の方へ。
河の畔にはスラム街。
市場の近くのモスク。
なかなかイカした門をしている。
明日ザンビアに移動したかったので、市場近くのバスターミナル(座標”-13.994267, 33.777340″)でバスチケットを買うことに。
ザンビアの首都ルサカ行きのバスチケットがほしかったんだが、30,000クワチャ(4,500円)!高い!!
今までの最高額かも!!
なんでも最近燃料が高騰していて値上げしたらしい…。
一応このルサカまでの直通バスを使わなくてもザンビアには行けるし、多分そっちのほうが断然安い。
が、乗り継ぎがめんどくさいし時間もかかる。
1日余計に時間がかかったりしたら、宿泊代、食事代含めてもほとんど変わらなくなってしまう…。
JICAの彼とも相談して、結局泣く泣く直通チケットを買うことにした。
まあ時間を金で買ったと思おう。
その後は僕の買い物に彼を散々付き合わせることに。
僕の使っているPC、Microsoft surfaceのACアダプタの接触が悪くなってきたので買い替えたかったのです。
てか実はフィリピンでも同じことがあったので、この1年で2回目だけど。
ネット見ても、やはりそういう不具合は多いようだし、飛び回ってる身としてはホント困る。
まあ国産の変なPCよりはここでも入手しやすいかなーと思ったけど、何件家電屋を回っても結局見つかりませんでした。
バスターミナル近くにあった「RadioExchange」と言う店には1週間前まであったらしいんですが、品切れになってしまったみたい…。
まーでも、ここが一番品揃えが良かったです。
仕方ない。ルサカで探すかなー。
途中で見かけたINTERCAPEと言うバス会社。
どうやらこのバスに乗ると、南アまで直接行けてしまうらしい!!
え、これ乗るとアフリカ編終わっちゃうじゃん。
それはちょっと困る…。
最後は宿に帰って、スパゲッティと言う名の焼きそばを食べて観光終了。
結局JICAの彼を一日連れ回してしまったという…。
実は彼、病み上がりみたいな状態だったんだよなあ。
ほんと申し訳なかったけど、助かったし楽しめた!!
明日は1日かけてザンビアへの移動です。
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