◆ルート
【ヤンゴン】
ミャンマーの旧首都。旧名はラングーン。
ネピドーへの遷都の理由は諸説あるが、当時の政権が軍事政権だったため、軍事的により内陸に近い都市を首都に選んだという説が有力(?)
◆2018.9.4
今日は一日寝ていようと思ったけど、起きたらまさかの5時半だった!
しかも体はピンピンしている。
どっかにでかけたい…。
ただ、外はひどい雨。
思い返せばベトナムのホイアンあたりから動きっぱなしだった気がするし、
昨日の身体に感じた違和感はたぶん気のせいじゃない。
今日はおとなしく休もうと決意。
無理やり眠ることにする。
8時ころ。
やはり目が覚めてしまう。
外は雨が弱くなっている。
そういえば朝飯付きの宿だったことを思い出し、朝食をとる。
朝食、うっすいパンだけだった…。
しかもコーヒーはもう終わってるらしい。(最初からあったのかどうかも疑わしいけど)
朝食では一緒の宿に泊まっていたナイジェリア人と少し話をした。
どうやら彼はハノイに行って英語の先生になる予定らしいが、ベトナムのビザを取得するためにここにもう1ヶ月も滞在してるらしい。
ていうか1ヶ月も待ってるくらいだったら一度国に帰ったほうが良いんじゃないか…?
ただ彼の英語は、日中韓あたりの人の発音とすごく似ていて、かなり聞き取りやすかったです。
まあ英語の先生ってこともあるだろうけど。
これは逆にベトナム行ったら苦労するだろうなあ。
ベトナム人の発音は僕らとは全然違うので。
ベトナム人の発音は、僕にはアラビア人の発音に近いような気がする。
よく、アフリカでは日本人のカタカナ英語が通じるって話を聞いたことがあるけど、あながち間違いじゃないかも知れない。
朝食をとった後、今日の宿をBooking.comで探す。
この宿もきれいな宿だけど朝食のクオリティと、なんとなく旅行者がよりつかない感じがなんとも居心地悪いんだよね。
あと共用スペースがないのがBad.
連泊する気にはならなかった。
宿が高いという噂のミャンマーだけど、流石に最大都市ヤンゴンともなれば、1,000円以下のいい宿がいっぱいある。
新たな宿を見つけて予約をした。
12時ころ、宿を変えるために宿を後にする。
ここから新しい宿は2kmくらい。
そのちょうど中間当たりに、口コミが良かった999 Shan Noodle Shopという店があるのでそこで昼を食べることにする。
ヤンゴンの町並み。
やはりここ他の東南アジア諸国と同じくコロニアル様式(植民地時代の西洋的な建築様式)の建物が目立つ。
Wikipediaいわく、ヤンゴンは東南アジアの都市で一番コロニアル様式の建物が多いらしい。
そう言われて見るとタイではこういうのは見なかったな。
タイは東南アジアでは唯一、植民地化を免れた国と言われている。
遠くに見えるのがスーレーパゴダと言われる街のシンボル。
もう少し近づいてみる。
中に入らないとよく見えないように、回りが囲まれていた…。
明日にでもしっかり見るかなー。
この近くに999 Shan Noodle Shopがあるらしいので店を探してフラフラしていると、
なにかをミャンマー語で話しかけてくる成年がいる。
「※※※※」
「何言ってるかわかんねー。」
「あれ?外国人??ミャンマー人かと思ったよー!」
「え?え?」
「今何時??」
「12時半だけど…」
「俺、学校で日本語勉強してるんだよ!!日本大好き!日本人は俺の友達さ!!」
その後も仕切りとフレンド!フレンド!を連呼してくる。
正直最初、客引きだとピンとこなかった!
だって外国人観光客なんてほとんど見かけないし、表立った客引きも全然ない。
いたって平和な雰囲気でいきなり話しかけられたからね…。
でも、”日本語話せるアピール(実際は「こんにちは」くらいしか話せない)”、”フレンドの連呼”、”「今何時?」っていう話かけ方”!!
極めつけは”俺の顔をミャンマー人だと思ったくせに、後から俺を日本人だと看破していること”!!
4役揃って満貫!!客引き確定!!
ミャンマーに来て正直ちょっと油断していたが、相手がこんなに演技が下手なヤツで助かったぜ。
彼がとりあえず目当ての飯屋まで案内してくれるというので、連れてってもらうことにする。
歩きながら彼から観光地情報を聞き出そうとするが、ネットで誰でも入手できる情報しか出てこない…。
こいつポンコツである。
歩きながら日本人の知り合いの名刺や、日本人と一緒にとった写真も見せてくる。
ハイ、これは詐欺師の手法です。
以前トルコや中国、ネパールで見た。
しかもコイツ途中で迷ってやがる。
こちとら地図はあるので、1人で行こうと思えば簡単にたどり着くことはできるのだ。
コイツを巻いて1人で行こうかなーと思ったら、いつの間にか同年代くらいの女の子が合流して、その子が僕らを先導している。
どうやらこの子も成年とは別の客引きらしく、僕らを件の店に連れて行ってくれた。
(今度は迷うことなく。)
これが999 Shan Noodle Shop。
彼らいわく、普段は日本人、韓国人、中国人でいっぱいらしいけど、僕が行ったときは少なくとも日本人はいなかったです。
(中国っぽい人が1グループいた)
この店定番の汁なし麺。
確か名前は「Shan Noodle」。値段は1,900チャット(150円くらい)。
僕が食べているあいだ中、女の子は僕にツアーの紹介をしてきた。
僕がずっと興味ないと言っていると、途中から成年が僕に代わって女の子の提案を断ってくれていた。
どうやら彼は強引な勧誘が好きじゃなく、見てられなかったっぽい。
女の子は途中から諦めたのか、自分でジュースを頼んで飲んでいるが、
成年は僕にお茶をくんだり、付け合せをくれたり色々してくれる…。
この子はもう召使いにでもなればいいと思う。
お会計。
僕の飯が1,900チャット、女の子のジュースが2,000チャットだったので、2人で2,000チャットずつ出して会計に行く。
が、合計金額は4,095チャット!
ミャンマーでは税抜き表示の店がいっぱいあるんですよね。
女の子にあと100チャットの支払いを要求するけど、全然出す気がないみたい。
タックスだって言ってるのに、取り合ってくれない。
こいつ、わかってて拒否してるな。
ちょっと強めに、半ば怒鳴るような感じで「払え!」って言ったら、それにビビった成年のほうが100チャット出してくれました。
ありがたかったが成年、君は客引きに向いていない。
後から思えばちょっとかわいそうだったな。
無理やりにでも女の子に払わせればよかったか…。
その後は新たな宿に移動。
宿に置いてあったタナカ(顔につけるヤツ)。
明日はこれを塗って外に出よ。
ということで今日は午後も宿に籠もって、溜まってたブログを書いたり、今後の予定を立てたりします。
あとPCの写真をどっかにバックアップしないと。
この旅の写真だけでもう250GB越えてるし…。
Googleフォトだと自動でバックアップを取れて便利なんですけど、微妙に画像が圧縮されて劣化しちゃうんですよね。
まあ小さな画面でみたら、肉眼ではほぼわからないくらいなんですけど、せっかく高画質で撮っているものを劣化させるというのもなんだか引っかかるし。
Amazonプライムフォトだと、アマゾンプライムのアカウントを持っている人とその家族、友人なら容量無制限で写真がバックアップできます。
知り合いにプライム会員がいるので、ちょっとアカウトを貸してもらってAmazonプライムフォトでバックアップすることにします。
でも動画は5GBまでなんですよね。
動画は本数少ないし最悪Googleフォトだけもいいかなー。
なんか安くうまく保存できる方法がないものか。
旅が終わったら、実家と自宅両方にファイルサーバでもたてようかな。
片方だけだと災害が心配なので。
そういえば、昼間会った女の子が「河の船は日本人だけ無料だ!ついてこい!」って言っていて、ウソだと思っていたんですが、調べてみたらホントみたいでした。
なんでも日本から譲り受けた船らしく、日本パスポートを見せるとタダで乗れるらしいです。
明日ちょっと試して見ようかな~。
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