タンザニア⑦ ダルエスサラームの熱帯夜

ダルエスサラームの町並み アフリカ
ダルエスサラームの町並み

◆ルート

日本→中国→ベトナムラオス→タイ→ミャンマー→日本→ウズベキスタンキルギスカザフスタン→日本→イラン→UAEイスラエルパレスチナ→ヨルダン→エジプト→スーダンエチオピアジブチソマリランドエチオピアⅡ→ケニアウガンダルワンダブルンジタンザニア

ダルエスサラーム

タンザニア最大都市にして旧首都。そして未だほとんどの首都機能を持つ都市。

非常に治安が悪く、ナイロビ、ヨハネスブルグと並び、アフリカ三大凶悪都市の一角と言われる。

赤道周辺かつ海沿いの都市で標高が低く、湿度が高い。

そのため年間を通して気温が高く、熱帯の都市である。

◆2019.3.16

正直サファリで少し疲れたものの、この客引きばかりのアルーシャの街でもう1泊したくない!

そのため間髪入れずに今日、タンザニア最大都市のダルエスサラームまで移動することにした。

チケットは昨日のうちに、バスステーション(Arusha Central Bus Station)で購入済み。

ダルエスサラームまでの直行バスで、所要時間は約12時間!

値段は少し割引してもらって30,000シリング(1,400円)でした!

出発時間は朝6時、6時半、7時の3本が出ているらしいんですが、暗くなる前にダルエスサラームに着きたいので、朝早いのは辛いけれど一番速い6時の便を予約。

そのため日が昇るよりも早くバスステーションに行って、目的のバスに乗り込んだ。

バスは時間どおり6時に発車。

一途ダルエスサラームに向かう。

f:id:sasetsu_u:20190318005423j:plain

途中の休憩所で食べたビーフ&チップス。

8,000シリング(400円)くらい。

てかタンザニア、ちょっと物価高いな…。

やっぱりアフリカ大陸は南に下るほど物価が高くなってきているみたいだ。

休憩所でゆっくりチップスを食べていたら、いきなりバスが動き出して置いてかれそうになった!

急いで手を振って走ってなんとか止まってもらってバスに乗り込む。

いつも疑問だったんだよね。

こういう休憩ってだいたい時間決まっていないし、いつもドライバーの気分とかで出発する。しかも乗客人数のチェックをする素振りもなし。

いつも乗り遅れないかとビクビクしつつ、なんだかんだ乗り遅れないもんなんだなーとか思ってたが、普通に乗り遅れることとかあるんだな…。知らんかった…!

f:id:sasetsu_u:20190318005338j:plain

午後6時ころ、ダルエスサラーム郊外のバスステーションに到着。

タクシーの運ちゃんがよってくるけど、その手には乗らない。

とりあえず走ってバスターミナルを後にする。

ここダルエスサラームではタクシーに乗っては行けないと言われているからだ。

理由はタクシー強盗が多いから。

あまりにも治安が悪いとこうなるらしい。

まあ個人的にも、見知らぬ現地人と車という密室空間に二人でいるなんてまっぴらごめんである。

どっちかと言うとバイタクとかトゥクトゥクのほうが、すぐに飛び降りることができる分安全だと思う。

とりあえずあるきながら市内バスとかを探す。

f:id:sasetsu_u:20190318005344j:plain

バスターミナルから中心街に伸びる幹線道路はドンピシャの当たりだった。

こんな感じでバス優先のレーン(左側)ができており、路面電車の駅みたいなものまである。

多分これに乗れば中心街まで行けるはずだ。

f:id:sasetsu_u:20190318005355j:plain

駅の中。

とりあえずこれでバスに乗って中心街まで到着。

目星をつけていた「YWCA」という安宿まで1kmくらい歩いて移動する。

まだ時刻は夜7時ころなのに、街には人通りがめちゃくちゃ少ない。

しかも店もほとんど閉まってるし…。

街頭の光が弱々しく光る、そんな街だった。

こりゃナイロビより治安悪そうだな。

アディスアベバのピアッサ周辺よりも来たくない所だ。

そしてここに来てめちゃくちゃ暑いのだ。

アルーシャにいたときはそこまで暑くなかったけど、それは多分標高のせいだったんだろう。

海岸沿いの標高ほぼ0mのこの都市は、ジメジメしていてなかなか蒸し暑い。

そんな空気の中を小走りで進む。

f:id:sasetsu_u:20190318005403j:plain

途中で見かけた教会。

無事「YWCA」にたどり着いてチェックイン。

食べる所がないか訊くが、どうやら今日は土曜日のためほとんどのレストランは閉まってちゃってるらしい。

ちょっと遠いけどと言われて紹介された、インド人街にある”Chowpatty”という店に向かう。

店に向かう途中の道にはヒンドゥー教のモスクやインド人学校?などがいっぱいあり、インド系の移民で溢れていた。

聞いてみると、彼らは職を探してここに来たらしい。

おそらくタンザニアは旧イギリス領だったので、鉄道建設時などにインドから作業者をいっぱい引っ張ってきたんじゃないかと思う。

どこぞの国と同じパターンだ。

f:id:sasetsu_u:20190318005408j:plain

こちらがChowpattyってよく見たらベジタリアンレストランじゃん!

普通に肉食べたいんだけど…と思ってあたりを探したが、この周辺のレストランはすべてベジタリアン御用達のレストランだった。

ええ…。

てか昔インド行ったとき、肉料理売ってるとこもちらほらあったと思うんだけど…。

だいたいどこのレストランでも「ベジタリアン」か「ノンベジタリアン」を選べたし。

(まあノンベジタリアンを選んでも、肉はめちゃくちゃ少なかったけど)

けれどここは完全に野菜しかないらしい。

なんてこった。

かと言ってこれ以外に選択肢は無いため、仕方なくChowpattyに入る。

f:id:sasetsu_u:20190318005416j:plain

カレー系で一番安かったメニュー。

名前は忘れた。値段は10,000シリング(500円)!高い!!

まあそこそこうまかったから良いけど…やっぱり肉が食べたい…。

どうやらタンザニアの店は土日は休みに入るらしい。

ということは明日も何もできずゆったりかなー。

コメント

タイトルとURLをコピーしました